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最終回が近い人気漫画作品TOP5

こんにちは!
漫画を月間500作品以上読んでるSAKAIと言います。

先月はゴールデンカムイが7年超の連載を終え、ネットニュースなどを賑わしていたのは記憶に新しいところです。
※昨日発売されたモーニングでは人気警察もの作品、ハコヅメが第一部(一応)が6/16発売のモーニング29号で終了とアナウンスされました。

今回は最終回カウントダウンが発表されればおそらくネット・SNSを沸かせるであろう終わりが段々と見えてきた連載中人気作品5つを紹介させていただきます。

漫画からしばらく離れている方々でも、最終回発表前の余裕持った読み返しや、友人との漫画トークネタとして参考にしていただければ幸いです。

5位 血の轍(ビッグコミック・スペリオール)

鬼才・押見修造氏による、発行部数170万部のかつてない毒母親漫画
王様のブランチはじめメディアでもよく取り上げられていたので、未読の方でも名前知ってる人は多いのではないでしょうか。

とにかく母親の静子が究極のモンスター!
主人公である一人息子・静一のありとあらゆる感情にぬめりついて、精神を操作してきます。
しかも、読んでいるとそれが静子の直接の攻撃なのか、それとも間接攻撃で静一の精神がやられてしまいそう思い込んでいるのか、というのがよく分からなくなってきます。
吉良吉影のキラークイーンとバイツァダストの違いの様なものでしょうか・・・😅

読んでる方なら分かると思いますが、最悪の事件が起き、一家離散状態になってしまいます。

現在スペリオールで連載しているのは、事件から20年経って35歳になった静一がいる世界。
単行本でも最新13巻にはその流れが掲載されています。

物語は明らかに佳境に入っています。
もはや客観的には一般的なハッピーエンドは望むことができない状況となっていますが、全ては静一がどう思うかなので、果たして幸せになれるかどうかを固唾を飲んで見守っています。

トラウマ必至の凄まじい作品なので、サイコホラー系大丈夫な未読の人は是非お試しください!

クライマックスまでの進捗率:9.5/10

4位 彼女、お借りします(少年マガジン)

発行部数1000万部超えの、ラブコメ帝国少年マガジンの絶対的エース作品です。
本編未読の方でもアニメの方でご存知の方は結構いるのではないでしょうか。

レンタル彼女というビジネス形態を世により広めた作品と言っても過言ではないでしょう。

大人気の秘訣は、作者宮島礼吏氏の圧倒的な画力×個性溢れるヒロインたちのキャラ設定、ではないかと思っています。

宮島氏が描く4人(八重森みに入れたら5人)のヒロインたちはものすっごく可愛い!
しかも、どの娘も個性がハッキリ、わかりやすく設定されているので、自分の推しが高確率で見つかりやすいというのもポイント高しです。

さらに、少年マガジンのギリギリラインを攻めに攻めるサービス表現も嬉しいですね。
ラブコメ史に残る218話の千鶴NTR妄想は、ギリギリラインと書いたばかりですが完全アウトな内容です。
宮島氏は現在ヤングアニマルでも「紫雲寺の子供たち」という新作を連載スタートさせたばかりなのですが、近親相姦・幼女愛要素もふんだんにブチ込んできており、エロマンガ家としても相当な腕前だということが分かります。
それを一般青年・少年誌で披露することが筋金入りのど変態である証明ではないでしょうか。

話は少し逸れてしまいましたが、現在マガジン本誌では、主人公木ノ下和也とトップヒロイン水原千鶴のヤキモキするような恋愛状況がようやく前に進みそうな状況です。
過去にもニアミスが多かったのですが、今回ばかりはお互いの気持ちから逃れられなそうな状況が近づいているので、クライマックスが近づいている感はこれまでで一番です。

かのかりは、累計発行部数1600万部を誇る少年マガジンのラブコメ神「五等分の花嫁」を凌ぐポテンシャルがある作品ですので、是非リアルタイムでクライマックスを見届けましょう!

クライマックスまでの進捗率:8.5/10

3位 かぐや様は告らせたい(ヤングジャンプ)

累計発行部数1400万部のヤングジャンプエース作品
アニメも3期が4月から放送されています。

4位のかのかりとは異なる、頭脳戦が多く絡んでくるラブコメ作品

作者・赤坂アカ氏は同じヤングジャンプでも大ヒット中の【推しの子】原作も手掛けているとてつもない才能を持った人です。

もうね、キャラが最高!そしてストーリーも超絶良くできてるんですよ!

メインは生徒会副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行学園恋愛バトルだったんですけど、同じ生徒会内でも藤原書記ちゃん、伊井野、石上、その他にも早坂愛、白銀圭とその父親など各キャラの背景がしっかりと設定されて、どの人たちにも愛着持てちゃう、秀逸のキャラ作りがなされてます。

現在では、かぐや×御行の恋愛バトル→四宮家の骨肉争いからのかぐやレスキューを経て、御行の海外留学のため、僅かとなった秀知院学園生活、という状況となっています。
題名のかぐや様は告らせたい、も既に実現してしまいました・・・
このことからも、ラストは限りなく近そうなので、リアタイ読者称号狙う方はキャッチアップお早めに😁

クライマックスまでの進捗率:9.5/10

2位 東京卍リベンジャーズ(少年マガジン)

言わずもがな社会現象を起こしている、発行部数5000万部超えのモンスター作品です。

単行本の売り上げは2021年1年間で8倍!に膨れ上がったそうです。
凄まじすぎる・・・

作者の和久井健さんは、「新宿スワン」でも映画化含め累計発行部数1000万部超えを実現させたヒットメーカーですが、
東京卍リベンジャーズは最初からアニメ化を狙っており、そのために前作たちからの絵のタッチ変更ヤンキー×タイムリープというキャッチーな題材など、ゴールから計算して少年誌用にアレンジしたということです。
それでもゴールをしっかりと実現してるのが驚きです・・・和久井さんタイムリーパー・・・?

この作品に関しては今更語ることなんてないですけど、個人的に簡単に考察したヒットの最大要因は、徹底したキャラクター戦略にあるかと思います。

東リベにはレギュラー女性キャラがたったの3人(ヒナ、エマ、千咒)しか登場しません。あと全部男。
この男たちが皆それぞれ個性マックスかつファッショナブルで魅力たっぷりなんですよね。しかも味方だけでなく敵側も同様に。
また、◯番隊隊長など、組織形成もとてもハマってますよね!
男の読者でも気が付いたら推しメンが出来てる、これは完全にバキ、クローズシリーズ同様のキャラクター戦法ではないでしょうか。

そんな訳で知名度・売上共に国民的作品へと成り上がった東京リベンジャーズですが、少年マガジン本誌で言うと、現在最終章の真ん中くらいへ突入している状況です。

主人公タケミチが最後のタイムリープを使い、闇堕ちしたマイキーを救う。こんな展開になっていますが、現在進行中の新東京卍會vs 関東卍會のバトルが迫力たっぷりでたまりませーんっ!

ヤンキー漫画として売上5000万部達成はマガジンの先輩GTOに並び、史上最高です。(カメレオン、ビーバップはそれぞれ3000万、4000万部)。その数字の更新は今後確実でしょうから、伝説的作品の幕引を是非リアルタイムで目にしましょう♪

クライマックスまでの進捗率:9.0/10

1位 僕のヒーローアカデミア(少年ジャンプ)

栄えある第1位に輝いたのは、少年ジャンプが誇る全世界累計6500万部発行のヒロアカこと僕のヒーローアカデミアです!

アニメも第6期放映が決定し、映画化も数多くされているジャンプ名作の血を脈々と受け継いでいるメガヒット作品です。

ヒロアカについては語り尽くされている感もありますが、2位の東リベと同様キャラクター設定の完成度が最大の強みだと個人的に考えています。

なんと言っても特筆すべきはその数!
雄英高校ヒーロー科を筆頭に教員、プロヒーロー、ヴィランたちを合わせると余裕で100人超えを果たします。
作者堀越さん独特の丸っこいフォルムで描かれたキャラはオシャレ感もありますが、どちらかと言うとコレクターズ欲に訴えかけてくるものがあり、古くはキン肉マンやポケモンといったキャラクター至上作品に共通している感覚があります。

少年ジャンプ本誌では、現在オールマイトから正式にOFA(ONE FOR ALL)のパワーを受け継いだ主人公・緑谷出久とそのクラスメイトたちヒーローズが、迫り来る悪のAFO(ALL FOR ONE)を受け継いだ死柄木弔が中心となるヴィラン軍団を迎え撃つ最終決戦が進行しています。
泣いても笑ってもラストの山場という雰囲気がビンビン伝わって来ているので、2014年から続いている今作が2022年内に終わる可能性はとても高いです。

間違いなく少年ジャンプの歴史に残る作品なので、是非クライマックスを自らの目でしっかりと確認してみてはいかがでしょうか🌟

クライマックスまでの進捗率:9.0/10

こんな流れで終わりが近い人気作品5作を紹介させていただきました!

これからも漫画作品の色々ネタを多数書いていこうと思ってますので、興味ある人はフォローよろしくお願いします👍



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