人気の記事一覧

坂崎かおる 『嘘つき姫』 : 女性的な繊細さの二者関係

映画 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』 : 憧れの「友情物語」

岡崎二郎 『アフター0』第1巻 : 一読の価値のある、 上質なSFマンガ短編集

フィリップ・K・ディック 『火星のタイム・スリップ』 : 醒め得ない悪夢としての読者たち

映画 『禁断の惑星』 : 「名作」と言われる所以

間宮改衣 『ここはすべての夜明けまえ』 : 何かが引っ掛かってスッキリしない。

森岡浩之 『プライベートな星間戦争』 : 生まれ変わったわけでもなかろう。

スタンリー・キューブリック監督 『2001年宇宙の旅』 : 語りえないものを見せ、解き得ない謎を解く。

スタニスワフ・レム 『捜査』 : この世界の捉え方

『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 10 征地球論』 : 子供に向き合い続けた巨匠の「夢と憂いと葛藤」

フィリップ・K・ディック 『流れよわが涙、と警官は言った』 : アイデアSFではなく、自伝的SF

カート・ヴォネガット・ジュニア 『タイタンの妖女』 : 「無意味の意味」の快楽

『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス6 異人アンドロ氏』 : 傑作なし

カート・ヴォネガット・ジュニア 『スローターハウス5』 : 60年代アメリカの 〈ため息〉

10か月前

ポール・バーホーベン監督 『スターシップ・トゥルーパーズ』 : バーホーベン節炸裂の「アメリカ」嘲笑映画

ジーン・ウルフ 『ケルベロス第五の首』 : 「難解」な作品、などではない。

スタニスワフ・レム 『短編ベスト10』 : 短編に見るレムの個性

10か月前

フィリップ・カウフマン監督 『SF / ボディ・スナッチャー』 : 宇宙人のなりすまし?

『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』 : 造反百合は有利であるか?

ダヴィッド・ラプジャード 『壊れゆく世界の哲学 フィリップ・K・ディック論』 : 周囲が「偽物」に入れ替わってゆく世界への抵抗

11か月前

小田雅久仁 『禍』 : 自己喪失の恐怖と快楽

『藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークス1 ミノタウロスの皿』 : 私の食卓

原案 脚本・上田誠、 監督・山口淳太 『リバー、 流れないでよ』 : いつのもパターン

グレッグ・ベア 『鏖戦/凍月』 : 「SF趣味」とは 〈世俗化した宗教〉 の一種である。

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督 『DUNE デューン 砂の惑星』 : 原作に忠実な 「宗教映画」

『ゼロで割る』再読《テッド・チャンさん備忘録 1.》

小川楽喜 『標本作家』 : 〈夢〉の小説 への憧憬

フィリップ・K・ディックの 〈信仰と懐疑〉 : マーク・ハースト編 『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック 〈3〉』

リンク集「海外SF+α」関連レビュー

フィリップ・K・ディック 「初期短編集」から : 己を疑い、 この当たり前の世界を疑え

ジョナサン・ストラーン編 『AIロボットSF 傑作選 創られた心』 : 不器用なロボットたちの〈人間らしさ〉

飛浩隆 『SFにさよならをいう方法 飛浩隆評論随筆集』 : 〈ムラ宇宙〉からの脱出速度は?

平山瑞穂 『さもなくば黙れ』 : 家畜たちの 〈安心・安全〉な檻

池辺葵 『私にできるすべてのこと』 : 心など無くても 感情ならきっとある。

矢寺圭太 『ぽんこつポン子』 第9巻 : 〈完結〉を受け入れるということ。

矢寺圭太 『ぽんこつポン子』 第10巻 ・ 完結 : 『人間の役に立たない』ことこそが 〈ロボットの自律〉

R.A.ラファティ 『とうもろこし倉の幽霊』 : ホントに騒々しい〈ポルターガイスト〉

牧眞司編 「ラファティ・ベスト・コレクション」 : 愛嬌のある〈ホラ吹き怪獣〉 R・A・ラファティについて

瀬野反人 『ヘテロゲニア リンギスティコ ~ 異種族言語学入門 ~』 : 希望と現実の〈狭間〉を行く物語

福井健太編 『SFマンガ傑作選』 : 〈あの頃〉読んだ、 あるいは 読めなかったSFマンガ

ンネディ・オコラフォー 『ビンティ ─調和師の旅立ち─』 : 黒人少女の〈超種族〉冒険譚

『世界SF会議』 : SF作家だからといって、 何も〈特別〉ではないのだから、 もう少し頑張ってほしい。

橋本輝幸編 『2010年代 海外SF傑作選』 : 〈変化〉をおそれない勇気

橋本輝幸編 『2000年代 海外SF傑作選』 :  〈私の感性〉への根源的遡行

石黒達昌著 ・ 伴名練編 『日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女』 : 科学と人間の〈暗い絆〉

山本弘 『プロジェクトぴあの』 : 夢と理想と現実とSF

萩尾望都 『バルバラ異界』 : 〈二律背反〉する欲望の果てに

夢枕獏 『上弦の月を喰べる獅子』 : これは 〈世界〉について 物語である

飛浩隆 『零號琴』 : 物語の中の〈親友〉たちへ

山田宗樹 『存在しない時間の中で』 : 「神」はいないが、 〈人間以上〉はいて当然