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ひと休みエッセイ① 〜おとなのあかちゃん〜
大学生というのはとても中途半端な存在である。年齢的には成人を超えているのに、社会人ではないという、大人でありながら子供という、曖昧な時期を過ごさなくてはならない。大学では課題を課され、講義への出席を求められる。大学は自由であるとは言うが、その生活に能動性を見出すことは難しい。一方で大学から一歩外の世界に出ると、成人としての振る舞いを求められる。それは当然のことでありながら、一種の矛盾を感じる。そ
もっとみるだから僕は音楽をやめた
ジャンカラ三条河原町店の4階でしたあの時のオールカラオケの音。
大学に馴染めるか不安で、やるべきことも分からないで右往左往してた18の僕が見ていた製図室の景色。
ずっと好きだったあの人に彼氏ができたと聞いた帰り道の悔しさ。
スタップの講義で話が分からずGoogle翻訳と横の友だちと仲良くなった土砂降りの2号館1階。
大学生っぽいことをしたくて意味もなく夜を明かした次の日の倦怠感。
全部過
バイバイする時は「気をつけて」って言う話
こんばんは。急に寒波がやってきて、駆け足で冬がやってきたような感じがします。
さて、今日は僕が最近心がけていることについて話したいと思います。
みなさんは、友達や恋人、家族や知人と解散して帰る時なんて言いますか?
「ばいばい!」
「また今度!」
「お疲れ様です。」
関係性によって、その時のシチュエーションによって様々な言葉をかけると思いますが、僕は必ず最後に「気をつけて」って言うようにしてい
どっちでもいいよは大罪
「どっちでもいいよ」ってめっちゃ便利な言葉じゃないですか。実際ぼくもしょっちゅう使っちゃってるんですけど、この言葉って相手のことを思いやってるようで、実は負担を押しつけてるだけな気がするんですよね。
こんなことを唐突に思わせてくるシチュエーションが昨日ありまして。
友達とLINEしてたんですけど、あの、リアルタイムでめっちゃテンポいいタイプのあれです。あのタイプのLINEしてたら僕は不意に、え