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医療日和

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2018年9月の記事一覧

頭痛に悩まされた結果ちょっと意外な結末

頭痛に悩まされた結果ちょっと意外な結末

妻が体調不良を訴えてはや一週間弱が経とうとして。

症状は頭痛。
言語障害、身体の不自由などはない為最悪の場合ではなさそうにしても
頭痛、若干のふらつき、そして長年悩まされている肩こり。

先日は肩こりがひどくなって急遽接骨院に。

土日祝日も営業しているという心強いところです。
駐車場が若干狭い、というか分かりにくいかもです。

多少狭めの階段を上って2階に。
待合室もそんなに広くはないですが優

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妊婦判定費用全額補助、妊婦税。そして中絶

妊婦判定費用全額補助、妊婦税。そして中絶

妊娠中に診察や定期健診を受けない妊婦を減らすため、厚生労働省は、妊娠している可能性がある若い女性らへの支援策を増やす方針を固めた。
医療機関での妊娠判定費用も全額補助する考え。2019年度予算の概算要求に盛り込んだ。早ければ来年度にも実施する。

という記事を見つけました。

高校無償化とかより、とっても素晴らしい!と思って読んでたんですけど、よく見ると「若い女性への支援」って書いてあるんですよね

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「海馬/脳は疲れない」を読んで、まとめ

「海馬/脳は疲れない」を読んで、まとめ

「海馬/脳は疲れない」を読んで、まとめた記事のまとめ

1 大人になっても記憶力は低下することはない

2 下手でもいいからコミュニケーションをとることの大切さ

3 脳のストッパー

4 30歳以降に伸びる能力

5 神経細胞と脳紋認証(のうもんにんしょう)

6 前頭葉とは

7 脳は疲れない

8 脳の成長スピードは非常に速い

9 海馬の魅力について

10 偏桃体について

11 海馬と

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健康の結論を読んで、のまとめ

健康の結論を読んで、のまとめ

まとめてみた記事たちのまとめ、です

●健康に気をつける理由
1 検査を受けて、予防する事の重要性
2 「長時間労働時代」から、「長期間労働時代」へ
3 人間、ずっと若者ではいられない

●自殺について
4 自殺は、防げる可能性がまだある死。自殺大国日本
5 リスカと自殺。過度な共感や、「自分がなんとかしてやる」という気持ちは逆効果
6 死にたいと相談されたら。第三者の介入の重要性について

●A

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健康の結論を読んで20 がん予防には〇〇。食事に気を付けるという盲点

健康の結論を読んで20 がん予防には〇〇。食事に気を付けるという盲点

多くの日本人は食事を健康法の1つにすることに熱心だ。
大腸がん検診には行かないのに、予防の為に食物繊維サプリを飲んでいるという人さえ見かける。

実際、臨床試験の結果では
「1種類の食物繊維だけをサプリメントとして摂取すると、逆にポリープが増えてしまう」という。

食事で食物繊維の豊富な野菜や穀類を適度に摂っていれば大腸がんが減るのは間違いないが、食物繊維はたくさん撮れば摂るほど大腸がん予防につな

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健康の結論を読んで19 罹患数第1位の大腸がんは「かなり予防できる」

健康の結論を読んで19 罹患数第1位の大腸がんは「かなり予防できる」

感染症由来ではないが、「大腸がん」は予防や早期発見が比較的簡単ながんである。専門家によれば、大腸がんはあらゆるがんの中でも勝ち目のある、「タチの良いがん」だという。

ところが今や大腸がんは部位別がん罹患数第1位になっている。1998年を境に大腸がんで亡くなる人は減っているものの、罹患数は増えている。

なぜ日本で大腸がんが多いのか。これにはさまざまな原因が挙げられるが、一般に生活習慣と関わりが強

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健康の結論を読んで18 がんの実態。「予防できるがん」で亡くなる人の多さ

健康の結論を読んで18 がんの実態。「予防できるがん」で亡くなる人の多さ

2017年の推計で日本のがん死亡数は約38万人。
部位別の死亡数は
男性
肺がん(25%)
胃がん(14%)
大腸がん(13%)
肝臓(8%)
膵臓(8%)

女性
大腸がん(16%)
肺がん(14%)
膵臓がん(11%)
胃がん(11%)
乳房(9%)

がん全体の罹患数(一定の期間に新たにがんと診断された数)は約101万例と、100万をこえている。これは今後高齢化、長寿化によりますます増える。

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健康の結論を読んで17 歯周病予防で全身を守る

健康の結論を読んで17 歯周病予防で全身を守る

前章で述べたとおり、

歯周病は全身の健康維持に関わる深刻な問題だ。
ところが歯学部と医学部に分かれているように、歯科と医科は連携した治療体制が取れていない部分がある。

例えば、内科の医師に言わせると糖尿病患者には、歯周病で口臭の強い人が多いという。糖尿病の患者に歯周病の治療をすすめる専門医も増えている。

また、妊婦に虫歯や歯周病があると流早産のリスクが7倍にも増す事が分かっているため産婦人科

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健康の結論を読んで16 歯科に通う重要性。歯ブラシで歯周病菌をかき出す事は不可能

健康の結論を読んで16 歯科に通う重要性。歯ブラシで歯周病菌をかき出す事は不可能

もしも今、自分の口が臭い自覚がある人はまず歯周病を疑った方がいい。
また、虫歯がないからといって1年以上歯科に行っていない人、症状が特にない人も油断してはならない。

とにかく歯のクリーニングを定期的に受けてほしい。最低でも半年に1度は歯科に行くことをお勧めする。

一般に歯周病は歯ブラシや歯磨き粉のCMの影響で、歯磨きを頑張れば自力で治る簡単な病気だと思っている人も多いと思う。
しかし実は悪化す

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健康の結論を読んで15 HPV予防の難しさ

健康の結論を読んで15 HPV予防の難しさ

前章で、HPVがいかに厄介なものか述べた。そして今回、さらに厄介な部分を紹介する。
というのも、このHPVは感染率が高いにも関わらず、検査方法が困難、という事。

特に症状は出ていないが感染の有無を調べたいという場合、HPV検査は自費で、病院によって異なるが2万弱かかる。

検査は血液検査、尿検査で行うことができず、感染部分をぬぐう必要がある。そのため陰部の検査は陰性でも咽頭を検査したら陽性という

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健康の結論を読んで14 尖圭コンジローマとは

健康の結論を読んで14 尖圭コンジローマとは

まだ誤解されることも多いHPV。性交渉をおこなったことのある男女の約80%が生涯に一度は感染する、ごくありふれたウイルスである。その為男性にも知ってほしい領域の話だ。

HPVは女性の子宮頸がんの原因ということで有名だが、性感染症である「尖圭コンジローマ」を引き起こす原因でもある。

「尖圭(せんけい)コンジローマ」とは男性の陰茎(いんけい)、陰嚢(いんのう)、女性の陰唇(いんしん)、膣(ちつ)な

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健康の結論を読んで13 あまり正しく知られていないHPV

健康の結論を読んで13 あまり正しく知られていないHPV

ヒトパピローマウイルス(略してHPV)をご存知だろうか。女性の「子宮頸がん」の原因となるウイルスだ。
性交渉によって感染するHPVは日本では女性の問題としてクローズアップされがちだが、男女問わず感染するウイルスである。
男性のガンや性感染症も引き起こすため、アメリカやカナダなどでは男性の予防も推奨されている。

まだ誤解されることも多いHPVの話は男性こそ知ってほしい領域でもある。

そもそもこの

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健康の結論を読んで12 脳卒中の予防

健康の結論を読んで12 脳卒中の予防

原因は様々だが、脳卒中を予防するにはいかに初期症状を見逃さず早い段階で治療に着手できるかが勝負だ。

注意したいのは脳梗塞の場合、「一時的に症状が出て消える」事がある。ここで「治った」と思ってしまいがちだが、放置してももちろん解決はしていないのでさらにひどくなる危険性がある。

初期症状を知っているかどうかが脳卒中予防のカギになる。

一般に脳卒中でみられる初期症状は
頭痛     :突然の激しい

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健康の結論を読んで11 脳梗塞と脳出血、そして、くも膜下出血

健康の結論を読んで11 脳梗塞と脳出血、そして、くも膜下出血

脳卒中の3タイプのうち、「脳梗塞」は脳の血管が詰まることで起こる。

一方「脳出血」「くも膜下出血」は脳の血管が破けて出血した状態から起こる。
ざっくり説明すると脳出血は脳の内部。
くも膜下出血は脳の表面上、という具合だ。

脳卒中の中で最も多いのは「脳梗塞(のうこうそく)」。
この脳梗塞、発症後4時間半以内に血栓を強力に溶かす「t-PA」を投与できれば回復する可能性がある。
それでよくならない場

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