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令和の北前船 2022夏 DAY1,2 苫小牧発敦賀行フェリー
令和の北前船 初めに夏休みを利用して北陸を旅してきました。
行き帰り30時間以上フェリーに乗っており、三半規管の揺れがまだ収まらぬうちに、このnoteを書き始めています。
元々は白山と立山登山のために計画した日程でしたが、
山の天気予報が悪く、直前で観光のみに切り替える形となりました。
結果的には市街地の天候に恵まれ、子供の頃から行ってみたいと思っていた場所を一通り巡ることができ、自然に歴史に文化
令和の北前船 2022夏 DAY3-1 港町TSURUGA
気比神宮9月9日(金)。
早く起床して朝食までは時間があったので宿から歩いて10分ほどの気比神宮へ行ってみた。昨日歩いたアーケードを抜けていく。
「北陸道の総鎮守」とされる古社であり、赤い鳥居が非常に映える。
松尾芭蕉も奥の細道の道中で立ち寄った由緒ある場所で、この先の旅の安全をお祈りした。
敦賀は全国有数の鉄道と港のまち。明治時代に日本海側の街として初の蒸気機関車が走り始め、東京の新橋駅と敦
令和の北前船 2022夏 DAY3-2 関ヶ原サイクリング
いざ関ヶ原9月9日(金)。
10時に敦賀を出発し琵琶湖東岸を通って名神高速に入る手前の長浜で北陸道を降りる。「賤ヶ岳SA」でかなりテンションが上がる。
関ヶ原古戦場記念館正午、関ヶ原到着。
まずは中心部にある関ヶ原古戦場記念館へ。
最新の博物館であり、「関ヶ原の戦い」の予備知識がなくても一通りの流れが分かるように解説されている。
『関ヶ原って一度は聞いたことあるけど場所どこだっけ?』という状態
令和の北前船 2022夏 DAY5-2 石川県は金沢だけじゃない
↑前回の記事
9月11日(日)。
早朝から張り切って兼六園を巡っていたくらいなので午前中には金沢まちあるきも一段落。せっかくの車旅なので、金沢周辺の魅力的な場所を巡ってみることにした。
千里浜なぎさドライブウェイ天気がよかったので、のと里山海道を北へ。
本来はこの旅で輪島、珠洲と能登半島をじっくり巡る予定だったのだが、
台風で出発が遅れたため断念。
せっかくの快晴なので、付け根の羽咋市まで行っ
令和の北前船 2022夏 DAY6 地上の星たちへ -立山黒部アルペンルート-
↑前日の記事はコチラ
念願の立山黒部山行から観光へと切り替えたため当初は予定に入れていなかった。
しかし、金沢滞在中にどうやら12日の天候が良さそうだぞとなり残りの日程を変更。
いくら登山を続けていたとしても、来年再来年と北アルプスに確実に行ける保証はないし、待ち望んでいた「いつか」は今回掴まなければ次はいつになるのか分からない。そのことはここ数年のコロナ禍で痛いほど感じてきたことだ。
結局登山
令和の北前船 2022夏 DAY7 飛騨高山と世界遺産 「白川郷・五箇山の合掌造り集落」
↑前日の記事はコチラ
飛騨高山9月13日(火)。7日目は足を伸ばして飛騨高山からスタート。
前日のアルペンルートから遠路移動して12日の夜に高山へ到着し投宿。合掌造りも見たかったので新潟方面へ一筆書きで抜けられるルートを選択。
富山県の平野部からはトンネルを何度も通り抜けてたどり着く。飛騨は山の国だ。
合掌造り集落に向かう前に、まずは高山の街を散策してみた。
高山城趾
市街を見下ろす高台に
令和の北前船 2022夏 DAY8-2 越後 英雄たちの選択
↑前回の記事はコチラ
春日山城糸魚川のお隣、上越市。
直江津の港を見下ろす高台に「越後の龍」こと戦国の名将上杉謙信の居城、春日山城がある。
麓から登り、じっくりと山城を堪能してみた。
城趾入口には「御前清水」。
謙信が出陣の際に飲んでいたといわれる水。山頂には井戸も発見されており、山城ながら水利には優れていたそう。
標高の割に巨大に感じる春日山城。
戦国期たけなわの頃の城ということで、無駄な
令和の北前船 2022夏 DAY8-3 信濃川 旅の結び
↑前回の記事はコチラ
信濃川河井継之助記念館を16時に出発。継之助が北越戦争前夜に新政府軍と談判した「小千谷談判」の現場に行くには時間が短い。
記念館で「ゆかりの地マップ」を眺めていると、長岡市と小千谷市の境界である信濃川を望む河川敷に司馬遼太郎「峠」の文学碑があるらしい。
信濃川は日本一の長さを誇る大河。
旅の結びとしてふさわしい風景かも知れない!と思い、文学碑のある「越の大橋」に向かった。