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映画・ドラマ感想文

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映画やドラマの感想を思いのまま綴っております。
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「0.5の男」感想

「0.5の男」感想

アマプラでの5つ星★は興味深く、レビューを見ず、先ずは鑑賞開始。
観始めたらとにかく止まらなくなり、一気観してしまった!!
良かった、ものすごく。

しかしながら、この”0.5”の理由がまぁまぁ衝撃でもあった。
2世帯住宅に親側に単身の子供(大人)を0.5、足して2.5世帯だとは!!なんという呼び名。なかなか攻めるネーミングだ。
完全に無知だったが、昨今進行する晩婚化、非婚化、離婚率の上昇により、

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2024春ドラマ”海のはじまり”

2024春ドラマ”海のはじまり”

今シーズン毎回涙した月9ドラマ『海のはじまり』。
月9と知らずに自動でドラマを録画しており、ドキュメント番組の様なタイトルだと思いつつ視聴開始。
しかしながら、2022年10月にやっていた『silent』と同レベルで毎回泣かされる事になるとは!

大学時代に出来てしまった子供(海:泉谷星奈)を下ろさず出産した水季(古川琴音)は病死。それを知らずに就職して7年経ちお葬式の後にそれらを知る夏(目黒 蓮

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『虎に翼』”新潟編”を観て令和のSNSをする世の中に通じるものを感じた回

『虎に翼』”新潟編”を観て令和のSNSをする世の中に通じるものを感じた回

新潟編、先週で終わってしまったが、とても印象的であった2週間前の内容を今更であるが残したくなったので、こちらに記そうと思う。

外国人の放火事件について公判事件の閉廷後、寅子たち判事同時の話し合いの際、憶測を話す入倉に対し航一の言葉が現在のSNSをする世の中にも通じるものを感じた。

最近では鵜呑みにしない賢いSNS世代の人達が裏取りして調べている、と感じてきているかもしれないが、やはりインフルエ

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『虎に翼』”裁判官編”人を納得させるには?に納得した回!

『虎に翼』”裁判官編”人を納得させるには?に納得した回!

前回の朝ドラから一変。始まった途端、寅子パワーに完全にやられております。なんと爽快な、かつ暗く険しい時代も寅子らしくたくさん考えている姿が、素敵で、朝から泣いたり笑ったりさせてもらっている。
お父さんが亡くなる前の懺悔シーンは15分の間に泣いて、その後爆笑して、演者、演出家ってすごいなと再確認したり。
どうしても8時過ぎに、子供達を見送ってバタバタしてしまうので、めったに使わなくなった追いかけ再生

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時空を越えるお話はやっぱり夢がある✨

時空を越えるお話はやっぱり夢がある✨

久しぶりのクドカンのドラマが話題になっている『不適切にもほどがある』は昭和と令和をタイムスリップ、タイムリープ?とにかく時空を行き来するお話だ。

小6息子と年長娘(もちろん夫)と観ているが、チョメチョメ、言葉遣い、路線バスや職員室での喫煙シーンを観て、息子が「昭和もかなりヤバいね」と興味津々。どう捉えたかはさて置き、毎週家族全員で視聴している。

我が家では、いいのか悪いのか、普段は1人1台でバ

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やっぱりよかった!『コタツがない家』~最終話~

やっぱりよかった!『コタツがない家』~最終話~

11年半描けないでいる漫画家の悠作は、度々挑むが状況が変わると描けないといい、最終的には”もう漫画家はやめる”とまで宣言。しかし義父から離婚してやって欲しいと打診され、家出して考え抜いたあげく、離婚するまでの事なら描けそうだと再起する。一方、肝心の妻の万里江は別れたくないと断る。しかしながら万里江の同僚はもちろん、息子の順基、離れて暮らす母や義理の兄までも100%離婚に賛成という異例の反応に、どう

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ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』②

ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』②

クライマックスに入りそうなのに、まだ第3話からの続きから。
どうしても日向の考え方が素晴らしいと感じてしまうのは私だけか。

佐弥子が図書館にて、コンペのアイディア出しに悩んでいるところで、資料を探していた日向さんと会うのだが、その帰り際の会話。

この後日、デート(佐弥子だけがデートと思い込んでるだけであったが)に美術館へ誘われて、現代アートの楽しみ方がわからないと質問する会話

毎回なんだかん

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ドラマ『コタツがない家』が面白すぎる‼

ドラマ『コタツがない家』が面白すぎる‼

『パリピ孔明』の裏だと知らずに3話が終わった頃にTverで観てみたら、
何々?めっちゃ面白いじゃん!と。
ただのホームコメディだと思ったら、その辺のドラマを抜いてしまう程、レベチだった。

※ネタバレありです。
ウエディングプランナー兼、会社社長をしている深堀万里江(小池栄子)は11年半休業中の漫画家の夫(吉岡秀隆)と大学受験生の息子、順基(作間龍斗)と暮らしている話なのだが、熟年離婚した父親、達

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ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』①

ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』①

ただのコメディ青春ドラマと思って見始めたこのドラマ。
白玉佐弥子(広瀬アリス)は、大学受験の日に事故に遭いなんだかんだで建築の夢を諦めてOLを10年やっていたが、建築学科の拓(道枝駿佑)と出会い、もう一度奮起して受験、そして合格する。
その後、大学、シェアハウス(サグラダファミリ家)で拓と再会をして、本格的に物語は始まる。

現役の大学生とのかかわり方、違いはあるものの、セリフのやり取りが、大学生

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ドラマ『きのう何食べた?』シーズン2

ドラマ『きのう何食べた?』シーズン2

シーズン2が始まった♪

とにかく食欲が出て、特にキッチンに立つ事が楽しくなるドラマだ。毎日料理をしていると、なんだか自分の味に飽きてくる事がしばしばある。
味噌、しょうゆ、塩、甘じょっぱくしたり、辛くしたり、何かのペーストの味なんかも、なんだか同じ私の味なのだ。
だから、毎日、肉→魚→肉→魚とはなんとなくしてみたり、お味噌汁をスープにしたり、幾つかのレパートリーがあるにしても自身が飽きてくるのだ

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春ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』感想

春ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』感想

すっかり終わってしまった春のドラマの感想を今更ながら綴ってみたいと思う。
というのも、子供達が2週間ほど風邪をひき、ここに着手するもなかなか集中できずにいたので、すっかりご無沙汰になってしまった。
まぁ全ては言い訳となるのだが、また記録する事そうする気持ちになれてよかった。
6月梅雨時期連休なしも、風邪ひきさん達のお世話に家事やお掃除、気になる納戸の片づけは後回し、、、色々と後ろ向きになりがちな時

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『どうする家康』”三方ヶ原の戦い”編

『どうする家康』”三方ヶ原の戦い”編

NHK大河ドラマ、『どうする家康』の”三方ヶ原の戦い”編。
こわ〜い信長より更に身震いしそうな人物がいた。
武田信玄だ。
この時代の最強!!そして信玄、本気を出す。オープニングも真っ赤に染まって始まるし、ぞわぞわさせられた。
家康との年の差は20歳くらいだから、信玄から見たら家康なんて”ひよっこ
っこ”だ。しょっちゅうそのセリフが飛び交った。
阿部寛、なんて貫禄があったのだろう。あの目ヂカラ立ち居

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NHK朝ドラ『らんまん』を観て③

NHK朝ドラ『らんまん』を観て③

こんばんは。
大分久しぶりの朝ドラについてですが、
『らんまん』東京編、展開してますね。

東京での峰屋の酒展示会で運命の人(将来の奥さん)に出会い、東大の研究所に行き、本当に自分が草花が好きで、研究も好きな事も再確認する。しかし家に戻る帰りに番頭の息子で万太郎のお世話係りの武雄から、"峰屋を捨てるのか?"と他の従業員達を路頭に迷わせるのか?くらいの勢いの言葉を浴びせられ、万太郎も大好きな草花の研

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2023春ドラマ『Dr.チョコレート』①~③話

2023春ドラマ『Dr.チョコレート』①~③話

GW含め視聴時間がなかなか取れなかったが、スキマ時間にやっとTVerにて観る事ができた(やった!)

これがもしかしたら今シーズン1位になるドラマかも知れない?!と思う程、楽しく休憩せずに3話を一気見してしまった。

ストーリーは、脳外科医の父と研究員の母との子、唯が幼い頃から医学書や父親の手術にも興味を持ち、動画を観て手術のシミュレーションしていたり、会話も大人と同等に出来るほどのハマり方をして

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