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多様性(ダイバーシティ)×HR
エクセレントグループ 人事部採用課の廣井と申します。主に神奈川、愛知エリアの職員採用を担当しています。採用業務を担当してから考える機会が増えた「多様性(ダイバーシティ)」とHRについてお伝えさせていただきます。
企業・法人における多様性(ダイバーシティ)について考えるときに指標となるものの一つが経済産業省の推進する『ダイバーシティ経営』です。ダイバーシティ経営では「多様な人材を活かし、その能
【マネジメント連載企画vol.8】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~」
第2章 陥穽(おとしあな)に落ちないために➃
多分業化~介護助手を活用する➀
介護助手はひとつの業務改善手法
社外の介護助手導入プロジェクトに関わるようになって3年目になる。大阪市が手掛ける「介護の職場担い手創出事業」というモデル事業のアドバイザー、というのが筆者の役どころだ。毎年、3つの介護老人福祉施設や介護老人保健施設に対して、1年間かけて介護助手導入を支援している。※このプロジェクト
【マネジメント連載企画vol.6】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)
第2章 陥穽(おとしあな)に落ちないために➁
プレイング・マネージャー問題に向き合う
落とし穴はもうひとつある
では、アガリ意識もノスタルジーもない管理者候補が謙虚にマネジメント手法を学べば、マネジメントができるようになるのだろうか。残念ながら、答は否だ。
実は、もうひとつ落とし穴がある。それは環境だ。マネジメントを行うには、マネジメントできる環境を整える必要がある。
多くの管理者候補はプレイ
【マネジメント連載企画vol.5】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)
第2章 陥穽(おとしあな)に落ちないために➀
教えられずにマネジメントはできない
何も教えられていないという落とし穴
心構えと手法、両方揃ってこそ、事業所を動かすことができる。心構えを知ることが「出直し」になり、手法を知ることが「学び直し」になる。「出直し」の妨げになるのは、これまで述べてきたアガリ意識とノスタルジーである。これについては、そうならないよう指導者が教え込む以外に方法はない。理
【マネジメント連載企画vol.4】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)
第1章 陥穽(おとしあな)の実像③
初心の反復が意味するもの
「初心忘るべからず」は、室町時代に能を大成した世阿弥の言葉である。世阿弥は、能の道を歩む者に3つの初心の必要性を説いた。是非の初心、時々の初心、老後の初心、である。
1つめの「是非の初心」は、いま世間一般で認識されている「初心」の意味に近い。その道に入った時の最初の気持ちを忘れないように、という解釈でいいだろう。重要なのはそのあと
【マネジメント連載企画②】マネジメントできないマネージャーたち~介護経営の陥穽(おとしあな)~
第1章 陥穽(おとしあな)の実像➀
「落とし穴」はどこにあるのか
落とし穴の場所は特定できている。
それは、介護職キャリアパスの途中にある「マネジメントコース」の入り口にある。ベテランの大半はこのコースを選ばず、「専門職熟練コース」に行くのだが、経営層や現管理者から管理者昇格を打診された者、あるいは自ら手をあげて認められた者は、マネジメントコースの方に歩を進める。その足下に、深い穴があいている