宍田和朗

渋谷区の片隅に生息するヒマ人。自分向けの備忘録と日々のゆるい雑感を書き連ねていきます。

宍田和朗

渋谷区の片隅に生息するヒマ人。自分向けの備忘録と日々のゆるい雑感を書き連ねていきます。

マガジン

  • 日経COMEMO

    • 13,400本

    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

  • COMEMO PICK

    • 5,018本

    日経が推す各業界キーオピニオンリーダーを中心に、ビジネスパーソンの知見が投稿される場「COMEMO by NIKKEI」。このマガジンでは、数ある投稿の中からCOMEMOスタッフが選んだ知見を共有していきます。

  • My Magazine

    • 9本
  • 矢野さん語録

  • 安田登さん語録

記事一覧

夢の彼岸への扉——ChatGPTで生成した短編小説

ChatGPTで作った見た夢をベースにした短編小説の2本目。冒頭に出てくる風景は夢の通りだけど、後半がキレイすぎるのでいつか別次元バージョンを作りたい。 夢の彼岸への扉…

宍田和朗
1年前
3

夢の迷路——GPT-4で生成した短編小説

数日前に見た夢をもとに、ChatGPT(Model:GPT-4)で短編小説を生成した。3回の微修正でここまでできるのは楽しい。これから夢日記はこんな感じで物語にしてしまおうかな。 …

宍田和朗
1年前
5

良いも悪いも思い込みは乗り越えたい

日本の競争力は世界30位に後退、ビジネスの効率性では46位という発表。1997年以降で最低になったとのことですが、自分の感覚ではまあこんなものだろうというところです。 …

宍田和朗
5年前
16

新しく発見された原人が投げかける人類と民族の多様性 日本は多様な民族から成り立つ国だった

新しい種類の原人が発見されたとのニュースがありました。人類を研究している方々の間で大きな話題になっているようです。 発見された新種の原人は、今後の研究により最終…

宍田和朗
5年前
17

どっちつかずは日本らしさ?

政府による、GAFAをはじめとするプラットフォーマーに対する規制案がまとまったというニュース。 国際的な流れは、企業の自由な競争と成長を重視し市場に任せるべきとする…

宍田和朗
5年前
1

スマホ決済の行方は?

”オールバンク”によるQRコード決済サービスが秋にもスタートするとのこと。 「LINE Pay」や100億円キャンペーンが話題になった「PayPay」に対抗するには、「メガバンク…

宍田和朗
5年前
1

フリーターがモラトリアム期間だった頃

日本経済新聞に「フリーター」という言葉が初めて登場したのが1987年ということですが、その頃はわたしもまさにフリーター生活を謳歌していました。 フリーターにデビュー…

宍田和朗
5年前
2

近隣の国にまたもや追い越されるのか 減り続ける「文化の拠点」 毎日消えていく書店

日本では毎日3つ書店がなくなっていくという衝撃(?)の事実。わたしが住んでいる地域でもこの5年ほどで3店がなくなりました。1店は個人店で、昼間はレジの横でおばあちゃ…

宍田和朗
5年前
6

ゲノムを解析して人類はなにを目指すのか

技術が大幅に発展してゲノムの解析が進んでいますが、機能がわかっているのはごく僅かに過ぎないので、研究者としてはもっと多数の「データ」を分析して機能を明らかにして…

宍田和朗
5年前
6

酒が身体に良いとか悪いとか

どんなに飲んでも二日酔いにならず、肝臓へのダメージもないという合成アルコールが開発中とのこと。本当に販売されたら話のネタに一応試してみるとは思いますが、自分の場…

宍田和朗
5年前
1

Amazonプライムの値上げ、国内勢は真似できるか?

日本国内で値上げを発表したAmazonプライム、昨年アメリカで値上げをした際に日本でもいずれ値上げするだろうと予測されていましたが、キリが良い金額とは言え25%以上の値…

宍田和朗
5年前

スポーツクラブ費用の税控除、範囲はどこまで?

スポーツクラブ費用の所得税控除が検討されていて、自民党の勉強会がこれから提言するということ。 予防的ヘルスケアの促進が目的なんでしょうが、どのあたりまでが対象な…

宍田和朗
5年前
2

技術や知識のオープン化の流れはいつまで続くのか

米中の覇権争いが激しくなり技術の漏洩が問題になっていますが、この流れはそう簡単には変わらないのでしょう。 20世紀後半からのUNIX・インターネットから現在まで至る情…

宍田和朗
5年前

大駱駝艦・天賦典式「パラダイス」

3月末に開催された舞台を観劇。2016年に世田谷パブリックシアターで行われた時には見逃していたので、ようやく観ることができた。 鋳態(出演)は麿さんのほか、村松卓矢…

宍田和朗
5年前
1

酒呑童子がマンガで読める

面白い取り組み。国際日本文化研究センターが、古典の絵巻物を電子書籍でマンガとして配信している。 「其の一」の冒頭では作品の解説と、監修の大塚英志さんによる絵巻物…

宍田和朗
5年前
4

美しい調和はいいけど

新しい元号の英語表記を外務省が統一。 省庁の中で表現を統一するのは当然でしょう。典拠とは若干意味合いが異なるような気がしますが、当初は「令」を”order"とする報道…

宍田和朗
5年前
1
夢の彼岸への扉——ChatGPTで生成した短編小説

夢の彼岸への扉——ChatGPTで生成した短編小説

ChatGPTで作った見た夢をベースにした短編小説の2本目。冒頭に出てくる風景は夢の通りだけど、後半がキレイすぎるのでいつか別次元バージョンを作りたい。

夢の彼岸への扉

客先を訪問した後に時間に余裕ができた俊夫は、訪問先のビルの高層階に緑豊かな中庭があることを知り足を踏み入れたが、そこにある光景に目を奪われた。何と高層ビルの屋上に川が流れているのだ。その川は、ビルを取り囲むようにして、遠く隣の

もっとみる
夢の迷路——GPT-4で生成した短編小説

夢の迷路——GPT-4で生成した短編小説

数日前に見た夢をもとに、ChatGPT(Model:GPT-4)で短編小説を生成した。3回の微修正でここまでできるのは楽しい。これから夢日記はこんな感じで物語にしてしまおうかな。

夢の迷路

高層マンションの84階に引っ越した私は、新天地での生活と、そこで出会うはずの新たな体験に胸を膨らませていた。引っ越し作業が一段落したので、さっそく外に出て近くの風景を確認しようと決めた。不思議なことに、この

もっとみる
良いも悪いも思い込みは乗り越えたい

良いも悪いも思い込みは乗り越えたい

日本の競争力は世界30位に後退、ビジネスの効率性では46位という発表。1997年以降で最低になったとのことですが、自分の感覚ではまあこんなものだろうというところです。

こういう日本の順位が低い調査が出ると、「イチ団体の調査でありそもそも偏っている可能性がある」「日本人はこういう順位を気にしすぎ」、ヒドい場合には「日本のイメージダウンをねらった恣意的な調査結果じゃないのか」などという声を目にするこ

もっとみる
新しく発見された原人が投げかける人類と民族の多様性 日本は多様な民族から成り立つ国だった

新しく発見された原人が投げかける人類と民族の多様性 日本は多様な民族から成り立つ国だった

新しい種類の原人が発見されたとのニュースがありました。人類を研究している方々の間で大きな話題になっているようです。

発見された新種の原人は、今後の研究により最終的にどのように定義されるかはまだわからないようですが、今回の発掘に関わっていない方も含め新種であることを確信している研究者が多いとのこと。発見は2019年4月とごく最近、フィリピンのルソン島のことです。

陸続きになっていないことや、海を

もっとみる

どっちつかずは日本らしさ?

政府による、GAFAをはじめとするプラットフォーマーに対する規制案がまとまったというニュース。

国際的な流れは、企業の自由な競争と成長を重視し市場に任せるべきとするアメリカと、企業の暴走を避けるために国が一定の規制をかけて消費者を保護すべきというヨーロッパの、2つに大きく分かれると認識しています。

中国は欧米とはまた別世界でしょうが、ITに限定するのであれば国家が国内企業の自由競争をリードする

もっとみる
スマホ決済の行方は?

スマホ決済の行方は?

”オールバンク”によるQRコード決済サービスが秋にもスタートするとのこと。

「LINE Pay」や100億円キャンペーンが話題になった「PayPay」に対抗するには、「メガバンクから地銀・信金まで」多数の銀行が協力するしかないという理由なのでしょうが「Jデビッド」という単語が出てくるとちょっと不安な気がしてきます。

チャージが不要で銀行口座から直接決済できるというのは便利なのでしょう。決済に限

もっとみる
フリーターがモラトリアム期間だった頃

フリーターがモラトリアム期間だった頃

日本経済新聞に「フリーター」という言葉が初めて登場したのが1987年ということですが、その頃はわたしもまさにフリーター生活を謳歌していました。
フリーターにデビューしてはじめの頃は、実際にはまだ学校に籍が残っていたので身分的には学生なのですが、ほとんど幽霊学生だったので学校に行くのは週にせいぜい一日程度、日々の生活の中心はアルバイト(と、それで稼いだ給料で趣味を楽しむこと)に行くことでした。

もっとみる

近隣の国にまたもや追い越されるのか 減り続ける「文化の拠点」 毎日消えていく書店

日本では毎日3つ書店がなくなっていくという衝撃(?)の事実。わたしが住んでいる地域でもこの5年ほどで3店がなくなりました。1店は個人店で、昼間はレジの横でおばあちゃんが猫を抱いて昼寝をしているような本屋さんでしたが、後継ぎが不在なのか売上が減って維持できなくなったのか、ある日閉店になり跡地は集合住宅になりました。もう1店はもう少し若い世代が経営していたと思われますが閉店してしまい、もう1店は鉄道会

もっとみる
ゲノムを解析して人類はなにを目指すのか

ゲノムを解析して人類はなにを目指すのか

技術が大幅に発展してゲノムの解析が進んでいますが、機能がわかっているのはごく僅かに過ぎないので、研究者としてはもっと多数の「データ」を分析して機能を明らかにしていきたいという考えを持っているとのこと。

すべてのゲノムが解読されたというニュースを聞いてからだいぶ時間が経過するので、機能が判明しているのがごく僅かというのは意外でした。

研究者にとっては多数のデータが集まることにより研究が進むメリッ

もっとみる
酒が身体に良いとか悪いとか

酒が身体に良いとか悪いとか

どんなに飲んでも二日酔いにならず、肝臓へのダメージもないという合成アルコールが開発中とのこと。本当に販売されたら話のネタに一応試してみるとは思いますが、自分の場合、お酒を飲むのは酔うことが最大の目的ではなく人とのコミュニケーションが第一で、ほぼ同率で料理を楽しむため、お酒の味そのものを楽しむためなので、こういったものを飲み続けるとは思えません……。

そもそも、とにかく酔えればOK!という飲み方を

もっとみる
Amazonプライムの値上げ、国内勢は真似できるか?

Amazonプライムの値上げ、国内勢は真似できるか?

日本国内で値上げを発表したAmazonプライム、昨年アメリカで値上げをした際に日本でもいずれ値上げするだろうと予測されていましたが、キリが良い金額とは言え25%以上の値上げとは、他のサービス、特に国内勢にはなかなか真似ができないことでしょう。

「失われた20年」(実際はもっと長期間)以降、色々なものやサービスは価格が変わらないか下がる傾向にあり、イチ庶民としてはフトコロに優しく良かったのですが、

もっとみる

スポーツクラブ費用の税控除、範囲はどこまで?

スポーツクラブ費用の所得税控除が検討されていて、自民党の勉強会がこれから提言するということ。

予防的ヘルスケアの促進が目的なんでしょうが、どのあたりまでが対象なのでしょうか。大手スポーツクラブの会費は含まれるのでしょうが、ボルダリングは?、テニスや水泳のレッスンは?、スポーツクラブのサービスのひとつであれば対象となりそうですが、専門のジムや個人レッスンだとどうなんでしょうか。ゴルフの個人レッスン

もっとみる
技術や知識のオープン化の流れはいつまで続くのか

技術や知識のオープン化の流れはいつまで続くのか

米中の覇権争いが激しくなり技術の漏洩が問題になっていますが、この流れはそう簡単には変わらないのでしょう。

20世紀後半からのUNIX・インターネットから現在まで至る情報技術の進歩は、オープンなスタンスであることが大きな原動力のひとつであり、昨今のスマートフォン登場後のフロントエンド・サーバーサイド開発の状況を眺めていると、開発を進める上で得たノウハウもオープン化することにより全体のレベルの向上が

もっとみる
大駱駝艦・天賦典式「パラダイス」

大駱駝艦・天賦典式「パラダイス」

3月末に開催された舞台を観劇。2016年に世田谷パブリックシアターで行われた時には見逃していたので、ようやく観ることができた。

鋳態(出演)は麿さんのほか、村松卓矢、田村一行、松田篤史はじめ総勢21名。

ここ最近の作品としては麿さんが登場している時間が長いような気がするが、やはり麿さんは立っているだけで、舞台が引き締まるというのか絵になる。衣装などの色合いが効果的に使われていて全体的にカラフル

もっとみる
酒呑童子がマンガで読める

酒呑童子がマンガで読める

面白い取り組み。国際日本文化研究センターが、古典の絵巻物を電子書籍でマンガとして配信している。

「其の一」の冒頭では作品の解説と、監修の大塚英志さんによる絵巻物をマンガのように読むことについての論文も掲載。短い文章だが内容は深い。

クローズアップと引いた絵で緩急を付けていたりとコマ割りを工夫してあり、物語が入ってきやすい作りになっている。続編に期待。

美しい調和はいいけど

美しい調和はいいけど

新しい元号の英語表記を外務省が統一。

省庁の中で表現を統一するのは当然でしょう。典拠とは若干意味合いが異なるような気がしますが、当初は「令」を”order"とする報道が多かったようなのでそれへの対応なのでしょう(国内でも「命令の令」との表現が多かったと思います)。

外務省で統一するのは良いとして、万が一ですが、これが一般に対しても半ば強制するような形になってしまうと、反発する人たちが増えるでし

もっとみる