『血の轍』7巻まで読了。絵だけでその場の息苦しさ、気持ち悪さが伝わる線や影の表現が凄い。愛する人からもらえるなら歪んでても痛くても、どんな愛でも欲しいのわかる。否定されればされるほど離れられなくなるし、傷つけられた分だけ優しさに弱くなる。共依存に過干渉…"自己"を奪う虐待も惨い。
押見修造先生の「血の轍」、単行本も終わった…怖かった作品。 果たして静一の1生とは何だったのか。苦難を乗り越えて自分と言う世界を作ったということかな。それでも人生は廻っていく。どうか楽しく健やかになりますよう。「おかえりアリス」も終わり、先生もどういう作品をつくっていくのだろう。
血の轍15巻。 すべてを殺していた静子は、新たに生まれた命である静一の問題に突き当たります。 静一は、静子の過去に囚われない他者です。 しかし、彼が生きていることは矛盾です。だから、殺しました。 殺すしかなかったのです。悲しい結末ですね。静一はもっとつらいですね。 取り急ぎ。
押見修造・・・。血の轍・・・。えぇ・・・。こんな作品が存在してええんか・・・。