フリーターがモラトリアム期間だった頃
日本経済新聞に「フリーター」という言葉が初めて登場したのが1987年ということですが、その頃はわたしもまさにフリーター生活を謳歌していました。
フリーターにデビューしてはじめの頃は、実際にはまだ学校に籍が残っていたので身分的には学生なのですが、ほとんど幽霊学生だったので学校に行くのは週にせいぜい一日程度、日々の生活の中心はアルバイト(と、それで稼いだ給料で趣味を楽しむこと)に行くことでした。
わたしがそういった生活をしていた頃、両親からは「ちゃんと卒業して早く就職しろ」とよ