☆新刊ご紹介☆『あの頃の未来~ちょっとレトロなSF短編集(おとぎばなし)~』
なぜか執事がいるヴィクトリアンな(?)未来都市、
遠い旅をする惑星探査船……
ちょっとレトロなモチーフが飛び出すSF短編小説(おとぎばなし)を集めました。スマホもSNSもなかった頃に想像された、趣向の異なる「未来」をお楽しみください。「あとがき」には、編集中に得た「レトロとは発見するもの」という気づきについても少し書かせていただきました。
内容詳細
◆「依頼人と探偵」
僕は、見も知らぬ長身の男に相談していた。
「苦しいんです。正直なところをいえば、人を信用できなくて」
男の答えは飄々としたものだった。なぜ僕は彼の話を素直に聞いているんだろう……?
◆「ぼっちゃまの秘密の愉しみ」
執事やメイドに囲まれて暮らす「上流階級人」の若者は、憂鬱な日々を送っていた。ある日、彼は夢の中でもはや存在しない「スイッチ」を切るという体験をする。それを聞いたカウンセリング・ドクターが処方したものは……。
◆「千夜一夜」
男は見慣れぬ星座を眺めながら、大昔の探検家のことを考えた。永遠に続く夜の中、彼の話を「聞いてくれる」のは、答えることのできない給仕ロボットのペイジーだけだ——
遭難した惑星探査船に生き残った、一人の男の物語。
☆お試し読みとして全文公開中です☆
「千夜一夜」《レトロSF短編集より》
◆「あとがき」
[自分の中の[SF」/作品について/レトロ・アナクロ・ノスタルジー]
イベント販売予定
◆文学フリマ東京38(く-27)【終了】2024/5/19
webカタログ:SUSSANRAP
◆COMITIA148(そ-03b)2024/5/26
webカタログ:SUSSANRAP(閲覧には登録が必要です)
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【追記】通信販売のお知らせ
【2024/5/30追記】
BOOTHにて販売を開始しました。
『あの頃の未来~ちょっとレトロなSF短編集(おとぎばなし)~』https://sussanrap.booth.pm/items/5788488
最後までお読みくださり、ありがとうございました!