「斬、」を観ました

みなさんは刀を見たことがありますか?

わたしは美術館で真剣を見た事があります。

なにか、吸い込まれる様な魅力があるんですよ。

魅力と言うよりも魔力かな。

侍は、あんな物を振り回していたなんて・・・。

もう、野蛮だわ~。

いやんなっちゃう!!

さて、本題です。

すごい作品。

おもしろかったぁ!!

都築杢之進。

彼は侍です。

剣術の腕はかなりのもの。

そんな彼が、澤村次郎左衛

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ヒュッゲ?

お持ち帰りの袋を、
使い捨ての紙袋の代わりに、
繰り返し使えるものに出来ないかなと、
フリーハンドで(雑にw)試作中。
ちょっとワクワクしてきた。

今年はあまり、
頭で考えたことを行動に移せなかった。

時に流されるまま11月も終了の鐘が鳴るw

しかし今月はひきこもり度合いを深めて、
たまった地味な事を色々やってました。

掃除とか。

初回から溜め続けた「いだてん」をいっぺんに観たのも、

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『六月の蛇』

なんとバルト9で観れるとは...もう来週やん!

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ありがとうございます!
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cinema, local, emotional 019

『IT 第二章』イオンシネマ桑名にて鑑賞。
(以下、これから鑑賞される方は読まないでください)

・19:30〜の回、客席はガラガラ。
・原作は未読。過去作品と第一章は鑑賞済み。
・カーペンターの『遊星からの物体X』というより、塚本晋也の『ヒルコ 妖怪ハンター』へのオマージュを感じた。あるクリーチャーの造形、そいつとの戦い方、敵のアジトの世界観に。お、ヒルコ観てんのかな〜俺も大好きだよ〜と、一方

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虚無に抗う刀 ―映画『斬、』について― 7

■〈終章〉斬ることの先にあるもの

 浅右衛門一族にとって斬るとは何か?

 この一族は浪人でありながら,権力の庇護の下で,その刀を振るい続けていた。幕府側にしてみれば,浅右衛門一族の第一の存在理由は,徳川家御佩刀御試御用にある。浅右衛門一族はあくまでも徳川将軍が佩刀する刀の威力を確認する仕事である。江戸時代の多くの時間は大きな争い事がなく,比較的平穏な時代であった。そうした中で徳川将軍が持つ刀に

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なんで美大出の人たちはアートな映画をやらないのですか?という質問について

>アート映画ってありえないの?アートショートフィルムは?
なんで美大出の人たちはやらないんですか?私もそんなに興味ないけど。

匿名質問サイトのマシュマロにきたこちらの質問にお答えします。

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虚無に抗う刀 ―映画『斬、』について― 6

■隠喩としての刀と鉄 『鉄男』と『斬、』

 ここで『斬、』の冒頭に立ち返ってみたい。

 熱せられた鉄の塊を(姿が見えないが)鍛冶師が激しく打ち付ける場面から映画は始まる。刀が製造される過程のひとコマであるが,同時にこの映画が塚本晋也によって作られたことを振り返ったとき,観客の多くが彼の代表作である『鉄男』を想起したであろう。

 人間の進化において文明は生まれ,発展した。マクロの視点で見たとき

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虚無に抗う刀 ―映画『斬、』について― 5

■ゆうの慟哭、田村の読経

 ゆうの慟哭は,塚本監督の前作『野火』の最後,塚本自身が演ずる田村が執筆の手を止めて,窓から外へ向かい般若心経を唱える姿と重なる。このときの田村は多分,『野火』の原作者である大岡昇平をイメージしていることは察しがつく。

 大岡は自らの戦争体験を元にして,『俘虜記』に収められた「見つかるまで」を発表し,小説家としてデビューした。『野火』も大岡が戦地で体験したことが参考に

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虚無に抗う刀 ―映画『斬、』について― 4

■生から死へ直面する杢之進とゆう

 杢之進は刀を突きつけられ,死に直面した。だが,次郎左衛門に助けられ一命を取り留めた。しかし,杢之進は剣を持って生きることに自信を喪失していく。部屋の片隅に座り込み,乱れた髪にも頓着することなく,剣を持って闘えない自分の不甲斐なさに落ち込む。次郎左衛門はそれでも杢之進の腕を見込み,彼の決断に期待する。しかし,そんな次郎左衛門の意志に反して,杢之進は出発を前に逃げ

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虚無に抗う刀 ―映画『斬、』について― 3

■タナトスとしての刀

 『斬、』におけるクライマックスのひとつに,杢之進・次郎左衛門らが浪人集団と闘う場面がある。杢之進は当初,果敢にも浪人集団へ立ち向かい,初めて真剣でもって目の前の人間を斬る経験に直面する。だが,彼は真剣ではなく,落ちていた太い木の枝のようなもので,浪人集団に立ち向かっていく。ここで彼は斬ることを断念する。真剣ではなく木の枝を手にした瞬間に杢之進の挫折が表れている。同時に,斬

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