Kazuyuki Oikawa

macrameとかやってた人

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00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #10

Echomen - Substance Forensic Records 2002. Satoshi Tomiie – Global Underground: Nubreed 006に収録。 この曲に限らずEchomenはベースが良いんですよ。 箱で鳴らすと、上から下までバランス良く音が配置してあってて、すごく気持ちが良い鳴り方をしてくれる。 前述Satoshi TomiieのSAWからリリースされたCureも良い。 ベースラインが出てくるまでピッチプラマイゼロで1:30

    • 00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #09

      Holden & Thompson ‎– Nothing Loaded Records 2003 これに関してはわざわざ書かなくても忘れる事はなさそうな曲なんですが、この後Border Communityから、牧歌的な表層の裏に隠しきれない狂気と闇を内包した作品群を世に送り出し、ついにはクラブミュージックの範疇から2光年くらい遠くに行ってしまった、天才James Holdenの作品と考えると感慨深い。とはいえ、もう既に変な音は散りばめられてるけど。 ゴリゴリした図太いベ

      • 00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #08

        Ian Wilkie ‎– Guten Morgen Polyester Music 2000 Dave SeamanによるGlobal Underground016 CapeTownに収録。 エレクトロっぽいベースが主張するリズム隊に、伸びやかな女性ボーカルサンプルとスウィープするシンセ、タイトル通りの朝感。 ちなみにGlobal Undergroundシリーズは(たぶん)公式がmix cloudに全部あげてくれてます。聞くよろし。

        • 00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #07

          Astrolab ‎– Come My Way automatic 2003 地響きのようなベースにブレイクスのリズム隊。で、キャッチーな歌が乗ってくる。 ・・なんだけど展開がポップミュージックのそれなんですよね。歌がメインで進行していく(ずっと歌ってる)。リズム隊のグルーヴで引っ張っていってブレイクでボーカルでてきて開放感どかーん、みたいなクラブミュージック的な流れとは全然違う。 面白いのは、曲の構成はクラブミュージックっぽくないんだけど、パーツはクラブミュージック謹製

        00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #10

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          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #06

          Benz & MD ‎– Snowblind Dorigen Music 2003 彼らの曲を最初に耳にしたのはたぶんProton Radio(この時代podcastってもうあったっけ?)。美しく壮大な曲作る人が出てきたなぁという印象で、その後リリースされた12インチは片っ端からチェックしたんだけど、音作りの問題なのか機材の問題なのか、どうも音が悪い。 丸ごとロービットのサンプラーに通したかのような、上と下が無くて奥行きも潰れてグチャッとしてる感じ。 音数の少ない余白多めの

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #06

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #05

          Subsky ‎– Four Days Sadie Records 2001年 ハウスのリズム隊で進んで、ブレイクのトランシーなシンセで解放。という解りやすいプログレッシブハウス・トランスの構成なんですが、序盤は開放感を持って進行しつつ、ブレイクでマイナー調になり、やけに悲しいトーンに変化するというのは、あまり聞きなれないパターンだと思う。 ともあれ、美しい曲。

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #05

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #04

          Minilogue ‎– In A Deeper Motion 2002年 Baroqueからリリース MinilogueはProg Psy Trance デュオ、son kiteのpsyトランス以外用名義。 もともとはson kite名義でリリースしたアルバムのタイトルだったようだけど、いつの間にか別名義に。 当初はこの曲のようなプログレッシブハウス/テックハウスをリリースしていたものの、その後どんどんテクノに接近していったので、たぶん世の中的にはテクノアーティストとして

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #04

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #03

          Dominic Plaza ‎– Sounds Rushing (David West Remix) 2005年 これも2005年か。 使ってる音はプログレッシブハウスなんだけど、どうにもトランスを感じてならないDavid Westのremix。 自分は90年代末のトランスブームからプログレッシブハウスに流れていった人間ですが、2005年に出会った、プログレハウスのパーツでトランス的な泣きの押し売りをかけてくるこの曲には結構衝撃を受けた、というかニヤニヤが止まらなかった記憶

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #03

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #02

          Depeche Mode ‎– Precious (Sasha's Gargantuan Vocal Mix) 2005年リリース 自分が持ってたのはスリーブ無しのプロモ版だったような。 Sashaがリミックスした何かって事は記憶に残ってたけど、Depeche Modeの部分は完全に忘れてた。 ちなみに、ここからQuivver ‎– Four Fatties EP (Disc 2)に収録されている、Brothers&Sistersに繋いであげるとイイ感じになった気がする。

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #02

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #01

          たまに昔聞いてたあれはなんだっけ?と悩む事があるので、discogsやyoutubeで見つけた「あー、これあったね」って曲を記録していく。 1曲目はこちら。 Steve Porter & John Debo - Deported(Heavy Mix) 2002年 Bedrockからリリース。 タイトなリズムに、広大な空間系エフェクトに包まれて響き渡るパーカッションで突き進んで、ブレイク以降でコード感のあるシンセが乗っかり一気にドラマチックな展開に。 とはいえ抑制された盛り

          00年代のプログレッシブハウスを思い出すエントリ #01

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          過去の制作物

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