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#成長
『君の青が、海にとけるまで』が素敵な話だったので紹介する
いぬじゅんさんの『君の青が、海にとけるまで』(角川文庫)という作品を読みました。
主に高校生たちの恋を描いたお話が多かったいぬじゅんさんの作品ですが、今作は社会人が主人公の居場所をテーマにした物語となっていて、これまでの作品とはひと味違う優しさを感じる内容でした。
念願の看護師になったものの、職場でのトラブルで心が病み、休職することになった胡麦。物語は休職中に胡麦がSESTAというカフェに訪れ
ずっと気になっていた青春小説のアンソロジーを読みました
高校生の頃によく読んでいたような青春小説が社会人になった今でも大好きです。
いろんな青春小説を読んできた中、最近は切ない恋愛だけでなく、今を生きる人々の悩みと向き合い、解決を後押ししてくれる作品も多いと感じています。その中には私が高校生の頃にはなかった新たな常識に触れている作品も少なくはなく、今読んでも学びとなる作品も数多くあります。
先日、私が読んだスターツ出版文庫の『君の傷痕が知りたい』と
めちゃくちゃ面白い『ひとり旅日和』の2巻を読んだよ!
ちょっと前に紹介した秋川滝美さんの『ひとり旅日和』の2巻(正式タイトルは『ひとり旅日和 縁結び!』)を読んだので、今回はその感想です!
人見知りな主人公・日和がなんとなく挑戦したひとり旅にハマり、全国各地を旅して成長していくこのシリーズ。今回も「興味」と「挑戦」によって、日和が更に自信をつけていく様子を見ることができました。
まず、今作もひとり旅への興味と共感が最後まで止まらないです!
函館で
「涙」のメリットを感じる物語(森田碧:『余命0日の僕が、死と隣り合わせの君と出会った話』)
今回紹介する本は、森田碧さんの『余命0日の僕が、死と隣り合わせの君と出会った話』(ポプラ文庫ピュアフル)です。今作は「よめぼく」シリーズの4作目になる作品となります。姉妹作が増えると、森田さんの作品世界も広がっていくみたいで楽しいです。
今作は「よめぼく」シリーズらしい王道な要素に加えて、人々が創作物に触れて涙を流す理由や泣くメリットといった興味深い話題も含まれていました。個人的にはシリーズでも
私たちが星になるには100年早い!(櫻いいよ:『星空は100年後』)
記事を読んで頂きありがとうございます。
今回紹介する本は、櫻いいよさんの『星空は100年後』というライト文芸作品です。
今作はスターツ出版文庫版も出ていますが、私は数ヶ月前に発売された単行本版で読みました。スターツ出版文庫って他レーベルのように単行本から文庫という作品ももちろんありますが、最近は今作のように文庫から単行本という逆パターンの作品も増えていて、思わぬ傑作に出会えることもあって面白いで
自分だけの人生を、自分らしく生きる!(六畳のえる:『今夜、消えゆく僕からたったひとりの君へ』)
六畳のえるさんの『今夜、消えゆく僕からたったひとりの君へ』(スターツ出版文庫)という青春小説を読みました!
常に双子の姉と比べてしまい、自分に自信が持てない優羽と、「俊矢」という別人格になってしまう自分に悩まされている朔也。
境遇は異なるものの、どこか似たところもある2人が、お互いに刺激を受けて成長していく物語に心をぐっと掴まれました。性格とか美しいイラストを見たり描いたりするのが好きなこととか