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可能性に満ち溢れた進路選択
高校三年生の夏
全日本ジュニアテニス選手権18歳以下男子シングルス3回戦、6-7,6-7で敗退
親「お疲れ様、残念だったね、大学進学の準備しよう」
晴「分かった、スカウトの人と話してくる」
プロテニス選手になる事を諦める事にした。夢破れた。
何もかも終わってしまった喪失感、身が入らない、何をどうすれば良いのかわからない。
同じテニススクールに通っていた仲が良かった先輩のいる立教大学に推薦で
大学で何の勉強すればいいか分からない。
なぜ、勉強しているのか分からなかった。
中学生でも、高校生でも、大学生になっても、「何の為に勉強しているのだろう?」と疑問に思う事がある。先生に「なぜ勉強しないといけないの?」と聞いても、「義務教育だから、勉強すれば可能性が広がる」とか、間違ってはいないと思うが抽象的な答えしか返ってこない。
だから、なぜ勉強しているのかも分からずに、毎日学校で「なんとなく、義務教育だから、勉強したら可能性が広
スケジュールを埋めようと必死になり、自分を見失っていた20歳
高校生までは、毎日授業があり、テニスの練習があったので、やる事が毎日あり充実していた。
それが、大学に入学すると共に、テニスも辞めて、大学の授業も毎日ではないので、何をすれば良いのかわからなくなる。
今まで、何かやる事が用意されていたので、それをやればよかったが、大学生は、自分で何をやるのかを決めなければならない。
埋め尽くされていたスケジュールから大学生になり初めて余白ができた。
余白を作