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#社会人1年目の私へ

キリンとnoteがコラボして、「#社会人1年目の私へ」投稿コンテストを開催します!

定番の記事一覧

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのために次のチャレンジとしてどんなアクションを取ろうと思っているかも最終章にまとめよ

【45分で分かる】P&Gでも教わらないブランディングの教科書

このnoteでは、"ブランディング"に関する体系を教科書のように纏めたいと思います。2020年7月に書いた「【1時間で読める】P&G流マーケティングの教科書」とセットにして、ついに教科書シリーズの完成となります。 これを読めば、マーケティングとブランディングの全体像が体系立てて頭に入ると思います。ウェブマーケティングやSNSマーケティングといった「HOW」に終始する細かい各論よりも、まず初めに全体像を頭にインストールすることには大きな価値があります。あとは実務を通して、その

初めてマーケに携わるなら、こんな感じで学んでいけばよさそう(4STEP+心得2つ)

凡人の凡人による凡人のための 僕は何者でもありません。誰もが知っている企業のエース社員でもなければ、スタートアップの起業家でもありません。 この時点で読む気が失せた方は多いかと思うので、期待に沿えなかったことを謝罪いたします、申し訳ございません。 とは思いつつもこのnoteを書いている理由は、初めてマーケティングの職に携わることになったとき、何をどうすればいいかさっぱり分からず不安になった過去があるからです。 とりあえず本を読んでみたり、著名人の記事を読んでみたりしま

入社1年目で知りたかったお金の話

チャーリーです。 この記事の内容をもとにした本「会計の地図」を3月16日にダイヤモンド社から出版することになりました! さいきん、新社会人向けの取材を受けたりしたこともあって、僕が入社1年目のときにどうだったかなと思い返すことがあった。そのとき、これ知ってたらよかったなーと思うお金の話を図解でまとめてみたので、なにかの役にたてばさいわいである。 最初に結論。利益ってものを増やすためには、売上を増やすか費用を減らすかしかないんだ。って話なんだけど、これが入社1年目のと

対人ストレスから解放されたフリーランスの末路(体験談)

精神疾患や生きづらい性格を抱える人の中には、会社で働くことが苦痛で、フリーランスになることを夢見ている人がいるかもしれない。 筆者は、ある精神疾患を持っているため、集団の中で穏便になじむのが困難であるためフリーランスを選んでいる。過去3年間は会社にフルコミットをしたが、2018年度は、ほとんどの時間を自宅で過ごす働き方をした。 在宅勤務のフリーランスは、仕事依頼さえ安定していれば、はたから見るとストレスフリーな働き方に思えるかもしれない。確かに、会社生活で感じるようなスト

お前が“付加価値だ”と思ってるものなんて。

「で、一年目終えて、どうだった?」 「いやー、なんつーか、あっという間でした」 「そうだよなあ。入社前のイメージと、違った?」 「そうっすね。いやー、なんか、思ったより、地味じゃないスか?」 「あははは、まあ1~2年目だもんねえ」 「いや、でも、シューカツのときは、『即戦力を求めてます!』とか、『若いうちから活躍できる職場です!』って、言われてたんすよ」 「まあ、そう言うだろうね?」 「それがフタ開けてみたら、“去年の書類の日付を今年に直すだけ”とか、“センパイの後ろにくっつ

自己紹介&ポートフォリオワーカーの収入公開

自己紹介 外資系IT企業に勤務するプロダクトマネージャです。と、同時にアパートを4棟所有(建築中含)し、自身の物件を自主管理する会社の代表でもあります。またKindleで本も出版しています。3つの仕事から収入を得ている、アラフィフのポートフォリオワーカーです。 ポートフォリオワーカー(Portfolio worker)とは、ライフステージに合わせて複数の仕事を組み合わせる働き方、生き方を実践する人を指します。 リンダ・グラットン教授が著書「LIFE SHIFT(ライフシフ

「会社はだれも君に残って欲しいとは頼んでないよ」と、新卒時代の上司は言った

『会社は誰も平岡に、会社に残って欲しいとは頼んでいないよ。』 これはぼくが社会人1年目の頃に、上司に言われた言葉だ。それもずっとずっと役職が上の上司に。 新卒入社した会社の本社は東京・六本木。「東京で働くんだ。」そんな希望と憧れを持って大阪から出てきた。研修で仲の良い同期ができた。東京の電車にも、人の多さにも少し慣れてきた。 研修が終わって配属の内示で言い渡されたのは、縁もゆかりもない名古屋営業所だった。 会社で決まったことだから仕方がないこと。頭では理解できても、心

あの日の焼きそばと「PV=C/(r-g)」

投資銀行の勤務時間は9時5時で、これは朝9時から朝5時の意味である。終電を見送りながら晩御飯を食べ、始発と競争する毎日だった。帰宅してシャワーを浴びたらスーツを着て、そのまま玄関で寝た。 僕がそんな世界に入ったのは、大学を2留したからだ。それでも受け入れてくれる会社を探していた。面接ではたまたま前日に観たニュースについて聞かれ、僕はまるでイタコのようにニュースキャスターの口ぶりを真似した。そのまま偶然入社できたのは最高にラッキーだったか、もしくは最高にツイてなかったと思う。

新卒フリーランス、なめてました。

さっきから5分おきに何度もアプリで銀行の残高を確認している。が、全く増える気配はない。当たり前だ、今日報酬を振り込んでくれるはずだった相手は一週間前からぱたりと連絡が途絶えている。何度メッセージを送っても、電話をかけても、つながらない。なんとなく気が付いてはいたけれど、いざこの状況になってみると凹まないわけにはいかない。この仕事のために一ヶ月大学の授業もそこそこに、寝る間も惜しんでデザインの勉強をしながら、やっと完成したパンフレット、すごく喜んでもらえたと思ったのに、まさかの

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社会人1年目の君へ

それぞれの、よいドラマを。

さあいよいよ春から社会人です、と言われても、なんだ突然宇宙人になるみたいな言われようだな、などと思っていたけど、はじめて就職した会社で、わたしはまさに宇宙人に囲まれたかのようにビクビクと怯え、ガチガチに緊張していた。 わたしが就職した街の洋菓子店の社長は、宇宙人というより山賊のようなおじさんで、背の高さも横幅も大きくちょっとした丘のような身体で、グローブみたいな分厚い手でおなかをバンバン叩きながらガハハハハと山が動くほどの大きな声で笑うのだった。 ************

【マーケティング実践編】無名の僕が12500スキを越えるnoteを書いた裏側の全て

前回書いたnote、"【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書"は、凄まじい反響を見せました。書いている現在時点で12500スキ、39万ビュー弱、ツイッターを中心に未だに拡散を続けています。 あのnoteをマーケティングの理論編だとするならば、今回はマーケティングの実践編です。僕が、実際にどのように、あの記事自体をマーケティングしたか、その裏側をすべてお見せします。これを読めば、皆さんが実際に自分のビジネスと照らしたときに、どこから手を付ければいいのか、どのように思

徹底的に師匠の真似してたらまとまった!「弟子学」の実践法

よぉ。 俺だ。福本だ。 新年度からそろそろ1ヶ月経つよな。 この1ヶ月の仕事のデキはどうだった?想定どおり過ぎて物足りなかったか?それともデキない自分に嫌気がさしたか? そんなモヤモヤした感情、ぶち壊したいよな。 わかるぜ。 だからこのクソ長いGWに、積ん読してた本読んだり、カメラを首からぶら下げて美術館行ったり、なんか新しいことはじめたいって思ってんだろ。 いい心がけだ。 でもな、何をはじめるにせよ、物事にはな、たったひとつ押さえてるだけで大きく結果が変わる

日本・米国・インドでの経験を経てまとめ上げた最強のグロースハッカー・サービスデザイナー育成プログラム

スタートアップにおいて、メンバーがスタープレイヤーに育つ環境を整えてあげるのは企業として成功するためにも、先の見えない危険な賭けに乗ってくれたメンバーに応えるためにも非常に重要だと考えています。 今日はMESON社内で実施している、若手をサービスデザイン・グロースの領域におけるプロフェッショナルに育て上げるプログラムを公開します。 このプログラムは、リアルタイムで進化させているので足りていない部分もありますが、自分がグロースハックの書籍を出せるまでになった最初のスタートア

25歳で社会人兼大学1年生。必死に人生を取り戻そうとしていた #社会人1年目の私へ

はじめて就職したのは25歳。人より遅れての社会人スタートだった。 プライドが高く、劣等感も強い人間の社会人&大学デビュー戦。 それまでの夢ごっこが終わり、みっともなく無様になりながら、どうにか社会と向き合おうとする男の記録になる。 仕事に向き合っている方は、最後の1文だけでも読んで欲しい。 仕事が出来ないのに、プライドが高く人に聞けない困った奴学歴、職歴、コネ、スキルもない25歳。あるのは無駄なプライドだけ。 それまで、脚本家を夢見たものの、挫折し就職活動をはじめた。自分の

あなたにとって乾杯とは?キリン×noteで「#また乾杯しよう」投稿コンテストを開催します!

【10月7日更新】 審査結果を発表しました!以下の記事リンクからぜひご覧ください。 ・・・ キリンとnoteがコラボして、「 #また乾杯しよう 」というハッシュタグで、「乾杯」をテーマにした投稿を募集するコンテストを開催します! ここ半年で、世の中はガラッと変わりました。これまでのように、どこかに集まって気軽に乾杯をすることが難しくなった今だからこそ、改めて人とのつながりを見直す機会がつくれないかと思いました。 そこで、これまでの乾杯の中でとくに印象に残ったエピソード

6年勤めたNTTを退職しましたけど、一時は死ぬほど後悔しました (昭和世代の文系社員編)

ここ数年、大企業の退職エントリーが話題になることが多くなってる気がします。 3月末には富士通の退職エントリーが非常に話題になりましたし。 昨年11月にはNTTの退職エントリーが話題になり、大喜利大会のような連鎖になりました。 何を隠そう私もNTTを6年で退職した人間なので、正直、去年にこのタイトル見た時、自分のことかと思ってしまいました(苦笑) その時に、NTT時代にお世話になった先輩から、そろそろ徳力が何か書くターンじゃないのか、と背中を押されてたんですが。 なんとな

居場所のない“異端児”が城を築くまで

むかしむかし、職場で私は”異端児”だった。 私が関心があり好きでいるものは、職場のたいていの人にとっては理解できないことだったようで、よく私の陰口が聴こえてきた。 「あの子なんなんだろうね」 「さあ、よくわからない」 もう忘れてしまったけど、なんだかあだ名もつけられていた笑。(宇宙人、みたいな感じだったように思う) どうやら、その頃私が熱意を傾けていたチャリティーダンスイベントや震災の復興支援活動のブログを見つけたらしい。 職場ではそんなに仕事ができるわけでないのに

死にたい季節は愛をビュッフェ

セックスよりも恥ずかしいことは、 銀座四丁目。ブランド店がつらなる、 並木通りと松屋通りがあわさったあたりで、 ちょうどランチタイム、サラリーマンが行き交う道端で。顔をぐしゃぐしゃに濡らしながら、泣き叫ぶこと、だと思う。 あの日わたしは上京して2ヶ月、 新卒で入った某R社で、銀座をチャリでかけまわり来る日も来る日も飛び込み営業で怒られ煙たがられ拒否されを繰り返していた頃。 なにかの糸がきれて、止めた自転車の前で、地面にカバンを投げて、涙がとまらなくなったのだった。 あ

看護師の大変さ、どんなものか見せてあげる

看護師さんって大変なお仕事ですよね〜! 看護師をしてるというと、必ず言われるこのセリフ。 どの仕事にも大変さはあるから、別に看護師だけが特別大変な仕事じゃないぞ!と心の中でつぶやきながらも、このやりとりを早く終わらせたくて、適当に答えてしまいます。 きっと、一般の人が考える看護師の仕事の大変さって、人の下の世話をしたり、針を刺したり、夜勤をしたり、そういうところだと思うんですが そんなの大変じゃありません。 大変なことは、もっと向こう側にあります。 (ちなみに、サム

マーケ力は知識より、3つのセンスで決まる。

新卒でマーケ担当に配属されて2年半が経つ。 現場で手を動かすフェーズも終わり、組織のマーケティング力を高めるために、マーケティング力が育つ仕組みを考えるようになった。 そこで感じたのが、 「センス」の一言で片づけてしまいたくなるくらい、同じ知識を持っていても、人によって成果に雲泥の差が生まれることだ。 なぜか上手くいってしまう、 その”センス”の正体を、突き止めたくなった。 1.マーケティングセンスとは何か ①マーケティングの定義を調べてみると、 マーケティング

メタ認知がどれほど感情のコントロールに役立ち、仕事を楽にするのかを全力で述べたい。

「お前自身を知ろうとするならば、いかに他の人々が行動するかを観察せよ。」__フリードリヒ・フォン・シラー この記事に書いてあること(見出し) ・この世をありのまま、正しく見たいという欲求 ・そもそもメタ認知とは何なのか? ・具体と抽象を行き来できる能力がメタ ・メタ認知ができると誰かに腹が立つことがなくなる ・上司とのコミュニケーションがズレてしまうわけ ・「事実」と「解釈」を分けることから始める ・Twitterはメタ認知を鍛えるのに最高の空間 ・統計と確率の勉強もメタ認

仕事をしながら漫画を描いてました。

桜も終わりかな。 新入社員のスーツ姿のぎこちなさが、新入社員時代の自分とダブって「がんばれ」って言いたくなるのだけど。 仕事をしながら漫画を描いてる人は多くいて 「応援する」とは言うのだけど、ぶっちゃけ無責任だったりして。 本当に「応援」できるほどの力もありません。 自分のことを描いていくしかないんだなぁと。 こんな私でも描けてるから。みんな描けるよ。ほんと、そう思う。 見出しデザイン:金子アユミさん

25歳、夢をあきらめる

 夢を諦めるってどういうことか、いつか忘れてしまう前に書き留めたかった。  この世が終わるような気がしたし、死んじゃいそうなくらい涙が出た。なにより、私はこんなにも苦しいのに、世界は何も変わらないことが絶望的に悲しい。体が半分なくなった。夢を失うことは、瀕死の大失恋だ。  「ファッションモデルになりたい」というのが、大学生の頃、上京したての私の「夢」だった。ある意味でそれは叶ったし、叶わなかったともいえる。夢半ばで諦めたというのが、きっと一番近い表現だ。  noteには、

新入社員に贈る図解:戦略は何をやるかではなく、何を先に潰しておくか。

今年もありがたいことに、3名の若者が新卒で入社してくれた。 入社してくれた3名の新入社員に、贈る言葉ならぬ、仕事のあれこれをアップグレードするための「新入社員に贈る図解」をとどけます。 いやー、俺はほんまうれしいよ。 こんなちっさい会社を選んでくれて、ほんまにありがとう。 俺、がんばるからな。 キミらも大いに失敗して強くなってくれ。 でもさ、失敗していいよって言うけど、 いざ失敗したら評価下がるんじゃないですか? とか思ってないか? 安心してくれ。 俺は会

「下積み」が必要な理由

以前「"インターン"から"アシスタント"の時代へ」という記事で、これからは「何を」やるかより「誰と」やるかの時代だからこそ、ベンチャー企業にインターンとして入るよりも、個人のアシスタントになる方が得るものが多いのではないか、ということを書きました。 これは向き不向きのある話ですし、属人性も高いので、企業のインターンではなく個人のアシスタントになることを選ぶかどうかは慎重に判断して欲しいのですが、どちらにせよ共通しているのは、初めは誰にでもできるような雑用からはじめることにな

キリンとnoteがコラボして、「#社会人1年目の私へ」投稿コンテストを開催します!

【7月8日更新】 ・コンテスト結果発表を発表しました!受賞作品はこちらからご覧ください【5月24日 更新】 ・審査員のチャーリーさんのお手本作品を公開しました 【5月17日 更新】 ・審査員のカツセマサヒコさんのお手本作品を公開しました ・KIRIN 交差点プロジェクト「社会人1年目の私へ」を公開しました 【5月10日 更新】 ・審査員の桜林直子(サクちゃん)さんのお手本作品を公開しました 4月・5月は、新たな門出がはじまると同時に、かつての自分を振り返る季節。そんなタイミ

「仕事ができる」と言われたいが、自信もない新社会人の方へ。

こんばんは。日曜日が終わりますね、太田です。 タイトルの件、もやもやと考えたりする時期なんじゃないかと思って、新人時代を振り返って書こうと思い立ちました。 僕みたいに「根拠のある自信」を少々と、「根拠のない自信」が全くない状態で社会人1年目に突入した方に届けばと願います。 * 「あいつ、仕事できるよね」 この一言は、仕事をせざるを得ない限り言われて嬉しいものです。だけど先に言っておくと、これほどたいして気にしなくていい評価はないと僕は思っています。 というのもまず

逆境の中10年間病欠なしで楽しく働けたメンタル管理の5つの習慣

10年間病欠なしを記念にnote始めました2009年5月のGW明けにインフルエンザで会社を休んで以来、10年間病欠なしを達成した記念にnoteで初めて記事を書いてみることにしました。 その間、私が創業したウィルゲートも社員数17→150人と成長する中でストレスフルなことも沢山ありました。その中で私が心を病まずに健康でいられた秘訣を自分なりに整理してみました。5月病のシーズンなので、この春に新卒入社された新社会人の皆様にも参考になれば嬉しいです。 記事更新のモチベ維持のため

社会人1年目のとき転職3回した。

こんにちは。 カワグチマサミです。 現在、夏に出版するコミックエッセイの執筆真っ只中。 あ〜締め切りやばい! これ、ほんとに間に合うのかな〜。 ……………………………………………。 ……………………………………………。 ……………………………………………。 …ちょっとサボってネットサーフィンやろ! カタ カタ カタ カタ お! noteがまた面白いコンテストやってる〜。 「 #社会人1年目の私へ」かぁ。 社会人1年生のときの私……………………。 転職3回

いのちの賞味期限 【コラム】

人の身体が壊れる瞬間は、突然やってくる。 私が2年前、2ヶ月も経たないうちに会社を辞めたのが、 ちょうどこの時期だった。 本当に一瞬のようで、密度の濃い時間の中だった。憧れていた広告業界、デザイン事務所に入社した私は、その時はまだ希望の中にいた。 入社初日に終電帰り、入社2日目にして始発帰り、それでも、それが当たり前だと思った。企業研究をすれば、広告業界がどれだけ重労働か調べられるし、それを覚悟の上だった。 入社して1週間、ありがたいことに私は雑誌の数ページのデザイン編

「どうせ夢は夢のまま」なんかじゃないと、私は今なら思う

同い歳の幼馴染から、連絡がきた。 彼女がそう連絡をくれた理由。わたしが新しい家で一人暮らしを始めたから……はたぶん、2番目。一番は、聞いてほしい話がある、だ。 新卒2年目の彼女は今、賃貸物件を売る仕事をしている。シンプルに言うと、不動産の営業だ。切望して入社したわけではない。就職活動に悩んで、ひとまず入社した、といった方が感覚としては近いだろう。 入社してから、今年の春で丸1年。その1年間で、わたしは彼女に4〜5回ほどは会っている。連絡自体も比較的多くの頻度で取っている

ただいま

「親方と連絡とれないからちょっと待っとけよ。あぁ、ウチの犬の散歩でもしとけ」 そう言ってリードを渡された。雑種の犬が吠えている…。 僕の中学はどこにでもある公立中学だ 亭主関白といえば聞こえはいいが、家ではなにもしない昔ながらの鳶職人だった父と、口うるさくもパートに家事に忙しくしている母のもとで僕は育った。 塾の類には縁がなかったが、学校の勉強をやっていればそれなりにテストの点が取れていた。先生がよく気にかけてくれていた。相性もよかったのだろう。 進路の話しがチラチラで

新卒1年目に伝えたい7つのコト

 4月1日、それは多くの人にとって新しい生活が始まる日。毎年この日が近づくと心がざわつく。それは、中途社員だらけのLINEに新卒入社して、人事では無いけれど新卒採用や研修に携わっているからなんだと思う。  そんな折に けんすうさんの note を見て、あぁそういえば自分も社会人になる直前は不安と期待が入り混じったなんとも言えない気持ちだったなぁ、と思い出した。  特に今年はコロナのせいで不安定な世界になってしまった。多くの会社で入社式が無くなって、この先もどうなっていくか

「いい人」と「悪い人」の矛盾を抱えた彼を好きになったから、分かった。

この時期になると、毎年思い出してしまう人がいる。 社会人になりたての頃、好きだった先輩のことだ。 彼のことは、周りの友人たちにも散々「やめておけ」と言われながらも、諦めきれずにずるずると関係を引き延ばし続け、一番仲の良かった友達に「あの人は、あなたの人生を掻き乱すほどの価値なんてない人だよ」と真顔で言われてようやく目が覚めた。 わたしのことも先輩のこともよく理解しているからこそ、苦しそうな表情でそんなことを言ってくれた彼女の気持ちを思うと、今でも苦しくなるし、恥ずかしくて

退職エントリ

 8年間お世話になった会社から飛び降りた。  少しだけ昔の話をしようと思う。 2011年震災の日。私は万世橋付近でその揺れを感じていた。近くのビルがぐわんぐわん揺れ、橋の下の川が逆流をし渦を巻いていたのをよく覚えている。  この頃私は小さな会社をやっていた。  これについてはこの辺りでも読んで欲しい。なんせ会社を辞めしまったので収入なんてある訳がない。買ってくれれば明日買うパン代くらいにはなるのでぜひ買ってください。助けてください。  当時私は中野坂上に住んでいたが交

1年遅かったの

子どもの頃からいつも、頑張る理由は不純な下心。 テストで100点をとったら親にゲームを買ってもらえるかなとか、サッカーが上手くなったら女の子にモテそうだなとか。自分の成長の為だとか夢を叶える為だとか、立派な理由で頑張れたことは一度も無い。 それは社会人になって大人と呼ばれるようになってからも、変われなかった。 社会人1年目、営業に配属された。 特別に苦手なことは無いけど、特別に得意なことも無い。目標もやる気も無いし、あるのは怒られたくないなと早く帰りたいなの気持ちだけ。 会

#社会人1年目の私へ

デザイン専門学校を卒業後、本当はイラストレーターになりたかったにも関わらず、ハナからそんなのなれっこないしと挑戦すらすることなく、デザイナーとして就職という道をえらんだ20歳の頃の自分へ。 採用面接の時、PhotoshopとIllustrator使えます!と虚勢を張って入社したけど、それ、学生レベルもいいところでほとんど仕事では歯が立たないよ。 お金もないのだろうけど、ジーンズの上にボロいジャージを着て出社して部長に注意されるよ。これは古着なんですと言っても分かってもらえ

カネコが青平台で降りなかった3つの理由

YouTuberの息子と父の関係性

みなさんこんにちわ! 昨日の動画は見てくれましたでしょうか? まさかの父親とのコラボ。笑 自分が大人になってまさか父親と動画に一緒に映るなんて想像もしてなかったです。人生本当にどうなるか分かりませんねー 今でこそこういう風に父と一緒に動画に出てお店を面白く紹介できるようになりましたが、中学生や高校生の思春期の頃は店をやってることを周りの人に知られるのが嫌でしかたありませんでした。 オシャレな店や人気の行列店なら鼻も高いですが、見た目はボロボロで小さな大衆居酒屋。正直サラ

誰かのせいにしていた自分へ。

こんにちは、阿部広太郎です。 ここに書いてあるコラムは、2012年、東京コピーライターズクラブの新人賞を受賞して、それからの5年間の出来事を、そのクラブに寄稿したものです。 行動して、ぶつかって、気付きながら、ひとつひとつ積み重ねています。その中で、「自分らしさ」という感覚に出会えて、今に至ります。 ここに書いたことが、誰かの新しい気付きになりますように。 こんなはずじゃなかった。 ある時、そう思ったまま、 仕事がまったく手に付かなくなった。 携帯の通知は止まらない

それで大丈夫だから、進め。 #社会人1年目の私へ

今もこうやって、まだ同じ会社で働いていることをあの頃の私が知ったら驚くだろうか。諦めかけていた「編集者になりたい」という道を、まだ道半ばだけれど今こうやって進んでいることをあの頃の私が知ったら、喜んでくれるだろうか。 社会人1年目の4月1日、私は東京のIT企業の入社式に出席していた。 出版社以外だったらそのIT企業に絶対行きたいと思えるほど大好きな企業だったし、最終的な進路を決めたときも、あれだけ自分を納得させたはずなのに、心の中には「悔しい」「こんちくしょう」という気持

会社を辞めずに脱社畜するには、やっぱりツイッターやブログを始めるのが一番良いと思う

昨日、ツイッター公式アカウント閉鎖騒動をきっかけに、企業と個人の境界線について考える記事を書いたんですが、ちょうど良い機会なので、以前に書いた「会社員がブログを始めたときに、最初は注意した方が良い3つのポイント」の続きの話を書いておきたいと思います。 今年の1月に「脱社畜サロン」というサロンが結構な勢いで炎上してました。 詳細については、西野さんがまとめてたので、騒動に興味ある人はそっちを読んでもらえればと思いますが。 個人的に、脱社畜サロンが残念だったのは「脱社畜」とい

3メートル先を照らしながら歩いていく

私と「はたらく」の初めての出会いは、1メートル四方の試着室の中だった。 社会に出て働きたいなんて一度も思ったことはなかったが、大学3年生の時に、ついにリクルートスーツを買った。 正確には親に買ってもらった。これから就職活動をする私のために、正月の休みを使ってスーツを選んでもらった。 「試着してみなよ」 と言う親の声に、全く気乗りしない声で面倒臭そうに答えて試着室へ向かう。 「サイズが合わなければお声がけください! 」 店員が餌を見つけたかのような声で、試着室のカー

だいじょうぶ、だいじょうぶ

「#社会人1年目の私へ」という企画をやっているのはぼんやりと知っていたけれど、なかなか書く気になれずにいた。 なんというか、まぶしかったのだ。 いろんな方が悩みや葛藤を振り返り、それをくぐり抜けて今へとつながるような意義を見出したりしている中、自分は胸をはって「あの日々の葛藤があったからこその今」と言い切れる自信がなかったのだと思う。 あるいは20代後半のころのわたしなら、むしろ堂々と書けたかもしれない。社会人1年目の日々はつらかった、でもあの日々があって、今のわたしが

フリーターになりました

4/1からフリーターになりました。 プロフィール ・1996年生まれ ・長野育ち→大学進学のタイミングで上京 ・先月に都内の大学を卒業(電気電子) ・今年からITコンサルタントになる予定 好きなこと ・旅行 ・サッカー、フットサル ・スキューバダイビング ・AI (興味あること) 大学を卒業した人は4月から新社会人、または、大学院生になる人が大多数だと思います。 僕は新社会人になる予定でした。 しかし4月から社会人になれませんでした。 なぜなら、内定を頂いた会社には

「器用貧乏」の成長戦略。一つのことを突き詰められない性格を生かすキャリア

要領が良く、何事もそつなくできてしまう、いわゆる「器用貧乏」タイプの人は、周囲から必要とされる一方、一つのことを極められないという一面も持っています。「効率」が重視される今、「一つのことに一生懸命になれない自分なんて・・・」と悩む人もいるのではないでしょうか。 しかし、たとえ一つのことを極めることはできないとしても、いや、極めることが難しいからこそ、「器用貧乏」を自分のエッジにすることはできるかもしれません。なぜなら、一つのことで120点は取れなくても、たくさんの分野で80

起業して5年経った今だから話せる、僕がビジネス“モデル”と、ビジネス“アイデア”の違いでしくじったお話【初note】

<経営者、起業、事業づくりに興味ある人向け>【初note】 会社つくって5年経ち、令和に入り、区切り良いしnote始めてみました! で、何書こうかなーと思ったのですが、実際に体験したことの方が最初書きやすいし、自己紹介も兼ねられればと思い、創業当時のしくじりでも書ければなーと。 ==================== ただとはいえ『いやいや、てかまずお前誰やねん!』という方も多いかと思うので、さらっと自分の話からすると、僕は、大学を卒業した後で就活せずに、そのま

YouTuberという職業は忙しいのか?暇なのか?

なんだかYouTuberって忙しいイメージありますよね? ありがとうございます!! 周りが忙しいイメージを持ってくれてるおかげで自然に「頑張ってる感」を演出できるので大変生きやすいです。笑 では、実際のところはどうなのか?これはあくまで僕の場合ですが、 「まぁまぁ暇」です。 もちろんめちゃ忙しいYouTuberも僕の周りにはたくさんいますが、僕はどちらかと言うと暇な方だと思います。 たしかに昔、全部2人で動画を作っていた時代は記憶がないほど、目一杯の時もありまし