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(じぶん用)何度も読み返したい記事

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2022年9月の記事一覧

デンマークのお宅を訪ねてvol.3

デンマークのお宅を訪ねてvol.3

日本に帰国してすぐに鎌倉に引越しをしまして、かれこれ1年が経ちました。今は山奥の小さな和風のお家に、北欧で買い集めたインテリアを施して暮らしています。

私の家は昔ながらの木製の窓枠で、北欧もほとんどの家が木製の窓枠です。家の中にいても木質感を感じられる古民家と北欧のインテリアはとてもマッチすることに気づいてからは、日本での暮らしもとても楽しくなってきました!

今週にはデンマークのロッキングチェ

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夏の富士登山の写真が届きました

夏の富士登山の写真が届きました

8月末のある早朝、富士山頂から「あ、おはよー。えーとね、ここはどこでしょう」と言ってきた息子。

今ごろになって、登山中に撮ったという写真が送られてきた。

あのときは下山の連絡がなく心配したが(想定内)、紫外線ガードが甘かったことによるひどい日焼けで皮膚科にお世話になったほかは問題なく済んだようだ。
(2日後、「皮がプラスチックみたいにはがれる」と言っていた)

なに人だかなんともいえない感じの

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一箱古本市へ

一箱古本市へ

先日、台風が近づいているなか、『こうふのまちの一箱古本市』に出店してきました。早朝から大雨が続いていたけれど、搬入の頃には小雨になって、お昼には晴れ間も見えるような天候に。一日中雨予報だったのにもかかわらず、過ごしやすい天気に恵まれました。寂れたアーケードもその日は多くの人で賑わいを見せ、老若男女問わず様々な人が本を手に取り、言葉を交わして笑顔になるその光景が、僕には和やかに映りました。

本を好

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湖

暑い陽気を秋風が吹き飛ばし、ようやく涼しい日々が訪れたように思う。朝晩は肌寒く感じるほどに冷えた空気が部屋に満ち、寒いという感覚を久しぶりに思い出したような気がした。それと同時に、暑いという感覚をもう感じることは久しくないのだと思うと、少し残念に思った。季節の終わりを迎える度に、そうした名残惜しさと期待を持って次の季節に向けて準備をはじめる。その繰り返しを些細に気にかけることができるかどうかで、暮

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ダラダラと話すことがコミュニケーションの基本

ダラダラと話すことがコミュニケーションの基本

 うちの子供が、中学生と小学生がいるんですが、この2人が仲が良くて。お互いに色々と話をしているんですが。バラバラで行動する時も、そりゃあるわけで、1日、別行動をしていたとしましょう。すると、その日、どうしていたかというのを、事細かに話しているんですよ。それが、朝起きて、歯を磨いて、その後に髪をとかして、というレベルで詳細に時系列で語っていくから時間もかなりかかるわけです。で、片方も、ふんふんと聞い

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着々と秋の実り

着々と秋の実り

3日ぶりに青空が広がった日曜の夕方、久しぶりに近くの農地を散歩した。

近所の庭の桃や道端の洋梨などを見ても、今年は果物が豊作なのかな、と思っていたが、やはりどの木にも実がたくさんついている。

ズームした写真がこちら。

これはドイツ語でQuitte=マルメロ(セイヨウカリン)。
これから10月にかけて、ゆっくり熟してくる。

マルメロは「かりん」に似ているものの、植物学上は違う分類になるそうだ

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失業率が上がると自殺が増えるけど、その本質は「お金」ではない、という話

失業率が上がると自殺が増えるけど、その本質は「お金」ではない、という話

 自殺と経済の関連性はありまして、不況で失業が増えれば自殺が増える、好景気になれば自殺は減る。というと、お金があれば自殺しないんじゃないか、という話になる。でも自殺の本質はお金ではなくて「人間関係が無くなること」なんです。お金がなくなれば人間関係がなくなる、そして自殺が増える、という流れです。本質は人間関係です。

 本当に「お金」が関係しているのなら、お金が無い世界の人は、みんな無一文なんですか

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Lifestyle|フィンランドのクリエーター図鑑 〈03.アンネ・パソ〉

Lifestyle|フィンランドのクリエーター図鑑 〈03.アンネ・パソ〉

フィンランド中部の都市オウルから北東へ約20km。キーミンキにあるヤーリの森はベリーやキノコの宝物庫。この季節は運がよければ、メシマルヤと呼ばれるちょっと珍しい木苺にも出会えるかもしれません。国土の約75%が森林に覆われるフィンランド。人々の暮らしに森は身近な存在です。

この町を拠点にインダストリアルデザイナーとして活躍するのが、アンネ・パソさん。2006年にLovi社を創設し、アンネさんがデザ

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中世ヨーロッパの免罪符と、現代のお金が似ているという話

 宗教の定義は「否定できないもの」があること、だと思うんです。科学は「分かっていない」という前提、今もそれが否定されてるであろう了承のもとに発展していく。ま、これも理想論であり、実際は、「否定できない科学」になってしまうことなんて、山ほどあるでしょうが。あの偉い教授の論だから否定できない、とかね。ま、現実はともかく、理想の定義で言えば、科学は否定され続けて発展するというシステム。

 宗教というの

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苦労しなきゃ価値が無い、とかいう幻想

 人間って、良くも悪くも習性の動物だと思うんです。とある行動パターンを続けていたら、それが当然のことになる。で、現代日本人は物心ついたころから学校に行き、卒業したら就職して働き、というのがほとんどでしょう。で、そこで植え付けられる一番の習性は「苦労」じゃないか、と思うんです。

 嫌なことがあっても我慢する。ま、そのぐらいなら、そりゃ社会生活の中で多少は必要かなと思わなくもないのですが。これが「苦

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