令和の北前船 2022夏 DAY5-2 石川県は金沢だけじゃない
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9月11日(日)。
早朝から張り切って兼六園を巡っていたくらいなので午前中には金沢まちあるきも一段落。せっかくの車旅なので、金沢周辺の魅力的な場所を巡ってみることにした。
千里浜なぎさドライブウェイ
天気がよかったので、のと里山海道を北へ。
本来はこの旅で輪島、珠洲と能登半島をじっくり巡る予定だったのだが、
台風で出発が遅れたため断念。
せっかくの快晴なので、付け根の羽咋市まで行ってみた。
道路沿いから見る日本海は青空の下で凪いでおり、
想像していた荒海とは全く違う。
12時30分、到着。
海岸の砂がきめ細かいことから日本で唯一、車両で通行できる海岸線。
波が高い日は通れないことも多く、今回は運がよかった!
安宅関跡
金沢へ戻るにはまだまだ時間がたっぷりあるので、小松市方面へ移動。
まずは歴史探訪から。
歌舞伎の「勧進帳」の舞台。
春の東北旅で平泉を訪れたときに、義経の逃避行の地図を眺めたのがきっかけで知った場所。
北陸を訪ねることがあったら絶対寄りたい場所だった。
松井秀喜ベースボールミュージアム
なぎさドライブウェイから小松方面へ向かう途中、野球ファンとしては見逃せない場所へ。
当初は予定になかったスポットとはいえ、野球ファンであればたまらない展示の数々。
巨人、メジャーリーグ時代の展示はもちろん、星稜高校時代の甲子園5打席連続敬遠を観戦した阿久悠さんの「甲子園の詩」は心震えるものが…。
やはり他の模範となる人格者なんだな…と感じさせられる松井選手自身の発言の展示の数々も印象に残りました。
二刀流の天才プレーヤーがメジャーを席巻する時代、打った瞬間それと分かる独特の放物線の思い出を共有できる人は次第に少なくなっていくのかもしれません。
しかし、日米の名門球団で長く主力として活躍した大打者の功績は決して色褪せるものではない…と信じています。
いしかわ動物園
ベースボールミュージアムのある能美市。
金沢のベッドタウン的な位置づけなのか、地方の郊外によく見られる田園と住宅街の風景が続きます。
石川県最後に訪ねたのはそんな能美市にあるいしかわ動物園。
特別天然記念物のニホンライチョウ、トキ、コウノトリを展示している日本でも数少ない施設。ちょうどナイトズーの期間で夕方からでも入れたので、これは行くしかないと思って単身で乗り込んでみました。
次は実際の山でお会いしてみたいライチョウ。
トキは生で見るとけっこうおっかない顔…
日程が短くなったので佐渡へ渡るのを断念した今回でしたが、トキはしっかり観察できました。
日本海側では最大規模の動物園ということで、ホワイトタイガーや世界三大珍獣のコビトカバなど充実の展示で心ゆくまで楽しめました!
もりもり寿司
金沢最終夜。
せっかくなので金沢を代表する回転寿司に行って日本海の幸を堪能してみました。
のどぐろ、大人のかっぱえびせんこと白えび、ホタルイカなど北陸ネタがずらり。
結構奮発していいお値段でしたが、悔いはなし。
でも、北海道だったらこの値段で倍は食べられるな…と考えると
故郷北海道の水産王国ぶりを実感するのです。
(寿司に夢中になってて写真はありません)
次回は「DAY6 立山黒部 地上の星たちへ」です。
残り3日間、強力なスポットが目白押しで筆が踊ります。
今回もありがとうございました!
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