DJ.プラグマティクス

活動については、http://dj.plugmatics.inaka21.net/ をご参照ください。 このNoteではお薦めの映画や小説、そして音楽、さらには批評というか評論というか論考を紹介しています。

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    マガジン

    • DJ.プラグマティクスの「偏向音楽」

      Web based musicianであるDJ.プラグマティクスが個人的に好きなアルバムやミュージシャンを紹介するマガジンです。

    • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ

      作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第5部、「VRにおける空間論:「実存」から「実在」へ」です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

    • 第4部 VRにおける存在とアバター

      作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第4部、「VRにおける存在論とアバター論」です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

    • メタバース関連雑記帳

      Cluster, Styly, VRchat,Virtualcastなどメタバース関連についての考えを書いていきます。

    • お薦めNHKBSプレミアムシネマ

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    25. ビートルズにおける「サイケ」としての『Magical mystery tour』

    さて、前回まではザ・ローリング・ストーンズにおけるサイケの影響を確認してきたが、ここで「本家」としてのザ・ビートルズ(以下「ビートルズ」)についても考えてみたい。 ビートルズにおけるサイケ作品としては『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967a)が有名だが、私個人としては、正直このアルバムは乗り切れないところがある。むしろ映画としてはダメダメだが、音楽としてはイケる『Magical mystery tour』(1967b)の方を

      • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (15)

        15. まとめに代えて:映画『フリーガイ』からの「メタバース」再考  「メタバース」という言葉が一般的なモノとなったのも、ここ数年のことであるが、現在、「メタバース」というと、インターネット空間上に作られた仮想世界のことを指すことが多い。VRギアを装着させて、文字通りに「没入」できるものもあれば、あくまでPCやスマホ、タブレットの画面の向こうにその世界が広がっているものもある。メタバースはある意味「市場」としての側面もあるため(メタバースの内部で経済圏を形成することができる

        • 第4部補稿:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』試論

          公開当初は秘密というかある種のネタバレになるので見た人だけのお楽しみであったが、今ではDVDや配信での宣伝でも書かれているので言っていいであろう。2022年に公開された映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、それまでに公開された3つのシリーズ(=3つの平行世界=マルチバース)のスパイダーマン=ピーター・パーカーが、一堂に会する映画である。「マルチバース」自体は2018年のアニメ版スパイダーマン『スパイダーマン:スパイダーバース』で描かれていたが(いずれアニメ版と実写

          • 24. サイケを超えて、あるいはサイケを取り入れて:『ベガーズ・バンケット』と『ロックンロール・サーカス』

            前回はストーンズの異色作と言われる『サタニック・マジェスティーズ』を紹介したが、その後、ストーンズは再びシンプルなバンドサウンド、彼らのルーツであるブルースに基づいたロックスタイルへと回帰している。恐らくブライアン・ジョーンズが極度の薬物依存とうつ状態に入り、バンドから距離をおくように(あるいはバンド側から距離をおかれるようになり)他のメンバーたちが「やっぱり俺たちはこっちだろう」と判断したのであろうが、その判断が68年のシングル『ジャンピングジャックフラッシュ』につながる。

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            • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (15)

              • 第4部補稿:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』試論

                • 24. サイケを超えて、あるいはサイケを取り入れて:『ベガーズ・バンケット』と『ロックンロール・サーカス』

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                  • 25本

                  Web based musicianであるDJ.プラグマティクスが個人的に好きなアルバムやミュージシャンを紹介するマガジンです。

                • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ

                  • 15本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第5部、「VRにおける空間論:「実存」から「実在」へ」です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • 第4部 VRにおける存在とアバター

                  • 16本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第4部、「VRにおける存在論とアバター論」です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • メタバース関連雑記帳

                  • 12本

                  Cluster, Styly, VRchat,Virtualcastなどメタバース関連についての考えを書いていきます。

                • お薦めNHKBSプレミアムシネマ

                  • 21本
                • アマゾンプライムお薦めビデオ②(51ー)

                  • 20本

                  アマゾンプライムビデオで公開されている映画を紹介するマガジンの第2弾です。第一弾の「アマゾンプライムお薦め映画①」と併せてご覧ください。

                • SF名作を読もう!

                  • 19本

                  SF小説の名作と言われるものを紹介しています。

                • 第2部 アニメ論:ファンタジーとしてのアニメとそこでの実存

                  • 17本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第2部、アニメ論となります。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • 第3部 ここまでの振り返りと修正

                  • 11本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第3部、ここまでのまとめと修正です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • 第1部 SF論:小説『三体』における三態とそのメカニズム

                  • 16本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第1部となります。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • DJ.プラグマティクスの「偏向音楽」

                  • 25本

                  Web based musicianであるDJ.プラグマティクスが個人的に好きなアルバムやミュージシャンを紹介するマガジンです。

                • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ

                  • 15本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第5部、「VRにおける空間論:「実存」から「実在」へ」です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • 第4部 VRにおける存在とアバター

                  • 16本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第4部、「VRにおける存在論とアバター論」です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • メタバース関連雑記帳

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                • アマゾンプライムお薦めビデオ②(51ー)

                  • 20本

                  アマゾンプライムビデオで公開されている映画を紹介するマガジンの第2弾です。第一弾の「アマゾンプライムお薦め映画①」と併せてご覧ください。

                • SF名作を読もう!

                  • 19本

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                • 第2部 アニメ論:ファンタジーとしてのアニメとそこでの実存

                  • 17本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第2部、アニメ論となります。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • 第3部 ここまでの振り返りと修正

                  • 11本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第3部、ここまでのまとめと修正です。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

                • 第1部 SF論:小説『三体』における三態とそのメカニズム

                  • 16本

                  作成中の論考『メタバース時代の存在論』の第1部となります。あくまで「作成中」であり、その意味で下書きとしてのノートです。

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                  • 23. 在り得たかもしれないもう一つの世界。ローリングストーンズの『Their Satanic Majesties Request』

                    さて、このマガジンではフランク・ザッパが1969年に発表した『Hot Rats』を皮切りにその後の主にドイツでのロック&アンビエント&テクノシーンを追ってみましたが、そこをさらにというかちょっと遡れば、やはり、行きつくのは60年代後半のいわゆるサイケデリックムーブメントでしょう。 一般的にサイケデリックムーブメントを代表するアルバムと言うと名前が挙がるのがビートルズの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(以下『Sgt. Pepper

                    • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (14)

                      VRからメタバースへ(2):「複人」から「複世界」へ  そしてこのような考え方、「メタ」の位置に立つことによって「外部」にアクセスでき、さらには「パタ」の世界にもアクセスできる、という考え方は、当然、第4章で述べた「複人」の考え方ともつながる。筆者はそこで「複人」について平野(2012)の「分人」の考えを引きながら次のように述べていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー平野は「個人を整数の1だとすると、分人は分数だ」という言い方をしてい

                      • 22. ジャンル不問のVR音楽イベント『METAJACK OPENMIC』

                        このマガジンでは、いつもは好きなアーティストやアルバムを取り上げているのですが、今回は番外編的に、私も参加している音楽イベント『METAJACK OPENMIC』をご紹介します。 このイベント、「Cluster」というVRサービス内で基本的に月2ペースで行われています。「オープンマイク」という名前の通り、一人2曲、10分までという条件で、参加希望者は自由なパフォーマンスができます。もちろん、時間の都合上、事前登録が必要ですが、特にオーディションなどもありません。音楽が好きな

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                        • もう一つの、あるいはむしろこちらが正解?としてのサンリオのバーチャルイベント「Nakayoku Connect」

                          昨年12月に行われた「SANRIO Virtual Festival」の時にも痛感させられたが、サンリオはもはや「カワイイ」だけではない世界へと突入している。もちろんサンリオがサンリオである以上「カワイイ」は基本条件である。しかし、そこにさらに「かっこいい」と「あたらしい」をサンリオは乗っけてきている。 2022年7月15日から実際のサンリオピューロランドと連動する形で開催されている「Nakayoku Connect」もその一例である。ここで「なかよく」などという言葉を持っ

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                          • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (13)

                            VRからメタバースへ(1):「動物化」を超えて 「存在を認識に還元してはならない。」「偶然性こそが絶対的であり必然的である。」「新しい実在論」のこのような考え方はもちろん思弁的である(事実、メイヤスーは自らの立場を「思弁的唯物論(speculative materialism)」と名乗っている)。モノ自体への接近を狙っているのに思弁的であるということは、一見腑に落ちない感じもする。なぜなら思弁的であるということは経験的ではないということであるからである。しかし、これに対する

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                            • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (12)

                              サルトル再考 そしてそのように考えると我々は、サルトルの言うところの「実存主義」をまた新たな視点から、より現代的な視点から、捉え直すこともできるようになるだろう。サルトルは「実存=現実存在」主義を唱えながらも、そこで目指されていたのは「では、どう生きるか」という「本質存在」としての人間のあり方であった。その点にある種の矛盾というか、謎があったのであるが、しかしそれが矛盾であり謎となるのは、やはり、我々が「存在」=モノと「認識」というものをどうしても分けて考えてしまうから、そ

                              • 21. テクノロック?という試み:マニュエル・ゲッチングの『INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR』

                                さて、ここ数回はアンビエントやテクノポップと言ったジャンルが生まれたころの音楽を見てきたが、そのような中で、ジャンルとしては確立はしなかったが、恐らく後のクラブミュージックには大きな影響を与えたであろう、「テクノロック」とでも言えるような音楽の存在にも光を当てたい。その代表格がやはりこれもドイツのミュージシャン「マニュエル・ゲッチング ( Manuel Göttsching)」である。今回紹介するのは1975年の隠れた?名作『INVENTIONS FOR ELECTRIC G

                                • 20. テクノがポップになった日:クラフトワークの『アウトバーン』

                                  さて、今回も予告通り、これまでの流れを踏まえた上での、1974年のクラフトワークの『アウトバーン』です。テクノという現代音楽、あるいはある意味前衛方向に走りがちなジャンルを見事にポップの道へと連れていってくれました。その意味でもこの『アウトバーン』はテクノというジャンルにとっても一つの大きな高速道路だったと言えるでしょう。 さて、アルバムのタイトルにもなっている「アウトバーン」はある意味のどかな曲です。高速道路を疾走するというよりは郊外にピクニックに行くという感覚に近いです

                                  • 19. ブライアン・イーノの1975年当時の「もう一つのみずみずしい世界」としての『アナザー・グリーン・ワールド』

                                    さて、予告通り、今回はブライアン・イーノの転機にしてその後の方向性を決定づけたとも言える名盤『アナザー・グリーン・ワールド』をご紹介します。 同じブライアンでもブライアン・フェリー率いる「ロキシー・ミュージック」のメンバーとしてロックシーンで活躍していたブライアン・イーノですが、その後のイメージを決定づけることになった方向転換というか転機としてのアルバムがこの『アナザー・グリーン・ワールド』(1975年)であることに異論を唱える人はいないでしょう。同様の音楽性、方向性として

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                                    • 18. 古くても新しい、あるいは古いからこそ新しい。メビウス率いるハルモニアの名盤『De Luxe』

                                      前回までの流れで言えば、次はブライアン・イーノの『Another Green World』(1975年)、そしてその次はクラフトワークの『アウトバーン』(1974年)を紹介せざるを得ないが、これまでの流れでもう1枚、メビウスがハルモニア時代に残した名盤『De Luxe』(1975年)を紹介しておきたい。 前回書いたようにある意味前衛的であった『クラスターⅡ 幻星』(1969年)に比べるとこちらはもう、完全にアンビエントと言っていいでしょう。リズムもメロディラインもしっかりし

                                      • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (11)

                                        11.ファンタスティックな空間=世界としてのVRとSF(4): 「認識」(意識)から「存在」(モノ)へ、さらには/あるいは「本質存在」としての「存在」(、、、である)から「現実存在」としての「存在=実在」(、、、がある)へ ジョージ・コリンが図らずも ヴォネガットの一連の作品群を「 SFプロパーよりもむしろファンタジィに密接な関係を持つ」と指摘したように、XSF、パタフィジックの存在位置も、まさにそれが「科学外」「パタ(=超)」と名付けられていることからも明らなように、いわ

                                        • 第5部 VRにおける空間と世界:「実存」から「実在」へ (10)

                                          10.ファンタスティックな空間=世界としてのVRとSF(3): SF(サイエンス・フィクション)としての『三体』におけるXSF(エクストロ=サイエンス(科学・外)・フィクション)としての「三体世界」 繰り返すが、「その不規則性が、科学を無効にするには十分だが、意識を無効にするには不十分であるような世界」「科学の条件が消滅する世界は、必ずしも意識の条件も同様に無効化される世界であるとは限らない」世界、これがメイヤスーのいうところの真のエクストロ=サイエンス世界である。では、こ