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DJ.プラグマティクスの「偏好音楽」

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Web based musicianであるDJ.プラグマティクスが個人的に好きなアルバムやミュージシャンを紹介するマガジンです。
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記事一覧

61. 和製フレンチテクノポップ、あるいは早すぎた渋谷系は秋元康プロデュースだった…

先日、「フレンチポップ×テクノ=お洒落:『Mikado forever』」というタイトルでフレンチテク…

60. 驚異の4枚組にして狂気の4枚組!:『San Ra Egypt 1971 』

本日紹介する音源はこちら。以前映画の方のマガジンでぶっ飛びすぎている映画として紹介した『…

59. フレンチポップ×テクノ=お洒落:『Mikado forever』

今回お薦めする音源はこちら。フランスでテクノポップをやるとこうなるというおしゃれの見本と…

58. 「ハマる」「沼る」「推す」ことの快感!フィロソフィーのダンスの新アルバム&…

音楽というものは音だと思っていたが、そこにビジュアルが入ることで数倍になるジャンルもある…

57. 原点回帰にして本領発揮!基礎としてのビッグバンドジャズを押さえているからな…

以前、ちあきなおみ氏の隠れた名盤を是非、今の歌手にコピーしてほしいが、その誰かが思い浮か…

56. 紹介する順番が逆だった。ちあきなおみ氏の(非公認)ベストアルバム『微吟』

前回、永遠の歌姫、ちあきなおみ氏の隠れた名作3作を紹介したが、紹介する順番が逆だっただろ…

55. やっぱりこの時期のマイルスも最高!『MILES IN TOKYO』

先日、バレンタインデーの日にDommuneを見ていたところ、菊地成孔氏と大谷能生氏の二人がバレンタインデーとブルーノートレコードを無理やり結び付けたいつもながらの軽妙なおしゃべりをされていた。その最後にちょっとだけかかったのが、このマイルスの初来日時のアルバム『マイルス イン トーキョー』からの「マイ・ファニー・バレンタイン」であった。「うーん、さすがのかっこよさ!」と思うと同時に、この音源は持ってなかったなと思い、早速アマゾンで購入した。 1964年の演奏で、私が購入した

54. もう一人の伝説の歌姫、「ちあきなおみ」という歌い手/演じ手、そして「楽器」

前回は、故、八代亜紀氏への私なりの追悼記事を書いたが、もう一人、事実上の引退というか身を…

53. そもそもビッグバンド形式の楽団が日本のジャズであり歌謡曲であったという事実…

先日、故八代亜紀氏に関する記事を書いたが、そこで思い出したのが、2011年に世界的にヒットし…

52.ジャズでもブルーズでも演歌でもない、「八代亜紀」というジャンル

芸能人の方の亡くなり方には、ああ、そろそろかなという猶予期間がある方とそうではない方の二…

51. その名の通りのVSOP(熟成した、そして高品質のストック)としての「VSOPクインテ…

ウェイン・ショーターがフュージョンバンドである「ウェザー・リポート」のメンバーとしてして…

50. スピリチャル・ジャズの正当な後見人による正統なアルバム『ODYSSEY OF ISKA』

前作『スーパー・ノヴァ』発表後、その路線は自身が抜けた後のマイルスバンドに任せることにし…

49.ショーター版『ビッチェズ・ブリュー』としての存在だけじゃない魅惑のアルバム『…

ウェイン・ショーターについて別のマガジンにおいてその伝記的映画を紹介したが、この人の魅力…

48.サスペンスとは緊張状態を引っ張ること。サントラ「サスペリア」(1977)に代表されるイタリアのプログレバンド「ゴブリン」の魅力!

今回お薦めするCDはこちら。イタリアのプログレバンド「ゴブリン」の名曲を集めたコンピCD『Goblin:The ultimate collection」です。 この「ゴブリン」というバンド、映画ファンにとっては『サスペリア』(1977年版)に代表されるダリオ・アルジェント監督の作品の音楽を多く担当しているバンドとして認知されているでしょう。ダリオ・アルジェント監督と言えば「ジャッロ」(直訳すれば「黄色」)というジャンルの名監督ですが、イタリアで「ジャッロ」と言えば、いわゆる