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【趣味活】30代になり初めてわかった「歴史」の楽しみ方をまとめる

こんにちは、けいごです。

お恥ずかしながら、30代に突入して初めて歴史の面白さを知りました。それまでは、「戦国時代? 歴史っていつも戦ってませんか?」みたいな感じでした。しかし今では、徳川がどうのとか、信長がどうのとか、割と話せるくらいになってきました。

歴史の楽しみ方には人によって様々あると思いますが、私なりの「面白いと思ってること」と「楽しみ方」をまとめていきたいと思います。

本記事では「歴史がつまらなすぎて勉強が進まない」と感じている学生さん、「歴史を知りたいんだけど、なんだか難しくていつも挫折する」という社会人の方に向けて書いています。


歴史が面白くなった瞬間

歴史が面白くなったことに、きっかけがあったかというとそうではありません。段階を経て面白くなった感覚です。しかし、現在では「歴史を追う」ということが、小さくも趣味になりつつあります。

少しづつ、微々たる興味が湧いていたのが、最近になって急上昇した、というイメージです。

興味が急上昇する前

急上昇の前は、間隔をあけて1年に1回くらいのスパンで大河ドラマを見ていました。大河ドラマは今まで「龍馬伝」と「せごどん」「新選組(ほとんど覚えてない)」「鎌倉殿の13人(途中まで)」をみました。龍馬伝に関しては、今までに3回くらいみてます笑 大河はどちらかというと、歴史というよりストーリーを楽しんでました。

あとは、司馬遼太郎さんの本はいつも文庫本の下巻の3分の1まで読んで挫折してました。

興味が急上昇した時

急上昇した際は、その前より以下のような状態になりました。

・司馬遼太郎さんの本が楽しめる
・様々な知識を「歴史」と紐づけられる

現在私は、初めて司馬遼太郎さんの「覇王の家」を読み切ることが出来ました。

また、これまで身につけた様々な知識を歴史と紐づけることにより、「つながり」を見つけることが出来るようになりました。現在「どうする家康」と「平清盛」を見ていますが、歴史観の繋がりを追っていくため、1話ごとに調べるのが楽しみになっています。

こうなると、知識欲にキリがなくなり、時間が足りなくなります。小説を読んでその事実を確かめたり、「つながり」を辿ったりするので本当に時間がなくなります。

歴史の楽しみ方

「歴史の楽しみ方」は、書ききれないほどあります。しかし、面白さをわかりやすく伝えるため、シンプルにまとめていきたいと思います。

そんな私が最も伝えたい歴史の楽しみ方は、以下です。

「芋蔓式」につながりを追求する

「芋蔓式」につながりを追求する

歴史に興味を持つと、以下のような流れで興味が展開し、好奇心にキリがなくなります。

日本史⇒武将や大名の特徴⇒〇〇時代の地域の武将や大名⇒地域の歴史⇒地域の特徴⇒地域の武将や大名の癖⇒取り入れた物⇒現代社会への影響

、、、これを地域ごとに横展開し、更に世界史へと展開していくとキリがないくらい深掘りできます。例えば徳川家康は、織田信長のように「南蛮文化」を積極的に取り入れたりしませんでした。

ここから、「外部の文化を取り入れていた」信長と比較して、家康は「これまであったものを使っていた可能性」があります。

更に武将の行動には癖がでます。また、それが、「現代社会に少なからず影響を受けている部分」があります。例えば、私が面白いと感じたことでいうと、徳川200年続いているから日本人が「保守的」かもしれないということです。そうやって現代社会に影響を与えたかと思うと、歴史の楽しみ方は「社会心理」にもつながるかもしれません。

また、番外編として以下の「つながり」も楽しむことが出来ます。

日本史⇒日本の地理や地形⇒地域の地理や地形による武将や大名への影響⇒個人の性格や心理

、、、これもまたまた、世界史や地域ごとの横展開をしていくと、キリがないです笑

更に、私の好きな本のジャンルに「地政学」があります。地政学は、「地理」と「政治」を掛け合わせた学問(正式名称ではないらしい)です。

この学問的に考えると、徳川家の大元である松平家の地理的条件として、面積の一面が海であったため、他の国が乗り込むハードルが高かったことが考えられます。また、隣の国が強国であり、どちらかの味方につくことを考える必要があります。どちらかの見方につけば、片方の面を守っていることで国を保守出来ます。
そう考えると、徳川家康の性格を形作ったのは、地理や地形が関係しているかもしれません。

またまたキリがないですが、更に深掘りします。私の好きな「銃・病原菌・鉄」という本には、「住んでいる環境が全てを決める」というざっくりとした軸に沿って書いてあります。

この考え方でいくと、天下統一した武将は住みやすい地域に固まっています。住みやすい地域には人が集まり、競争が激しくなるため、争いも活発になります。

因みにいうと、私は司馬遼太郎さんの「覇王の家」を読んで、武田信玄が納めていた甲州と信州の立ち位置がロシアに似ているなと感じてました。読み進めると思ったことが書いてありました! そんな発見で、歴史がまたまた楽しくなってしまいました笑
「地政学」と「歴史」が、実際に繋がった瞬間でした!

ボランティア活動と歴史がつながる

私の趣味としてボランティア活動や地域活動があります。その際なんとなく「地域の歴史」を図書館で調べました。「郷土資料のコーナー」ってこんなに面白いんですね笑

調べでいると頭の中で、以下のような疑問が湧きます。

この地域の戦国時代の武将は誰?

調べてみると北条だの上杉だの、時期によって変わるではないですか。そしてまたまた、続けて以下のような疑問が湧いています。

その名残はこの地域のどこかにある?

武将といえど、人間なので癖があります。例えば家康であれば、「保守的で、地方主義、ずる賢いながらも、情に脆い部分もある性格」です。そんな家康は、どんなことを好んでいたのかというと、「鷹狩り」です。では鷹狩りをするためにどのような地域を使ってたでしょうか? そんなことを調べたりする中で、地域との繋がりが見えてきました。

歴史上の偉人と地域に通っている川とのつながりを追って行ったりすることで、川の整備ボランティアとつながりる部分も見えてきそうです。

身近な川がどのように使われてたかを知ると、ボランティアがより楽しく活動出来ます。例えば、川が江戸からの運搬に使われていたため、江戸の文化が入ってきてた名残をその川の周辺を散策しながら確かめる、とか、、江戸とつながっていたなら、からなず栄えていた名残がどこかに残っているはずです。歴史のおかげで、川沿いを歩くときに「栄えたポイントを見ようとする癖」が出来ました。

ということで歴史が「地域の現在」につながります。地域の歴史につながると、今住んでいる地域は〇〇時代の武将や大名からどのように活用されたのか、何故この神社があるのか、この神社にそれを建てた時代の特徴はあるのか、残っているのか?

もうキリがありません。時間をください。

歴史と地形で鮮明にイメージする

上でも説明したように、歴史と地形は関係性がとても強く、戦争でも地形を上手く使うことで有利に戦術を展開することが出来ます。このように歴史を知ることにより、「地形」を知ることにもつながります。

そしてその2つをフル活用すると、江戸時代の暮らし、戦争の状況、旅路の様子まで、鮮明に創造をすることが出来るようになります。

それは、イメージ力の向上に繋がります。「歴史の楽しみ方」とは少し脱線しますが、これが良いのです。例えば、山の地図をみて、あたかも「山を登ってるかのようにイメージしながら地図をたどる」という楽しみ方もあります。平安時代だろうが、安土桃山時代だろうが、現代の地形とはそこまで相違はないと思いますので、現代の地形の想像をそのまま使えます。

これをやってみると、散歩や旅行に行った時に想像と合っているかなどを、確認する作業を楽しむことも出来ます。

この楽しみ方については、以下の記事を参考にしてみてください。

時間が足りなくなる

「歴史」という趣味は、今の自分の形成につながっています。自分はどの武将に似ているのか、どの武将の生き方がしたいか、そんなことを考えるだけでも人生を充実にさせるきっかけになります。

何よりも、趣味として様々な領域に展開させることのできる「歴史」という趣味には、時間をかけても足りない趣味にもなり得ます。

やりたいことが多すぎて時間が足りない、、、幸せ者ですいません笑

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