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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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2019年8月の記事一覧

ファッションモデルと義足

ファッションモデルと義足

義足っていうと、どんなものをイメージしますか?多くの人が、病気や事故で切断せざるを得なかった時に使う無機質なモノを想像するのではないでしょうか?今回はファッションモデルとしても活躍するAimee Mullins(エミー・マランス)さんを通して、失った機能を元に戻す「マイナス⇒ゼロ」テクノロジーと更に魅力的な機能を付け加える「ゼロ⇒プラス」テクノロジーについて考えてみたいと思います。

義足とは義足

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デジタル・トランスフォーメーションは、他人事ではなく、自分事である意識が重要

デジタル・トランスフォーメーションは、他人事ではなく、自分事である意識が重要

このことから、多くを学ぼう このセブンペイの話には、たくさん学ぶことがある。そして、そのことはすべての企業や事業に関係がある。このことを他人事と思っている企業の経営者がいたら、それは大きな間違いである。この事案を自分の企業だったら、どうしたのかをきちんと考えるべきである。

 ここでは、2つのポイントと、今すぐに行うことについて考えてみる。

Point1:デジタル技術をきちんと理解したリーダーが

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MaaSは、事業か?公共サービスか?

ゆっくりと、日本の将来を考えよう。 読者の方には、夏休みを満喫している方もいるだろう。夏休みという仕事から離れられる時だからこそ、仕事を忘れて、将来の日本の生活や、暮らしを考えてみるのは、どうだろうか?

 たとえば、1年後の東京オリンピックでは、どれくらい海外の方が、オリンピックに訪れて、どのような街になるだろうか?もう少し先の、2030年、高齢化率33%を超えた日本は、どのような国になっている

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第4次産業革命とマーケティング

第4次産業革命とマーケティング

マーケティングは、産業革命とともに変わる。変える! 以下の記事は、とても現代を象徴する、マーケティングの記事である。大量生産・大量販売型のマーケティングに定評のある、日本コカ・コーラが、新しいマーケティングを行うというものである。

客層を絞り込んだ清涼飲料の販売や開発に乗りだす。

この文章にすべてがあるように、ターゲットが明確な層に対してマーケティングを行うのである。マス・マーケティングとは異

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データ分析&データ視覚化に必要な幅広いスキルの習得に役立つおすすめ本

データ分析&データ視覚化に必要な幅広いスキルの習得に役立つおすすめ本

データ分析&視覚化に必要とされるスキルって、意外と多いですよね。Tableauだけ使えても、統計だけわかっていても、スクリプト言語だけ使えても、それだけじゃ、全然足りません。
そこで、この記事では、データ分析&データ視覚化に必要な幅広いスキルの習得に役立つ本をご紹介します。

The Big book of Dashboards

ダッシュボード設計、思想の入れ込み方、Tableau UKの、私

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20万以内で未経験からエンジニになる9つのフロー

20万以内で未経験からエンジニになる9つのフロー

初めましてミルです
最初に自己紹介をいたします
私は30代でゲーム業界のディレクターから
未経験でエンジニア転職をいたしました

その道は私にとって未知だったものですから・・・
転職に無駄にお金をかけてしまい
トータルで114万も使ってしまいました(^_^;)

なので今回失敗を踏まえて
費用は必須な部分のみに絞り、期間も最小限で計画いたしました

2020/9/4
少々加筆修正しております

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ミクロの美しい世界は、自分とも世界とも宇宙とも繋がっている気がする

ミクロの美しい世界は、自分とも世界とも宇宙とも繋がっている気がする

顕微鏡は研究者時代には毎日触っていた研究機器です。

私の研究対象が細胞だったこともあり、細胞株だけでなく初代培養細胞も勿論扱っていたので毎日細胞を観察するのが日課でした。

よくよく思い出してみると、私の幼少期に父が顕微鏡を買ってくれたのを思い出しました。ミジンコとか、毛髪とか、砂とか色々観察したのを思い出します。

読んでいて上記のような思いでを呼び覚ますには十分なワクワク感があったので、今回

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VR/MR時代 未来の方向性を直感的に体感できないものか

VR/MR時代 未来の方向性を直感的に体感できないものか

言語による説明を通した理解と納得ではなく、より直感的に体感として、未来の方向性を感じられないものだろうか。

この説によると、鳥の網膜が外光を受け取ったとき内部で電子の移動が起きる。具体的にはアミノ酸の一種であるトリプトファンから、フラビンと呼ばれる化合物へと電子が渡される。本来、1つの分子の中で2つの電子がペアで存在しているが、この移動によってトリプトファンとフラビンそれぞれにペアになっていない

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自動運転車の必須部品「LiDAR」。京セラが参入

自動運転車の必須部品「LiDAR」。京セラが参入

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

先週は夏休みで沖縄を旅行していたのですが、おどろいたことがありました。レンタカーを利用したのですが、まぁ走ればいいやという感じで安いグレードのものを借りたところ、車線逸脱警告やACC(オートクルーズコントロール)等の運転支援機能がしっかりと搭載されていました。一昔前であれば高級車にしかなかった機能が、だいぶ普及してきたことを実感しました。

これらの機能

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0116 倒れないバイクが、さらに進化しそうです

0116 倒れないバイクが、さらに進化しそうです

テクノロジーの進化によって、バイクも倒れないようになってきているみたいです。

この「Honda Riding Assist-e」は、ASIMOなどで開発されたバランス制御技術を、電動バイクに応用したもの。

こちらはYAMAHAの「MOTOROiD」。AMCESと呼ばれる車体を電子制御で安定化することを目指した技術が活用されています。

こちらは、lit motorsの「c-1」というプロトタイ

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ドローンレースは日本におけるドローン普及に貢献するかも

ドローンレースは日本におけるドローン普及に貢献するかも

なるほどなぁ。

ドローンレースがドローンの未来を作るかも、という視点は面白い。

日本は世界的にも、ドローンの利用に対して相当厳しい国という印象がありますが。
車社会のルールや技術が、カーレースの盛り上がりとともに作られていったという指摘には納得。

ドローンについては第三者からすると、いきなり空から落ちてくるかも、という印象が強いので、日本ではやたらとリスクばかりが指摘される印象もありますが。

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ゲームと読書と「身体性」

ゲームと読書と「身体性」

自分はよく好んでこの言葉を使います「身体性」。

意としては基本、ヒトが何かをやる時にはどうしても自分の身体の範囲でしか実現は出来ません。自分の身体という制約を超えてめちゃくちゃは出来ないですよね。宇宙や空は生身では飛べないし、速さも限界はある。

この「身体性」には「身体感覚」も含まれるし、身体には精神や感情も含まれています。それら全てを総合して「身体性」と呼んでいます。

ゲームや読書でも、ス

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少しずつ見えてきたボイス・コンピューティングの未来

少しずつ見えてきたボイス・コンピューティングの未来

スマートスピーカーに関して、夏休みの課題図書のつもりで以下の本を読んでみました。今この時期に読むことが出来てよかった、と思える一冊だったので簡単に読後感を共有したいと思います。

先日偶然家電量販店で「アレクサエコー・ショー」の実機に触れたことで何気なく興味が湧いたスマートスピーカー。簡単にテレビ電話に使えそう、という理由で見守り・介護分野で活用の可能性があるのでは、と先日noteに書いてみました

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異業種からWebエンジニアになった人の転職体験談を13人分まとめてみた

異業種からWebエンジニアになった人の転職体験談を13人分まとめてみた

「未経験からWebエンジニアになるのって不安...。」

「〇〇職なのにエンジニアなんてなれるのかな...?」

など、エンジニアに興味はあるけどなんとなく敷居が高く感じてしまってプログラミングを諦めてしまっている方もいると思います。

今回はそんな方の参考になればと、異業種からエンジニアになった方々の記事を13人分まとめてみました。

(Web系エンジニアへ転職されている方を対象としています。)

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