D.K

29歳男性。埼玉在住。社会と個人の関係性やコミュニティ構築に関する詩、小説、意見を執筆。 関心領域 ・世界情勢(特に中南米) ・ジェンダー ・90年代邦ロックなど音楽全般 ・Brownswood Recordings

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    • 私をより広く深く知っていただくための自己紹介記事

      社会に違和感を持ちながらも自分の言葉で語りたい。あらゆる「好き」を語り、聞きたい。そんな「あなた」に届きますように。 執筆者が書く記事の方向性や、書くことへの思いを綴りました。

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    事実と感性を分けて、過度の落ち込みと不安を防ぐ大切さ

    「感性的な悩みをしないこと」 もう何年も前の就活で、あるベンチャー企業を訪問した際、上記の張り紙がしてあったのを覚えている。 「クヨクヨしないで結果を出せという事かなあ。分からんでもないがマッチョな会社だなあ。合わないかなあ」と思ったものだ。結局その会社は選考も受けなかった。 しかし、最近感性を元に他者の気持ちや状況の背景を「おもんばかり過ぎてしまい」不安になったり疲れてしまう事が増えた。繊細さは役に立つが毒にもなる。そして「感性的な悩みをしない」事も大事では無いかと思

      • 小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(4)※最終

        (3)のあらすじ 社会混乱で荒廃した近未来の日本で、SNS世論工作を請け負う主人公。敵側アカウントとの諜報合戦の勝利後、昔見捨てたパートナーのブログを発見し、連絡を取る事に成功する。その結果、敵側とパートナーとの交流も明らかになる。 そして世論工作の「上司」の正体が明かされ、親友との思わぬ再開を果たす。 小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(3)|D.K|note ※本作品は性描写、暴力、「SNS投稿」に扮した差別表現があります。読まれる際はご注意ください。筆者、本作品

        • 小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(3)

          (2)のあらすじ 社会混乱で荒廃した近未来の日本で、SNS世論工作を請け負う主人公。ある大国に結びついたアカウントと殺すか殺されるかの諜報合戦を行い勝利する。一方、昔に見捨てたパートナーと親友への贖罪意識が爆発し、悪夢ばかり見るようになるが、世論工作の「上司」との間の関係が、葛藤を抱えながらも進展する。 そして離れたパートナーのブログを発見する。 小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(2)|D.K|note ※本作品は性描写、暴力、「SNS投稿」に扮した差別表現がありま

          • 小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(2)

            (1)のあらすじ 社会混乱で荒廃した近未来の日本。パートナーと親友を見捨てた主人公は悪夢に苛まれながら、SNSでの世論工作を請け負っている。工作は様々な国や陣営が入り乱れ、対立するため、流血の危険を伴う。主人公の命も危険に晒され、夜の荒野で、迫る追手から全力で逃げる。吊るされた死体を目撃しながらも、何とか助かるが、見捨てた人間たちの悪夢に苛まれる。 小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(1)|D.K|note ※本作品は性描写、暴力、「SNS投稿」に扮した差別表現があり

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            小説「壊れ世のブーケ~闇に燃える炎~」(1)

            社会混乱で荒廃した近未来の日本。パートナーと親友を見捨てた主人公は悪夢に苛まれながら、SNSでの世論工作を請け負っている。危険な仕事は主人公を命の危険に晒し、夜の荒野で、迫る追手から全力で逃げる。 ※本作品は性描写、暴力、「SNS投稿」に扮した差別表現があります。読まれる際はご注意ください。筆者、本作品に流れる思想ともに、あらゆる差別、抑圧に反対するものです。  固い風。氷で叩くように、頬に吹き付ける。石に躓き、錆び付き横たわる自転車を踏ん付け、舞い上がる砂が目に染みる。

            小説 壊れ世のブーケ~闇に燃える花~

            ・社会不安で荒廃した近未来日本を舞台にした青春SFごった煮小説です。 ・グロテスク、暴力、性描写あり。お気を付けください。 ・一部に「差別投稿」が登場しますが、筆者、作品ともに一貫して「あらゆ     る差別を肯定しない」メッセージを発しています。     固い風。氷で叩くように、頬に吹き付ける。石に躓き、錆び付き横たわる自転車を踏ん付け、舞い上がる砂が目に染みる。笹と岩の荒野が限りなく続く景色を、風が渦を巻き通り過ぎて行く。荒野を突き抜ける太陽の光。腕時計を見ると午後1

            映画「ガヨとカルマンテスの日々」感想~日本人とキューバのベンチャー精神~

            「脚本・監督・撮影:高城剛 原作:芥川龍之介 制作:国立キューバ映画芸術産業研究所」 上記クレジットだけで、ワクワクしていた映画が観れました。お台場のユナイテッドシネマでしか観られない異端作にして、これからの映画スタイルのスタンダードになる(かもしれない)作品の魅力を複数の要素から書いていきたいと思います。 (1)最新撮影技術により映し出される圧倒的ハバナの景色 この要素だけで、観る価値ありです。撮影箇所はハバナを中心としたキューバ各地と思われるますが、何と言っても、街

            映画「アフター・ヤン」感想~まなざすこととまなざされることの快楽~

            人間は、自然や宇宙という広大無辺な世界の中にいるのに、時にそれを忘れて、全てを知り手に入れられると思い込みます。 本作は「世界の中心に人間がいる訳では無い」という「当たり前」の事を気付かせてくれ、その事実を、胸の中で昇華する快楽を教えてくれました。 ストーリーは以下の通り。 未来の世界で中国系の養子の女の子のために、アジア系の風貌をしたアンドロイド、ヤンを「家族」として迎え入れ、母、父、子、ヤンの「四人」家族で幸せに暮らしていました。しかしヤンが停止してしまい、故障部位

            近未来の日本を想像する~暖かい寒さと孤独な繋がり~

            よく近未来の日本を想像する時に「荒野で人々が集まり寄り添い合う姿」が浮かぶ。 寒い冬の果てない荒野。藍色の空と濃いオレンジの地平線。草もあまり生えず、道路の舗装もあちこちひび割れた所に、古いアパートが並んでいる。明かりが付く。賑わいの声が聞こえる。隣人に珍しいお酒を届けたら、そのまま緩い呑み会がスタートする。貧しさを分かち合い、虚しさを防いでいる人達…… 上に書いた情景は、どこかにありそうで、なかなか無いのかもしれない。だけれど一部ではもう行われていて、これから増えていく、

            「ラテンアメリカ・カリブ諸国大使館チャリティーバザール」に行って~人生の休戦を楽園に~

            中南米諸国の大使館が主催しているイベントに行ったら、マスコミが報じない世界情勢の真実が分かりました……なんてことは無く、寧ろそういった真面目な話を全て置いて楽しめました。 ビルの間や海の近くを縫うように走るゆりかごめの中で揺られながら、竹芝駅に到着しました。 イベントが行われている東京ポートシティとは逆側に出てしまい、遠くに見えるレインボーブリッジやお台場を眺めた後、場所を再確認し、会場に入りました。 建物内のブース(雑貨、現地の音楽CD、パッケージ化されたチョコ等の食

            今日に川越の小江戸を散策したら、二週間前の小旅行で出会った人に二人再会しました。自分は「もってる」と持ってるようです。

            川越旅を通して~あの人はどこから来てどこへ行くのか~

            足を怪我して、遠出ができなくなったのもあり、インドアな楽しみで休日を充実させて来た。 だが、せっかくの三連休、「多少の冒険はしてみたい」と思い、楽では無いが、電車、バス、タクシー、松葉杖の移動を駆使すれば何とかなる街、「小江戸」に行って来た。 本川越駅に降り立ち、まずは「ラーメン二郎」を食べ、休憩目的にスタバへ入る。ここまでは、本川越駅に来た時に、時々私がやる定番コースだ。 二郎で重くなった身体を松葉杖が支えられるか!という意味ではチャレンジングだったが、何とかなった。

            同じような場所で同じ事を繰り返す先に~未来における成熟と繋がり~

            以上のような書き出しの小説を書くとして、「彼」の年齢設定をどうしようか、と考えるはずだが、「年齢なんてどうでもいいや」と思う自分もいる。 夜の公園で遊ぶ人間が10代だろうが、20代だろうが、30代だろうが、40代だろうが、別に構わない。もちろん性別や出身地、人種、職業の有無や種類等も、何でも良い。結婚しているかどうかも、同様だ。 最近「何年も前から、同じような事を繰り返している人々」のイメージが浮かぶようになった。ネガティブな意味で「いつまで同じような事やってるんだ」と思

            キューバでの新家族法の試み~やらなければいけない事は全てやる~

            ※ひとまずソースを付けたり、具体的な内容チェックを先送りして公開しま す。また後日参考資料を付けたり、修正する予定です。なので誤り等あると思いますが、ご理解ください。 包括的、先進的な新家族法の成立なるか 中南米の社会主義国、キューバで、9/25(日)新家族法が国民投票にかけられました。ニュースを参考に計算したら、現地時間17時の時点で投票率は約7割でした。(強い雨の影響で投票時間が延長されたそうです) 元の家族法は1976年制定であり、時代や国際的な状況の変化に対応し

            涼しい夜にコオロギの鳴き声が降る

            今日は一日の大半が雨だった。 怪我した足のリハビリのために、必死の決意でクリニックに出かけ、その帰りに雨が止んだ。松葉杖も徐々に慣れ、以前より少ない力で、よりスムーズに前へ進めるようになった。階段の下りはいまだに怖いが。 夕方は建物の白い壁も、ほんのり夕日に染まっていた気がする。 そして夜。夕飯。スマホやパソコンでのインプット、アウトプット。読書。なるほど充実しているが、読書はともかくとしても、電子機器での活動はブツ切りの情報をあちこちから接種する事になりがちで、前のめり

            ウクライナの方がカバーしたBUCK-TICKの歌

            皆さんはBUCK-TICKというロックバンドをご存知でしょうか。 全く知らない。聴いたことはある。いくつか曲は知ってる。色々な方がいると思います。 1980年代から活動を続けるバンドで、メンバーチェンジをせず、極限まで髪を逆立てたスタイルの初期から、黒服に身を包んだ中期、そしてラフさとゴージャスさを自在に行き来する現在までと、いわゆるビジュアル系バンドの先駆けの一つとして、根強い人気を保って来ました。 サウンドや歌詞の面でも、「本当に凄いバンド」に共通する事でしょうが、相