SF名作を読もう!(19)『侍女の物語』
本日ご紹介する名作というか傑作はこちら。マーガレット・アトウッド著『侍女の物語』です。
これをSF小説と言っていいのか、という声は確かにあるでしょう。アトウッド女史自身は決してSF作家ではありません。詩人であり小説家です。しかしこの小説に関して言えば、SFとして紹介されることが多いでしょう。それがこの小説にとっていいことなのか悪いことなのかはわかりません。いい点としてはSFファンにもこれが届くということと、SFはジャンルとしてファン層が厚いので、結果的にこの本を読む人が増え