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"どちらか"ではなく、"どっちも"の経営観
本稿は、2023年MIMIGURIアドベントカレンダーの最終日を飾る記事です。
MIMIGURI創業から2年10ヶ月が経ち、今年は特に多くの方との出会いにも恵まれて、「経営で大切にしたい価値観」を深める年となりました。この節目に、私が自社の運営で大切にしたいと考えている、"どちらか"ではなく、"どっちも"の経営観についてお話しする機会を頂ければと思います。
経営のパラドックスとは企業の運営には
CTOの頭の中:技術を財務で表現する
会社の体制が大きく変わり、カオスの中に少しの静寂(暇)ができました。特に日々執行に勤しんでいる方々は皆そうだと思いますが、色んなこと考えているのにそのプロセスをアウトプットする機会があまりなく、結果や結論、最終的な決断のみが共有されるため、サクセッションプランに対する有効な情報を残すことも出来ていないことと思います。僕もその一人。
この時間を有効に活用するため、頭の中にあるイメージと考え方をここ
CTOの頭の中:技術投資を最適化する
ざっくり年収1,000万円のエンジニアが10名いる会社では、年間1億円の技術投資がなされているわけですが(地代家賃、ライセンスフィー、PC代など含めるともっと)、年間1億円を正しく詳細に把握して、投資をコントロールできている会社は少ないと思います。会社が創業期であれば、最低限作らなければならない機能などは分かりやすく見えていたりするのでまだしも、そのプロダクトでしっかりとした収益が成り立ち、上場企
もっとみる「消費されるデザイン」から「資産となるデザイン」へブランドシフトするために
今、ビジネスの世界でデザインされる制作物の多くは、顧客ニーズを満たすような合理的な広告や話題性の高いクリエイティブな販促コンテンツがほとんどです。B&Hではそのような制作を、少し注意して向き合うべき対象として「消費されるデザイン」と呼んでいます。
その背景には、クリエイターの自己表現によって耳目を集める表現よりも、その企業やブランド自身が持つ競争優位性と文化的特性を丁寧かつ継続的に表現していくこ
ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ
書籍「ビジネスモデル2.0図鑑」を2018年9月29日にKADOKAWAより発売しました。発売前の9月12日から予約開始にあたって書籍の内容を全文公開することにしました。無料公開自体は多数の事例があるものの、発売2週間以上前に、ビジネス書で1記事に全文無料公開するのはおそらく初ではないかと思います。なぜこんなことをしたのかは最後にちょこっと書いています。Amazonの案内もありますので、内容をみて
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