まあるく整えられた松を触ったらやはり痛かった
さむいさむいと言うから寒いのよ、と言われたので、口には出さずに寒さを耐え忍んでみたけれど結局寒いから寒いでいいやんか、となった朝。まだ暖房器具は出してないのでここはお湯に頼るほかないと今日もまたシャワーを浴びた。そこからお湯で溶かすタイプのカフェオレ。
朝の時間に読書がゆっくりできればいいと思うけどなかなかできない。理想はこのカフェオレ飲みながら読みたいんだけどな。
今日は友人と会い、香川県にある栗林公園というところで散歩し、その後ルヌガンガさんにて本を買った。
広い広い公園内をひたすら歩いたけど、写真を撮ることなど忘れていて、お喋りしながらも、どこからどうみても綺麗な景色をみつめては無言になり、手入れの行き届いた場所だからこそ感じる清涼な風や、公園全体の穏やかさ、また整った雰囲気に心を浄化してもらった。
その後、やっと行けたルヌガンガさんでひたすら本棚を眺める。あーーどれもこれも面白そうだ、あれもこれも読みたい。そんなそわそわワクワクを最小限に抑えつつ(態度には出ていたかもしれない)うろうろとみまわっていると、柿内さんの『プルーストを読む生活』を見つけた。
お、おい…あるじゃないか…現物がよう……なんじゃこの分厚さ…!!
わなわなしながら手に取りパラパラ流し読むと
あーーーーん読みたい、これは面白いよねえええ絶対よねええええええ
と内心荒ぶったのだった。しかし今回は見送った。そして2冊だけ。
読みたい本ばかりあるときってまあ贅沢な悩みに変わりないんだけど、たくさん吟味した結果、気になっていた本を迎えることができて嬉しい。ルヌガンガさんにはそういった素敵な本しかない。どれもこれも興味わくし、興味がもてるような棚作りをされていると思うあるべき場所にいて、大切にされているのが伝わるのだ。
小山清さんの本は『落穂拾い』のみしか持っていないのだけど、その落穂拾いがよかったんだよなぁ、清い物語だったなぁということを思い出した。
『好きな人のことを褒めることで生涯を送りたい。』 帯より
なんて素直で優しさに満ちた言葉だろう。シンプルな一文に心がぐっと引き寄せられた。好きな人を褒めることで生涯を送りたい。随筆集となるらしい。寝る前に読もうと思う。
久しぶりに沢山歩いて、万歩計を確認したら10000歩をこえていた。綺麗な場所を歩いたので疲れを感じなかった。良い日だった。
カラマーゾフが止まっているなあと頭ではわかっていつつ、どうにか読みたいと5頁だけ読んだ昨日。5頁て。
グルーシェニカなんかかわいいな。ちょっと不器用なひとだな。そしてアリョーシャなんでこんなモテるんだろう。モテるというか愛されるというか憎まれるというか……なんにせよとても人から注目を浴びる人だなぁ。こっからどうなるんよ、これ以上拗れるの??登場人物増えたね、戸惑うわ。
じゃ、おやすみなさい。良い夢を。
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