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DJ.プラグマティクスの「偏好音楽」

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Web based musicianであるDJ.プラグマティクスが個人的に好きなアルバムやミュージシャンを紹介するマガジンです。
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記事一覧

「アイドル」とは何かを改めて考えさせられる。文坂なの『だけど、わたし、アイドル』

これは私の別マガジンの記事になるが、昨日は「何もしない一日」がテーマで昼呑みと昼寝を楽し…

偶然の産物!新しい音楽のスタイルを見つけたかも!

以前こちらのNoteでも書いたように、古いMac miniをDTM専用機として、こちらでも音楽活動をし…

古くなり役割の終わったPCやipadはDTM専用機材にしよう!

以前「自宅スタジオ(必ずしも最新機材でなくてもそれなりの音作りはできる!)|DJ.プラグマ…

古いmacでもDTMに使える(その3)

以前、こちらの別宅の方にある古いmac miniをDTM専用機にした話とそれを使っての新しいスタイ…

追悼 セルジオ・メンデス! 『Timeless』is ageless!

かのブラジリアンジャズの元祖にして巨匠、セリジオ・メンデス氏が享年83歳にして亡くなられた…

ここがこのスタイルの出発点だったのか(多分)。Nicolas Paytonの『Sonic Trance』(…

前々回、このマガジンでNicolas Paytonの『BITCHES』(2011)を取り上げたが、予想以上に「い…

『ぼくの音楽人生』と『僕の音楽人生』:服部良一と日本のジャズ&ポップス

このマガジンでは基本的に音源に基づく音楽評をしているのだが、今回はある意味これは書評であると認めざるを得ない。私もかのNHKの朝ドラの『ブギウギ』に思い切りやられた一人なのだが、あのドラマのもう一人の主人公は紛れもなく草彅剛氏が演じた服部良一氏であった。その氏が残した本が『ぼくの音楽人生』という本なのだが、それと合わせて聞くと効果絶大というか効果倍増なのが今回紹介するCD3枚分に及ぶ傑作集『僕の音楽人生』である。 実は、この数か月ジャズというものについてあれこれ考えているの

これぞ隠れた名盤!今こそ聞き直してほしい傑作!Nicolas Paytonの『BITCHES』

恥ずかしながらジャズファンを名乗りながらNicolas Payton(ニコラス・ペイトン)は聴いていな…

もはやソロアーティストでもバンドでもなく一種の劇団の主催者、といっていいのではな…

『放生会』と書いて「ほうしょうえ」と呼ぶらしい。仏教用語らしいが、まさに生き放つ会であり…

61. 和製フレンチテクノポップ、あるいは早すぎた渋谷系は秋元康プロデュースだった…

先日、「フレンチポップ×テクノ=お洒落:『Mikado forever』」というタイトルでフレンチテク…

60. 驚異の4枚組にして狂気の4枚組!:『San Ra Egypt 1971 』

本日紹介する音源はこちら。以前映画の方のマガジンでぶっ飛びすぎている映画として紹介した『…

59. フレンチポップ×テクノ=お洒落:『Mikado forever』

今回お薦めする音源はこちら。フランスでテクノポップをやるとこうなるというおしゃれの見本と…

58. 「ハマる」「沼る」「推す」ことの快感!フィロソフィーのダンスの新アルバム&…

音楽というものは音だと思っていたが、そこにビジュアルが入ることで数倍になるジャンルもある…

57. 原点回帰にして本領発揮!基礎としてのビッグバンドジャズを押さえているからなんでも歌える。JUJUによるビッグバンドジャズライブアルバム『So Delicious So Good』

以前、ちあきなおみ氏の隠れた名盤を是非、今の歌手にコピーしてほしいが、その誰かが思い浮かばない、という趣旨のことを記事に書いたが、遅ればせながらその「誰か」が思い浮かんだ。最近は「スナックJUJU」としてジャンルを問わずその歌声を披露しているJUJUである。 このJUJU、その名をウェイン・ショーターのアルバムタイトルからとったことからも明らかなように、そもそも本人がやりたいのはジャズであるし、事実NYでその修行をしてきた。しかし、残念ながら、今の日本、というか今の日本の芸