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プライマルヘルスに基づくお産

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2020年7月の記事一覧

あなたのおっぱいは~~

あなたのおっぱいは~~

産後のサポートにかかわっていた時に、母乳のことで悩んでいるお母さんは多いな~と感じます。

病院等で母乳保育に力を入れていないところは、完全母乳にならないまま退院になることが多々あります。

初産の方は、初めてお母さんになって初めておっぱいを赤ちゃんに含ませますが、最初からあふれるほど母乳が出る人ばかりではないです。

また、赤ちゃんも最初から上手におっぱいを飲めるわけでもないです。

ただ、生ま

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生まれたての赤ん坊はおっぱいに這い上がってくる。(嗅覚)

昨日の光の話のほかに赤ちゃんの感覚について(嗅覚)

出産時に、昼には昼の穏やかな光の中で夜は間接照明のうす暗がりの中でのお産の時、赤ちゃんはどのようにして生まれてきているか。

穏やかで暖かで静けさの中でのお産の中で赤ちゃんが水中に生まれたとき、しっかりと目を開けて意図をもって自ら上がってくる赤ちゃん、あるいは、まだ眠いのか眠った状態のように出てくる赤ちゃん。みな様々ですが、

それぞれ、静かに

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生まれたときどのように光は目に届き脳に届くのだろう1

生まれたときどのように光は目に届き脳に届くのだろう1

赤ちゃんが生まれるときどんな明るさ明かりだったらよいのでしょうか?目から入る光の情報で脳が受取る情報は87%、その中で色からの情報は67%を占めるそうです。光の色と脳の関係、面白いです。

発達する眼鏡(イノチグラス)の方の話を聞くことができた。

視力が良くても自分に合った色の眼鏡をかけることにより脳が整っていくそうだ。

詳細は、今度体験してみたいと思う!ワクワクする!

そのお話を聞いていて

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赤ちゃんを取り上げる!

赤ちゃんを取り上げる!

赤ちゃんを取り上げるよく、お産のことで、「だれだれにこの子は取り上げてもらった。」という言葉を耳にします。そして、当たり前のように使っているのを耳にします。

私が最初に子どもを産んだ時、インタビューで「赤ちゃんは自ら出てきて、自分で産んだ気がします。」というようなことを言った気がする。
(実際、赤ん坊は自分で飛び出したような感じだし、それを水の中からすくいあげたのは母親となった私だったので)

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「お産の待ち」は子育ての待ちに

「お産の待ち」は子育ての待ちに

ハヤシヨーコさんの
「子どもに時間をプレゼント」のインスパイア
されて

お産の時に子どもが(赤ちゃんが)出てくるのを待つ体験をするな~と思いだした。
このお産の時の『待つ』、終わりは(生まれるので)来るけど、どのくらい待つかは産みだす本人でさえ見当がつかない。赤ん坊から待たされる初めての出来事なのかもしれないな~と、思っていた。
そうして、いつとも知れない時を待ちようやく赤ちゃんと対面できるので

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お産と栄養

お産と栄養

妊娠中の栄養は母体にとっても赤ちゃんにとってもとても大切ですが、
現代の妊婦さんは栄養不足な感じがします。
カロリーや糖質は取りすぎているほどとっているけど、必要な栄養素やたんぱく質が足りていない。
50年前の日本の食事は、野菜でもほかのものでも栄養素がかなり多かった。
現代は。。。。

そして、マクロビオテック、ローフード、ビーガン、発酵食品、糖質オフなど、イロイロな食べ方食事療法などあるけど、

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ネグレクトを止めるには...(オキシトシンを出そう!)

ネグレクトを止めるには...(オキシトシンを出そう!)

乳幼児に対しての母親の育児放棄・子殺し・ネグレクトなどについての事件が後を絶たない。
そんな母親に対して、自身もネグレクトされていたとか、
夫の暴力が怖くて子どもを守れなかったとか、
一人で子育てするのに疲れ、(表面的に)やさしくする男性との時間が子どもの危機管理より優先してしまったとかの情報が入ってくるが、

ある臨床心理士は
「こういった傾向は、加害者となった母親自身が幼少期に親との愛着を形成

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待つこと、環境、母乳

待つこと、環境、母乳

(2007年10月の時点の日記より)

TVで、動物園のキリンの誕生を放送していた。
生まれたばかりの、キリンの母子は、(人間は自分の知りうる知識の範囲で、それがあたかもやさしさと思って行動するのだが)母キリンが母乳が出ないと判断されて、人工保育のために離されてしまっていた。
 しかし、動物園の特殊な環境、出産を映像化される環境、産後数時間の間に、見物人の介入と、キリンの母にとっては、母乳を出して

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水中出産との出会い 1

水中出産との出会い 1

最初に、水中出産を知ったのは、
確か1982年か1983年のことだったと思う。

書店の週刊誌を何気なくパラパラとめくったときに1ページの写真が目に飛び込んできた。
その時の印象は、なんてナチュラルなんだろうと思ったことだった。

強烈な印象の中、違和感なく心に残ったその写真は多分、
フランスのピティビエ病院での1枚だったのだろう。

自分の妊娠で、出産に想いを馳せるようになると、
まず、ひと通り

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日本初の水中出産は(2)

日本初の水中出産は(2)

ようやく準備も進み、プールも持ち込み準備が整っていざ出産となりました。

最初のお産は
5分おきの陣痛が1分半続くというのを3日間かかったお産でした。

引き受けてくださった先生の大変な理解と適切な判断と情報により、
母体も胎児も状態が良いので(状態を良くする工夫を別の時にUPしますね)、ひたすら待ってもらいました。
毎日毎日5分おきの陣痛の間も通常の生活に近い状態で待ち続けました。

大きな病院

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日本初の水中出産はこう始まった(1)

思えば、29年前(この文章は2013年6月にアメブロに投稿、今なら36年前になりますね。)
自分が思い描いた出産を当たり前にできると思っていたら、
当時の日本では、どこも前例もなく、受け入れ先も理解も情報も殆ど無い状況でした。

でも、不思議と、
大丈夫、
望んだようなお産になると確信もありました。

もう、8ヶ月になろうとしているのに、お産に関わる専門職がまだ決まらなかったけれど。
(定期健診に

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『私の言うことを聞きなさい!』実はすごく苦手です。

『私の言うことを聞きなさい!』実はすごく苦手です。

『私の言うことを聞ける妊婦さんはお産を受ける』

『私の言う通りにしないとうまくお産できないから!』

『いうことを聞かない人は....』

等、産院や助産院でよく⁉医療職の人が表立ってや直接あるいは間接的に言われているところや方がいます。

 私は、実はこういう意識の方は苦手で、自分のお産には無理と感じてしまします。(お母さんみたいで頼れると思う方が、頼もしいと思われることは指定しません。。。で

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自然出産において「神の手」を持つ人は必要ですか?帝王切開ならありえますが。。。

自然出産において「神の手」を持つ人は必要ですか?帝王切開ならありえますが。。。

(2014年10月のアメブロから~そのまま転載)

今日の『お産の楽えん お話会」の
『プライマルヘルス・バース』の基礎知識のミニ講座は、
『赤ちゃんの目で22世紀を考える」の第20章のP189について解説をさせて頂きました。
私が、お産にかかわる人(助産師やドユーラ)の人について「コーチ」「ガイド」「サポートする人」という表現を好まない理由が、かいてあるページです。
昔、オダンさんからこの原稿を

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産む前にできること・生まれた後に「発達」のプロからの知恵やアシストがあるということ

最近、「発達」ミートアップ Meet Up!というオンライングループに参加させてもらっていて、毎回専門のゲストの方のお話を聞くのであるが、奥が深くまた、聞いているうちに呼び起こされる自分の考えと共に深く同感する。
何よりそのオンラインでの場がとても心地よく優しい場であるのは主催者である、やぎ整骨院 NTA・BBAs発達臨床室のYagiさんの場づくりの力だと思う。

*やぎ整骨院 NTA・BBAs発

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