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9月の読了本



 9月。前半は順調に読めてたのだけど、気がつけば短歌の創作で頭がいっぱいになってしまって、後半はほとんど読んでいなかった。

 さあ何冊読んでいるのだろう。私もノートを開いて確認するまでわからない。   

 いざ。


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・空ばかり見ていた   吉田篤弘

・エドウィン・マルハウス S・ミルハウザー

・罪と罰       ドストエフスキー

・残像に口紅を     筒井康隆

・ムーミンシリーズ   T・ヤンソン

  ムーミンパパ、海へ行く

  ムーミン谷の11月

・センス・オブ・ワンダー  レイチェル・カーソン

・自転車屋さんの高橋くん④

・ルックバック 

・ONE PIECE 99、100

・水の聖歌隊  笹川涼

・未成年    イアン・マキューアン

・失われた時を求めて(途中) プルースト

・カラマーゾフの兄弟1 


          計15冊(いや、13冊)でした。


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 漫画も含めてるけど。笑

 でもねえ今月読んだ作品どれもパンチが効いてたな〜〜。全部面白かった。ドストエフスキー本当すごいね。癖つよなんだけど面白い。なんていうか、罪を犯すことってこういうことです、というのも含めて、罪人に対する意識の向けかたがちょっと変わった。珍しい話ではないもんね殺人事件は。あってほしくないことだけどあるもんね。罪を犯した人の行く末って、どうなるのだろう、罪を償うのか、それとも逃げ続けるのか。いろんな道があるだろうけどラスコーくんは運よく(といえばいいのか)改心する決意が持てたので良かったけど。ドストは結構聖書と関連性の強い物語を多く描いているし、もはや聖書を抱きながら書いていたのではないかと思う。勝手な想像。カラマーゾフの兄弟もそろそろ本腰を入れて読みたいのだけど、みんなが言うようにこのカラマはきっと聖書や宗教のことを学びながら読むのが楽しい気がする。いっそ漫画版のカラマを読むのもいいかもしれないね。良い宗教の本があればいいのだけど、そもそも聖書が家にあったので読もうと思って探したらなくなっているので、あれれれ、欲しいな聖書、となっています。無宗教でも、どんな宗教を信仰していても、いろんな神様がいることを知る事は自由だし心の中で崇めておくことも自由なので世界の宗教を学んでみたいものだなあと思った。

 そうやって作品から派生していろんなことを知りたくなるし、学びたくなる。(そして増えていくのだよ、参考書のようにね)

 英語の勉強はまだ全く手をつけられずにいるけど、原文で読めるようになりたいというのは密かな夢。


 ほか、ルックバックやワンピースを読み、心にエネルギーを与えられつつ、まるハウスくんには度肝を抜かれつつ、楽しい読書をしたという記録があった。後半の短歌への追い上げで記憶が飛んでいたけれど、振り返ってみるとめっちゃ読んでいた。月15冊以上は読めるようになりたいけどなあ〜。難しいね!

 そして10月。もうすでに秋に読みたい本に追加された『赤い魚の夫婦』や『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』。早く読みたいと思いつつも早く読みたい本が他にもあるのでそれらも読みつつ、ああ、読みたい本がたくさんあるって幸せだなあとおもう。 

 すでに存在している本、これから作家が作る本、そろそろ発売される本、とにかく尽きずに本はいつまでもいつまでも存在してくれているので、紙の本よどうかいつまでもなくならないでおくれ。切に願うよ。


 さあ秋はまだまだここから。楽しもう。


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