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創作の糧

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創作活動をするにあたって、私が勇気付けられた記事、大切だなと思った記事を集めさせていただきます。
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記事一覧

だから私は展示する

だから私は展示する

先日の原宿デザインフェスタギャラリーでの展示が終わり数日が経ちました。私にとってここでの展示は2年ぶり2回目で、大好きなギャラリー。
2度目の展示でも全く同じ部屋を選んだ理由と、このギャラリーを大好きな理由は、すぐ隣に面しているカフェのBGMが朝から晩までギャラリーの中まで聞こえるから。

先日の展示中のある日、懐かしい知っている曲が聞こえてきて、何故だか心を鷲掴みにされてしまったのだけれど、曲名

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その作ってきたものに意味はあるのか

その作ってきたものに意味はあるのか

全国のyoutuberの皆さん、note執筆をしているみなさん、ブロガーのみなさん、Twitterで日々つぶやいているみなさん、こんにちは。

別に仕事じゃない何かを作ってるとき、時々思うことはありませんか。

「こんなにコンテンツを一生懸命作って、保存してアップして、日々積み上げて、一体どうするというんだろう」

私はあります。

その筆頭がこれです。

保育園の連絡帳。

連絡帳とはそもそも子

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漫画が描けるようになってきた

漫画が描けるようになってきた

こんにちは。滋賀の妖精ざく ざくろです。

9月と10月の頭までは、ほんとに鬱っぽくて
漫画を描こうとすると脳が拒否している感じでした。

それでも描けるときに描いて、
一か月に16ページかくのがやっとでした…とほほ…

もうホントにしばらく完全に休もうかと悩んでました。10月中旬までは。

何があったというわけではないのですが、
だんだんこの状態が笑けてきたんですよ。

「は?漫画かくのやめるの

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15年描かないで、また描き始めるということ

15年描かないで、また描き始めるということ

制作の世界には「一日一作品」のカルチャーがある。メインで時間をかけて作っている作品の他に、一日30分前後の時間で一作品完成させるのである。かける時間や、作品媒体は人によって変化するだろう。

もちろん、「一日一作品」をしない作家だっているだろうが、この行為に一定の支持があることは明らかである。わたしなどは、工業デザインの高等専門学校1年生の現代芸術の授業で、そのような制作生活との向き合い方があるこ

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ピンチの時に救ってくれたのは、ライブ配信を通した「オンライン個展」でした。

ピンチの時に救ってくれたのは、ライブ配信を通した「オンライン個展」でした。

こんばんは。都内でアーティストとして創作活動をしています、プリちゃん(@PriusShota)です。

先日、3度目となる東京・吉祥寺個展を無事に終えることができました。

只、今回に限っては、色々な感情が揺れ動いた苦い個展となりました。

1.ライブ配信をメインとする「オンライン個展」へ

それは、去年の12月から個展準備をずっと進めていたものの、コロナの影響によって、延期や中止を余儀なくされた

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何者でもない自分。

何者でもない自分。

少し、職業とか自分が何者であることでの悩みやストレスから少し離れたい時。
自分は誰なんだろう?どうしたいんだろう?と考える前に、1人の人間として、ただ空を眺めてみたり、海風に当たってみたり、土に触れてみたり。

「この地球に1人の生物として存在する。1人の自分。」
ただそれだけの事でいいような気がする。

誰かのお母さんであったり、誰かの家族であったり、誰かの為に、お金の為に、生活の為に、そんな風

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美術家はSNSを育てていく方が自由に食っていける可能性が高い話。

美術家はSNSを育てていく方が自由に食っていける可能性が高い話。

初回2020/1/27

こんにちわ。

今回のブログはこの内容の続き。さらに深く掘っていけたらと思います。
このツイートです。▼

このような内容をツイートしました。

なぜ百貨店のギャラリーで展示したいと思ったのかと言うところからお話しできたらと思います。

▼このような流れで話を進めます▼
①なぜ百貨店を目指したのか?
②百貨店で個展をしてみて?
③なぜSNSなのか?
④うまく利益作る?

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【あきらめない! 絵本作家デビューまでの道のり。一度見たらやみつきになる、迫力のデビュー作『とうもろこしぬぐぞう』ができるまで】

【あきらめない! 絵本作家デビューまでの道のり。一度見たらやみつきになる、迫力のデビュー作『とうもろこしぬぐぞう』ができるまで】

スーパーでとうもろこしを見かける季節になりました。
緑の葉っぱがついたものから、ゆでられた黄色いものまで、並べられ方はさまざま。「料理するには缶詰でじゅうぶん!」なんて声も? 「いやいや、それでは楽しくない!」と思わず異議を唱えてしまう大迫力の“とうもろこし絵本”が出るんです。

その名も『とうもろこしぬぐぞう』。

▲どうですか? この姿!

とうもろこしのキャラクターがただひたすらに葉っぱの服

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絵を描くことが、また楽しいと思えるようになった私の話。

絵を描くことが、また楽しいと思えるようになった私の話。

私はいつもnoteを書くとき、まず、サムネの絵を描いています。
 
でも今日は、文章から書いてみようと思います。
 
今、私の記事を読んでくださった方は、サムネ(記事)の数だけよく絵を描いているんだなぁなんてイメージしていただけるかもしれませんが、
実は、私と絵との向き合いはすごーく長くて、
しょっちゅう絵を描く今の生活は、やっとたどり着けた日々だったりします。


 
今日は、少しそんなお

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絵がそれほどうまくない人のための練習前の思考法の本

絵がそれほどうまくない人のための練習前の思考法の本

絵のうまくないみなさん、こんにちはこんばんは。
絵のうまくないみじんこです。

デッサンができてないと言われることが多く、現代アートの価値はデッサンだけではないんだよ!というデッサンへのアンチテーゼ的に絵の練習をひたすら拒んできたのですが(ほんとは練習がイヤなだけ)。

絵の思考法の本としてお勧めされたものがあったので読んでみました。

覚えておきたいポイントを自分のためにまとめておきます。

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massiveはあなたのフライヤーや創作物をお待ちしているのです。

massiveはあなたのフライヤーや創作物をお待ちしているのです。

失われた自己を回復するためのもっとも純粋で、猛烈な営み。自分は全人間である、ということを、象徴的に自分の姿の上にあらわす。そこに今日の芸術の役割があるのです。

この一文は、岡本太郎著 『今日の芸術』からの引用です。

この本には、芸術の答えが書いてあると思っています。

なぜ芸術は存在するのか、芸術の役割とは一体何なのか。

昨今の世の中は、どうも芸術やアートという言葉の意味が曖昧になっている気

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