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母親なんてやってらんねぇっ!!

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「母親」であることに苦しむすべての人へ。小さいころからお友達とのコミュニケーションがいまいちうまくいかなかった娘1。暴れたり、泣きわめいたり、死ぬと言ったり、学校には行かないし、… もっと読む
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#不登校

通信制高校という選択⑥

通信制高校という選択⑥

「通信制高校という選択⑤」の続き。

娘1は前の学校で取得した単位が少しあり、
残りの単位を詰め詰めで何とか2年間でクリアできるという計算に。
2年生から転入、ということだ。

前高校での取得単位決定会議、みたいなのは3月中旬ぐらいだったので、学校から確定した取得単位などを記入した書類をN高等学校に送ってもらったのは3月下旬。4月4日にN高等学校の入学式が行われたけど、その時点ではまだ正式な入学案

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「学校行きたくない」を考える。

「学校行きたくない」を考える。

今春、娘たちは小3、中2、高2になった。

タイトルの言葉を発さずにいた子は一人もいない。
言葉の背景や想いは一人ひとり違うかもしれないが、時期を問わず、3人とも必ず「学校行きたくない」と言っている。

考えてみると、いや、考えるまでもなく、「学校に行きたくない」って思う日があって当然だろう。

「問題でもないことを問題視」すること、
そして「問題だと思われることを問題視する」ことが「問題」だ。

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通信制高校という選択⑤

通信制高校という選択⑤

「通信制高校という選択④」の続き。

平成31年4月4日。
N高等学校入学式が行われた。

奇しくも平成最後の4月。リスタートにふさわしい節目の年。

その日は家族で旅行をしていた。
入学式がその日だとは知らずに予定していた旅行だった。
ニコニコ動画でLIVE配信されたN高入学式。娘のスマホで移動時間に視聴した。2019年度の新入生は約4000人だとか。入学式にリアル参加しない生徒がニコニコ動画で

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あなたが存在するだけで。

あなたが存在するだけで。

あなたが生きていること。

それだけで、あなたが存在する意味がある。

あなたが出来ることが少なければ少ないほど、
あなたの周りに役割を与える。

あなたが出来ることが多ければ多いほど、
あなたは周りに役割を生み出すことができる。

あなたが存在するだけで。
世の中はあなたを中心に組み立てられる。

あなたがいない世界は存在しない。

あなたの存在こそ、世の中そのもの。

通信制高校という選択④

通信制高校という選択④

「通信制高校という選択③」の続き。

福岡の3つの高校を娘1とともに見学してきた。
第一学院高等学校、博多青松高校、N高校。

娘1が選んだのは、N高校、ネットコース。
通学を要さないコースだ。

「人間関係がいや。」

娘1がそう言い切るまでに至った心を、どう温めればよいのか。
末端冷え性の手先足先のように、
外から温かいカイロを当て続けても、
根本的な冷えの解消には至らない。

生姜を食べて、

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通信制高校という選択③。

通信制高校という選択③。

「通信制高校という選択②」の続き。

土曜日。
今日は福岡県立博多青松高校に見学に行ってきた。

吉塚駅西口を出てまぁまぁの距離を歩く。
キャンパスは大きい!立派!綺麗!
グランドもあり、これまで見てきた通信制高校とは全く違う。
校舎があり、教室がたくさんあり。

定時制では、平日毎日通学するみたい。
単位制なので、どのコマを選ぶかは自分次第。
午後からでも、午前だけでも。
1日1コマでも。

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通信制高校という選択②。

通信制高校という選択②。

「通信制高校という選択①」の続き。

個別説明会を電話予約し、
角川ドワンゴ学園N高等学校へ。薬院駅近くの福岡キャンパス。

まだ知名度があまりないのか、
在学高校の先生に伝えると、ご存知ないようで。

私の仕事のご縁でN高等学校情報がタイミングよく入ってきて、ピンときて。
娘1に紹介し、候補の1つに。

N高等学校で特徴的なのは、
ネットだけで完結できる「ネットコース」があること。
必須のスクー

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通信制高校という選択①。

通信制高校という選択①。

「娘1の決断。学校、やめる。」の続き。

知らない世界だったなぁ。
娘1が当たり前のように通学していたら、気づかなかった世界。

通信制高校2校に説明を聞きに行ってきた。

1つ目は博多駅前の第一学院高等学校。
この時期(1月24日)でも、決断すれば、2月1日から転入できる。
今月中に諸費用を振込、急いで書類を整える必要はあるが。

校長先生が丁寧に対応してくださった。
「人間関係がいや」、という

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とかく不登校体験者の生きづらさと成功事例が注目されますが。

とかく不登校体験者の生きづらさと成功事例が注目されますが。

「普通に学校に行く」ことが叶わないこどもたちが、
「学校に行かない選択肢」を選びやすい世の中になってきたなーと感じます。

不登校、とか検索すると、不登校でも社会に適応し、社会貢献する大人に成長しました、みたいな記事が沢山あります。

学校に行かなかった、行けなかった体験を乗り越え、
その後の人生をしっかりと生きているロールモデルは、
今悩み苦しむ子どもたちにとって、救いになることでしょう。

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死にたい。生きてる価値ナシ。って、子どもにつぶやかれる恐怖。

死にたい。生きてる価値ナシ。って、子どもにつぶやかれる恐怖。

けっこうしょっちゅう、つぶやかれたな。

初めのころは、辛かったなぁ。。。

去年だな。
学校に行くと言って家を出て、
学校から来てないって連絡入って探してて。

ラインで連絡取れたら、
「どうやって死のうかなー、」
だって。

そら動揺しますわ。
必死で探しますわよ。

「ナイフ買ってこよっかな」
「どんなナイフがいいかな、」

ってさ。
完全に心を振り回されている感半端ないんですけど。
そのナ

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娘1の決断。学校、やめる。

娘1の決断。学校、やめる。

2019年1月21日。

2回目の1年生。最近ほぼ登校せず。
とうとう、欠課数がデッドラインをオーバーした。
総合Ⅰ、落とした。

仕事から帰宅すると、
パジャマ姿で暗い部屋にいた娘1。

「分かってて、行かなかった。」

「もう、無理。やめる。」

だって。
今まで、言えなかったんだね。
卒業、おめでとう。
今までよく頑張ったね。

さて、またスタートライン。
次のフィールド探し、一緒に楽しもう

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