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バイバイする時は「気をつけて」って言う話

こんばんは。急に寒波がやってきて、駆け足で冬がやってきたような感じがします。
さて、今日は僕が最近心がけていることについて話したいと思います。

みなさんは、友達や恋人、家族や知人と解散して帰る時なんて言いますか?

「ばいばい!」
「また今度!」
「お疲れ様です。」

関係性によって、その時のシチュエーションによって様々な言葉をかけると思いますが、僕は必ず最後に「気をつけて」って言うようにしています。ただそれだけのことを、意識しています。
僕は常々言葉の力というのはとても大きいものだ、という感覚を持っていて、「気をつけて」を言うのもそれゆえなのですが、帰る前に「気をつけて」と一声かけられた人は交通事故に遭う率が下がるというデータが実際にあるようです。(詳しくは知らないので本当かは知りませんが。)
自分自身、小学校の頃は家を出て学校に行く時に、親が毎日「気をつけてね」と一声かけてくれていた記憶があります。その言葉は何気ない一言ですが、それを言われることで、心のどこかに、周りに気をつけようという意識を芽生えさせると思っています。そしてその意識は、絶対にないよりも良いものだと思うのです。

交通事故に遭って還らぬ人となってしまった、というようなニュースを聞くと、その人の運命だったんだと言う人がいます。それは間違いではないのかもしれません。しかし、その運命は、ほんの少しの心がけや意識で、ちょっとは変えることができると思います。だから僕は、大切な人と別れる時、「気をつけて」と言うのです。

僕がこの言葉をかけることを心がけてたとして、相手の何かに影響を与えているかは分かりませんし、気をつけていたのに事故に遭うということも当然あり得るでしょう。それでも、自分が声をかけなかった時に、もし彼に何かあったらどうしよう。という風に考えると、声をかけておこう、という気持ちになるわけです。


この心がけは1年ほど前から気付いたらしていたんですが、最近特に意識するようになりました。大切な人に想いを伝えようとした頃にはもう遅かった。そんな経験はなるべくしたくないからです。

喧嘩別れをした後に、もう会えなくなってしまう。

手紙を書こうと思っていたけど時間がなくて先延ばしにしていたら、相手がいなくなってしまう。

こんな悲しいことが起きないように、想いはすぐに伝えるということをこれからも心がけていきたいと思います。そのひとつの形として、帰り際の「気をつけてね」を大切にしたいと思います。 

今回は、「気をつけて」という言葉をかけるという行いについて、やや重ために書きましたが、実際「気をつけてね」という時は、そんな重たく考えていないし一種のおまじないのようなものだと思っているので、軽〜くこれからも続けていければと思います。

する必要のない後悔をしないために、毎日を丁寧に生きていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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