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#毎日更新
物語のように、人生を転じさせたい。それまでは、じっくりいくのだ。
物語の始めは、平坦で淡々としているものだ。それが中盤から後半にかけて一気に面白くなっていく。動きが少なくて地味でつまらなかったものが、後半で生きてくる。
人生も、そうなのかもしれない。
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若いうちは下積みとして苦労しながら学んでいったり、目指す先に悩んで人生の迷子になったり。先は見えないし、淡々と過ぎていく日々に嫌気がさしたり。
人生100年というのなら、私の物語はまだ半分も
それでもやっぱり「ハリポタ日本語訳は最高だ」と叫びたい
私がハリー・ポッターと出会ったのは、8才のとき。高校で英語を教えている母が原書を読んでハマり、「ぽんず、この本絶対好きだよ」とすすめてくれたのがきっかけだった。
もちろんその頃の私に原書など読めるはずもなく、松岡佑子さんの訳した日本語版を手に取った。
読みはじめて数ページで、「あ、これ好きなやつだ」と確信した。素直におもしろいというのが恥ずかしくて、「お母さんがすすめてくれた本、悪くないと思う