マガジンのカバー画像

人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

926
マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
運営しているクリエイター

2018年4月の記事一覧

ゴール設定が不適切だと、迷子になる

ゴール設定が不適切だと、迷子になる

自分はよく行動すると熱中してしまい、「あれ?何やってたんだっけ?」となることが多々ある。

するともう一度スタートから考える羽目になったり、同じとこをグルグル考えたりすることがある。

はっきりいって、無駄な努力。

そこで、「目的を忘れずに、理にかなった行動を取り続ける」ための方法論として、以下の3つの注意点をメモとして書き残しておこう。

1.ゴールをはき違えない。
これが一番大事。目標の

もっとみる
"人間力ってなんだろう!?"

"人間力ってなんだろう!?"

『人間力』

この言葉を始めて耳にしたのは、高校一年生の時だ。当時、所属していた陸上部の顧問の先生がよく口にしていた。
陸上の基礎、人として大切なこと、礼儀は、ほとんど高校生の時に学んだと、現在もそう思う。その当時、人間力という意味を本当に理解できていたのかは分からないが、最近人間力の大切さを痛感する。

高校生の時に主に先生から厳しく指導されたのは、私生活についてだった。陸上部なのに、私生活?と

もっとみる
外国人を日本に招くことがサッカー界の発展に繋がらないと断言できる「8」の根拠【前編】

外国人を日本に招くことがサッカー界の発展に繋がらないと断言できる「8」の根拠【前編】

ハリル土壇場解任の中で、急遽言い訳として利用された「日本人監督でなければならない」という発言は論外として、「代表監督が日本人監督でなければならない理由」を正しく理解していない人が多いと感じます。その理由は決して単純なものではありません。私が数年間かけて思考した結果を書きたいと思います。内容の価値は保証します。

※この記事内における全ての発言に差別的意図は一切含まれておりません

根拠①:過去の事

もっとみる
採用におけるリファレンスチェック(裏取り)が増えてる件について

採用におけるリファレンスチェック(裏取り)が増えてる件について

最近特に、知人の会社から人を採用する際のリファレンスチェック(裏取り)でヒアリングを受けることが多いのです。その人にとってできるだけフェアに、その会社に合いそうかをお答えしているつもりだけど、人は変化する部分、しない部分があるからテキトーなことは言えない。

「リファレンスチェック」とは、採用する企業が、求職者の前職の同僚や上司に経歴や人柄を確認する手法。 アメリカなどでは一般的に行われて

もっとみる
ほとんどの人が勘違いしているグロースハックにおける最適なフレームワーク

ほとんどの人が勘違いしているグロースハックにおける最適なフレームワーク

グロースハックにおいて、最も有名なモデルはおそらく 「AARRR(アー)」モデルでしょう。

サービス全体をユーザーの行動に合わせた5段階のステージに分け、各段階の離脱率をファネル(ろうと)の形で整理したものです。

「AARRR」 は 、 ①ユーザーを獲得 (Acquisition、アクイジション)し、②そのユーザーにサービスの価値を感じさせ(Activation、アク

もっとみる
難しい「チーム文化」の垣根とは?

難しい「チーム文化」の垣根とは?

最近は「情報共有」が盛んに言われていますね。共有が為されなければそれは「チーム」とは言えないし、せっかくのデータや情報、体験・経験、ノウハウを共有し、皆で役立てよう。

これは当然「正しい」と思います。



一人一人へのフィードバックだけを行うなら「チーム」は不要で、例えばアスリート支援として寮を立てたりする必要は無く、個人個人が「プロコーチ」と契約を結べば良いと思います。

ここに「チーム文

もっとみる
「正しい」けど「失礼」なひとを殺してはならない。

「正しい」けど「失礼」なひとを殺してはならない。

2週間ほど前のこちらの記事が話題になっていますね。

いくら正しくても、失礼だと敵視され、殺されてしまう。

Twitterでも好意的に拡散したこの記事ですが、私の感想は、「現実はおっしゃる通り」だけど、「こんな組織で働きたくないし、こんな空気をつくるべきでない」です。

本文から引用します。

残念ながら「正しいこと」をそのまま伝えると、「失礼」になることも多い。
・データがこう言っています

もっとみる
理念づくり〜子どもたちのへのコミットメント〜

理念づくり〜子どもたちのへのコミットメント〜

こんにちは。masaYMTです。今回は、

理念をどうやって描いていったん?

のように前号より「もうちょっと詳しく」書きたいと思います。
※「仲間づくり」の要素も含まれていまーす!

こうすればいい!私がやった流れは、こんな感じです。

1.一度、立ち止まる
2.一歩引いて考える
3.違うジャンルの人たちと出会う
4.心技体で大切にしたいこと
5.仲間(できたらスタッフ)としゃべる
6.

もっとみる