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#レビュー
ア・ゴースト・ストーリー
"不慮の事故で亡くなった夫が幽霊となり残された妻を見守る。"なんてベタそうな話どうやって面白くするんだろうって思ってたんです。そしたら、想像してた道筋から大きく逸れて、アクロバティックな経路である人生(というか人にあって人に非ずなんですけど。)が描かれて、それでも用意されたゴールによりとても普遍的(ある意味ベタ)な結末に行き着くという。ベタさと斬新さとか、マンガっぽさとリアルさとか、ホラーとラブ・
もっとみるプーと大人になった僕
まー、とにかくひたすらプーたちがかわいい。ディズニーのアニメにならって声はちゃんとおっさんがやってますがそれでもひたすらにかわいい。映画冒頭は"大人になった僕"の話ではなく、原作小説の最終章最後のエピソードなんですけど、恐らく「くまのプーさん」を全く観たことがないという人でもこのかわいさにはやられるんじゃないでしょうか。それが何なのかというと、オツムの小さなかわいさ、欲求に忠実なかわいさ、ワガママ
もっとみるバトル・オブ・ザ・セクシーズ
1973年に女子テニス世界チャンピオンだったビリー・ジーン・キング(ビリー・ジーンというとマイケル・ジャクソンのあの曲が思い浮かびますけど、関係ないそうです。ただ、当時はマイケルの歌うビリー・ジーンはこの人なんじゃないかと思われていたらしく。つまり、そのくらい有名なテニス・プレイヤーってことですね。)と、こちらは、かつて男子の世界チャンピオンだったボビー・リッグスによる性差を超えた試合を、そこに行
もっとみるパンク侍、斬られて候
えー、町田康原作、宮藤官九郎脚本、石井岳龍(聰亙)監督で"パンク"って言われたら、もう、納得するしかないと言いますか、特に町田康さんは日本で唯一パンクを職業にした人なんじゃないかと思っていて、その町田さんが持つパンク観というのをどこまでちゃんと伝えられてるかというのが、まず、重要だと思うのですが、そのことに関しては僕は結構満足でした。「パンク侍、斬られて候」の感想です。
"パンク"って一言で言っ
デッドプール2
はい、(マーベル作品の中では比較的)低予算で、R指定もついているのに世界中で大ヒットした「デッドプール」(感想はこちら!→ http://esuhiro-kashima.tumblr.com/post/145391937473/%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB )の続編で、その精神性とかポリシーはそのままに、脚本の作り込み
もっとみるアイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
世界で2人目にトリプルアクセルを成功(ちなみに世界初は伊藤みどり選手です。)させ、1992年のアルベールビルと1994年のリレハンメルの2度の冬季オリンピックに出場したフィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディング。その夫による、ライバル選手ナンシー・ケリガンへの襲撃事件。オリンピックとか全く興味のなかった僕でも、顔を見たら「ああ、この人か。」ってなるくらい当時センセーショナルに報道されていたんで
もっとみるアベンジャーズ / インフィニティー・ウォー
これは大変なモノに手を出してしまった感しかないですが、「アベンジャーズ」シリーズ一本も観ず、「アイアンマン」も「キャプテン・アメリカ」も「マイティ・ソー」も「ハルク」も全く知らないまま行って来ました「アベンジャーズ / インフィニティー・ウォー」の感想です。
ま、ということで、ほんとに詳しいことは分からないんですけど、それでも、この映画の持っている"何かとんでもないもの"感はビシビシ感じて来たの