Ayumi Ushino (SUSSANRAP)

美しいもの好きな絵字かきです☆ HP:https://sussanrap.jimdof…

Ayumi Ushino (SUSSANRAP)

美しいもの好きな絵字かきです☆ HP:https://sussanrap.jimdofree.com/ Amazon:https://amzn.to/43ERBHv

マガジン

  • Movie Reviews

    主に旧作洋画のレビューです。ブログ等からランダムに、新たに目次などを加えてまとめていきます。(古い同人誌に掲載済のものも入ると思います。何卒ご了承ください)

  • Miscellanea

    ほかのマガジンに入らない雑記など。

  • お試し読み(SUSSANRAP配信中作品)

    kindleにて配信中の作品の一部を公開しています。(全作品kindle unlimited対応です)紙版があるものは文末にご案内を添えています。

  • Book Reviews

    本のレビュー/感想です。主にブログ等の過去記事から、目次などを加えて転載します。

  • テッド・チャンさん備忘録

    【2007年~ときどき更新中】 SF作家テッド・チャンさんの情報や感想を放り込むPCサイト(https://sussanrap.xyz/old-wing/tc/tc1.html)から転載しています。初回は最新記事ですが、今後過去記事を追加していきます。ご同好の方に(作品未読の方にもおすすめとして)眺めていただければ幸いです。 とりあえず初出年月日付きでランダムに掲載→マガジン内の表示で調整……できるかな?と試行錯誤中です☆ ※もともとは自分のための情報置き場で「記録」が目的です。新情報は主に英語圏のTwitter検索などで見つけていますが、ご本人は賢明にもSNSをやらない方ですし、自分の事情で発見後も更新は遅めです。賞レースに興味が乏しい(スイマセン☆)など自分のバイアスもあり、お目まだるいところは何卒ご容赦くださいませ。

最近の記事

クレージーキャッツと『ニッポン無責任時代』(と、ちょっとしたシンクロ)

先週の土曜日になりますが、ふと見たくなってクレージーキャッツのDVDをひっぱり出しました♥ 【目次】 クレージーキャッツと「クレージー映画」 再話になるかもですが、馴染みのない方のために少し……。「クレージーキャッツ」は昭和に大人気だったコミックバンド。『スーダラ節』などのヒット曲は今でも時々アレンジやカバーがされて、CMなんかで耳にします。その後メンバーの皆さんは俳優やミュージシャンとしてそれぞれ活躍されたので、バンドより植木等さん、谷啓さんといったお名前の方がイメー

    • ✿J庭55・御礼とご報告✿

      3/10はJ.GARDEN 55に参加してまいりました。良いお天気で気持ち良いイベントになりました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました! 当日のスペースは… ラインナップはコミティア分+ホームズグッズ。机上が狭くなったので、ペーパーはA5をさらに縦折りしました。今回は「手持ちの荷物をどこまで減らせるか」を意識してディスプレイを作ったので、2つ自作した木製の「本置き」(立てて面陳するための折り畳み棚板)を1つにして前列は平置きです。多少スッキリしたか

      • J庭55・「お試し☆小説出会いの広場」参加します♡

        明日はJ庭55に参加します。当日企画「お試し☆小説出会いの広場」(小説作品の最初の1ページをA4に拡大して展示してくださるという企画)にも参加するつもりなのですが、前回書きました通り、事前のオンラインでの申し込みをし損ねてしまったので(^^;)、当日自分で印刷して持っていきます。サイトでは直接お試し読みしていただけますが(※元記事が自サイト内のブログなのでこう書いています)、いちおう作った原稿を表紙と共にご覧ください。 先日も書いたのですが……前回複数展示なさっていたサーク

        • 確定申告とJ庭準備で冷汗💦

          個人ブログ のほうでご報告とお礼など書かせていただきましたが[※元記事は自サイト内のバックヤードブログのためこう書いていますが、noteではそちらの記事も前回転載しています]、コミティアではスペースへのご訪問ありがとうございました! 二週間後にはJ庭という嬉しい慌ただしさなのですが、嬉しくない慌ただしさもあるのが年度末。毎度違うパターンの記帳間違いをやらかす確定申告が3/15締め切りなので、他も含めてアレコレ翻弄されておりました。…その間に大事なことを失念して冷や汗をかきまし

        クレージーキャッツと『ニッポン無責任時代』(と、ちょっとしたシンクロ)

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        記事

          コミティア147・ありがとうございました✿

          2/25はコミティア147に参加させていただきました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました! 事前にはいろいろ心配がありましたが、すべて良いほうに裏切られ、むしろ嬉しい出来事が盛りだくさんのイベントになりました。 杞憂でした☆ 事前の心配は……まずはお天気。一時は雪の恐れも報じられ、カートでの当日自力搬入だったのでもう「覚悟」しておりました!(^^;) ですが幸い「冷たい雨」どまりで、朝は傘を差さずにすみ助かりました。また、「雨では一般参加の方が少

          コミティア147・ありがとうございました✿

          【お試し読み】ネガティヴ・ケイパビリティ:絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行

          作品について 理屈屋ゲイ・トラウマ男子 イングランド せつなくやさしい 癒しの旅 ゲイのイギリス人歴史ライター、イアン・ワージングを主人公にした読み切り小説シリーズの一作目です。広義のBL系ですが、お色気は控えめです。(主人公がゲイなだけの「普通の小説」かもしれません☆) [初版2015年3月8日発行] あらすじ ◆歴史ライターでゲイのイアンは、破局のトラウマから絶食男子状態。同性婚合法化に沸くロンドンから逃げ出し、内心バカにしている「レイライン」の取材で北部の村を訪

          【お試し読み】ネガティヴ・ケイパビリティ:絶食系男子イアン・ワージングのレイライン紀行

          「自分の店」を掃除する

          新聞の切り抜きですが、最近思っていることと響き合う内容だったので、切り取って机の前に貼っています。 書店を開業してすぐコロナ禍になったものの、辛抱強く店を開いてきた店主さん。筆者さんが「特別な工夫とかしたの」と聞いたところ、持ちかけられたイベントに乗ったりもしたが、最後はやっぱり「店の中に手をかける」ことだった、と語られたという記事です。自分はやってることも立ち位置もまったく違いますが、なんとなく背中を押されたような気がしました。 じつは昨年あたりから、Twitter(X

          「自分の店」を掃除する

          COMITIA147、J.GARDEN55に出展します。

          冬なので… (笑) すでにサイトの「イベント参加予定」等でお知らせしておりますが、コミティアとJ庭に出展します。間が2週間しかないので悩んだのですが、最近は暑くなると夏期休眠状態になってしまうので、涼しい(?)うちはなるべく参加しよう、と両方申し込みました。既刊のみですがよろしければぜひお立ち寄りください。(^^) ご覧の通りカットはほぼ同じで、評論本『美学としてのJUNE』(書評+ポエム)をメインに据えて申し込みました。サイトのバックヤードブログにも書きましたが、この本

          COMITIA147、J.GARDEN55に出展します。

          コミケ103・ご報告と御礼

          12/30、久しぶりのコミックマーケットに参加させていただきました。スペースにお立ち寄りくださった皆様、本当に本当にありがとうございました! カットを描いた時点では無料配布を考えていた冊子が『脳人形の館』付録になったため、急遽ポストカードを作って無料配布とさせていただきました。すべてお連れ帰りいただけて嬉しいです。コミケの記念にしてくださいね♥ (あとで気づいたのですが、ピーター・カッシングのほうで上下逆さ(裏面の郵便番号欄が逆さ)に刷ってしまった数枚をそのまま入れてしま

          コミケ103・ご報告と御礼

          コミケ103に参加します。

          【12/23 (土) 東Z44b SUSSANRAP】 (取り急ぎサイトブログからのコピーにてお知らせさせていただきます☆) コミケが近づいてまいりました。ここ数日、 ディスプレイをあーでもない、こーでもないとやっております。前回のコミティア準備と同様、机のカウンター部分に組みっぱなし。好きなので苦にならないんですけど、机が狭いです。(笑) 前回は白いレンガ調シートを使って全体に白くしましたが、今回は手持ちの黒サテン生地を敷いてみたら、本置きのこげ茶の板と馴染んで好みの感

          コミケ103に参加します。

          『なぜ私は私であるのか』:もしくは「なぜ図書館の本は"読み切れずに返す直前"に俄然面白くなるのか」

          前説と「最後から読む」 7月に日本で行われたALIFE 2023 という学会の公開イベントで、テッド・チャンさんとの対談をオンライン視聴させていただいたアニル・セスさん。その時著書を調べてみたら面白そうで、かつ図書館にあったので予約し、かなり待ってようやく順番が来ました。人気の本みたいです。 (学会自体のご紹介はこちらに書きました。 テッド・チャンさん備忘録:ヴァニティフェアインタビューと学会講演(2023/7/26)) …なんですが、受け取ったのは不運にもJ庭(参加

          『なぜ私は私であるのか』:もしくは「なぜ図書館の本は"読み切れずに返す直前"に俄然面白くなるのか」

          お宝本を(無料で)ゲットしたお話~ブーブー紙付レトロ新書萌え~

          図書館のリサイクルコーナーで何気なくいただいた本から、未知の著者さん(故人)を開拓し著書漁りへ……大好きな展開でした(笑)。 昨日は図書館に取り寄せをお願いしていた資料が届いて受け取りに行きました。ここは利用者が不要の本を自由に寄付していくリサイクルコーナーというのがあります。自分も寄付したりもらってきたりでよく利用しているんですが、掘り出しものがありました♪ タイトルは『第二次世界大戦下のヨーロッパ』。二つの大戦周辺はイアン(自作小説シリーズの主役でイギリス人ゲイの歴史

          お宝本を(無料で)ゲットしたお話~ブーブー紙付レトロ新書萌え~

          認知症という「サスペンス」:『手紙は憶えている』と「老人」がアクティブな映画

          (初出:2017/08/11 牛乃の日記) クリストファー・プラマー『手紙は憶えている』 先日、念願だった『手紙は憶えている』をレンタルDVDで鑑賞しました。劇場公開時の広告で気になっていたんですが、見に行けなかった一本。大好きなクリストファー・プラマー様主演、共演は先日亡くなったマーティン・ランドーです。この顔ぶれだけでも見たくなりますが、内容がまた独特で、進行中の認知症をサスペンス要素として使い、かつてアウシュビッツで家族を殺されたユダヤ人が、アメリカに潜伏している元

          認知症という「サスペンス」:『手紙は憶えている』と「老人」がアクティブな映画

          「人は愛されるより理解されることを望むものなのだろうか」/『一九八四年』新訳版

          新訳版での再読感想です。(初出2009/8/17)最後にドラマ版、映画版にも少し触れていますが、文中のDVD発売状況は初出当時のものです。現時点での状況は最後に追記させていただきます。 「指は四本?」 昨日はコミケ疲れを癒しながら自分にごほうびということで(?)、久しぶりに喫茶店でがっつり読書。(迷惑な客(笑)) コミケで中断していた ジョージ・オーウェル の 『一九八四年』 を読了いたしました。 …圧倒されましたです。 「指は四本?五本?」 で「ああ、あったなこれ」と思

          「人は愛されるより理解されることを望むものなのだろうか」/『一九八四年』新訳版

          セレンディピティな一日

          先週はなんのかんのと落ち着かない一週間でした。(読み飛ばしてください(笑)→大雨と強風でBSアンテナが破損し、電気屋さんに電話して見てもらい、火災保険が利くと聞いて連絡。家族のお役所申請仕事の続編が舞い込み、自分の数か月に一度の通院日も来たり…)…とにかく目が回るようでした。 で、それを乗り切ったご褒美に、金曜日は 「なんとなくそうしたい」の心の声を聞いてあげる日 にしてみました。単に心身が音(ね)を上げたとも言えますが……(笑)。そしたら予想外の楽しいセレンディピティにな

          セレンディピティな一日

          流星《SF・微JUNE短編小説》

          『流星:SF・微JUNE掌編集』から、お試し読みを兼ねて表題作を掲載させていただきます。 (縦→横変換とネット掲載に伴い、行頭一字下げの省略、ルビ→括弧書きなど体裁を変更しています) 丘のうえで、僕の幼い息子が夜空を見上げている。田舎の澄んだ空気越しに、まき散らしたような星が見える。近くの民家はうちだけだから、邪魔する光もない。息子は白い息を吐いて、無邪気に叫んでいる。 「流れ星!」 流れ星の多い時代だ。 僕が生まれる前からずっと。 ――――――――――――――― 検閲

          流星《SF・微JUNE短編小説》