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人となり

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ありのままの僕です。何卒。
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2021年9月の記事一覧

家族の朝

家族の朝

我が家は生活リズムがきっちりしている。

婆ちゃんと爺ちゃんは17時には一杯やって楽しくなって
お風呂に入ってすぐ寝る。
そんでもって朝5時には起きてテレビ体操をして1日が始まる。
僕が小学生の頃から浪人終わるまでずーっと変わってない。
早寝早起きの権化みたいだ。

母さんも妹の弁当つくるために5時に起きて支度をして
妹も早く起きて7時には家を出て学校に行く。

単身赴任の父さんは土日だけ実家に帰

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座ったら昔の匂いがした

座ったら昔の匂いがした

実家に帰省初日

家族に迎えられたあと、僕は真っ先に自分の部屋に帰った

部屋に入った途端包んでくる懐かしい匂い

ベッドシーツの柔軟剤なのか積まれた参考書たちなのか

それがなんの匂いか未だにわからないけど。

自分の机に向き合って座った途端、

高校生の、浪人生の、あの時の気持ちが蘇ってきた

おぉお〜

なんともいえない感覚だ

家を出てから

自分の部屋の机は母が趣味で懸賞当てをするために

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たのしい

たのしい

毎日、たのしい

生きてるだけでたのしい

身の回りのことをしっかりしているだけで

心もたのしい

そんな風に思うようにしたら

ほんの小さなことでもよろこべるように

なった気がするな

季節の変わり目

季節の変わり目

最近秋だな〜と思うことが多い

昼間はそこまで暑くなくなったし

コンクリの上で乾涸びた虫をみることも少なくなったし

半袖か長袖か迷うくらいになったし

夕方の空が暗くなるのが早くなったし

金木犀をみることも多くなった
金木犀の香りってなんかいいよね、なんか秋っぽい、!

あ、あとどこに行ってもハロウィンの催し物がちらほらみる機会も多くなった

なにより気温が下がったのは凄く感じるよね〜

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限られた時間の中で

限られた時間の中で

この前、僕の叔父さんが亡くなった。

親からの突然の連絡だった。
まだ若かった。
亡くなるには早すぎる死だった。

末期癌だった。

僕のじいちゃんの弟で、
小学生の頃初めて会ったとき
じいちゃんにそっくりすぎて
びっくりしたのを今でもはっきり覚えてる。

叔父さんは
いっつも会うたびにニコニコしていて、笑顔が素敵な人だった。

初めて会ったのは、地元の歯医者だった。
僕が虫歯か何かで歯を抜歯した

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エイって

エイって

エイってふしぎだね

魚と同じ水槽にいるのに同じ魚じゃないみたいだもん

エイってふしぎだね

みんな違った顔してるもん

エイってふしぎだね

どこに顔があるのかわからないもん

なんかどこか人間みたいな生き物だね

エイみたいに悠々と泳いでみたいな

ずっとあなたの味方でいたい

ずっとあなたの味方でいたい

いつまでも、僕は弱い側の味方でいたい
弱い側を、理解できる、人間でありたい

あなたの味方でいたい

自分が弱い側の人間だから

弱いなりに闘ってきたから

それは社会的存在の意味でも精神的な意味でも

学校現場でおきるいじめ問題だってそう
社会の理不尽な構成だってそう

いつだって弱い側は強い側のエゴに支配される

生まれもって他者の手助けや理解がないと生きるのが難しい障がいをもつ人だってそう

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ゆっくり、ゆっくり。

ゆっくり、ゆっくり。

寝ることはたのしい

時間に制約がなくゴロゴロできるのもたのしい

あぁ寝たなぁなんて思いながら起き上がって

だいぶ遅めの朝食をとるのもたのしい

小説読んだり映画を見るのもたのしい

好きな服とかスニーカーをどうやって着て合わせようか考えるのもたのしい

藤井風の歌声聴きながらあったかい気持ちになるのも
たのしい

夕方、着たい服着てふらっと外にでて

涼しい風にあたって

夕方から夜に変わる

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いつもより

いつもより

1週間がおわった

いつもより長く感じた

平日がやっとおわって

明日から

週末だ〜

休みの日ってなんか楽しみだよね

って友達と話して帰った今がいっちゃん楽しい

土日だ〜

いつもより

ちょっと

ワクワクな

さわのぼりを、したよ

さわのぼりを、したよ

今、ねむたいですめちゃくちゃ

なぜなら生まれて初めて沢登りをしたからです

信じられないほどキツかったです

あれほど体力と気力もってかれる活動はなかなかないです

もうさわのぼりはお腹いっぱいです

あ、夏休みなのに集中講義ってやつで授業なんです

いまキャンプ中です

コロナのおかげで日帰りになっただけでも救いです

実は3日目です

やっと明日でおわりです

慣れない環境で慣れないことして

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あいつ

あいつ

インスタの投稿で

久しぶりの顔をみた

高校時代にテニス部でペアを組んでた1番の友達

たまに連絡はとっていたけど

2年ぶりに投稿越しに顔をみた

高校時代から何にも変わってなかったのが

なんか嬉しかった

いつも見る画面に

久しぶりの顔があるのを見るとなんか嬉しくなるものだ

決してチャラくもなくて

真面目で、意思が固くて

試合展開でこうしたいってぶつかっても

わかったよってワンク

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無意味になる夜

無意味になる夜

今日はあまりにも疲れた

何もする気は起きなかったが

徐に

湯船に浸かった

ぬるま湯に

普段シャワーで済ませるところを

浴槽にお湯をためて

換気口の小窓から

匂う独特の夜の香り

ゆっくり時間が流れてた

ひと手間が

全然違った

大抵こんな時に募ってくる

色んな負の感情やマイナスの思い込みが

無意味だったかのように

いつの間にかどうでもよくなっていた

そんな夜

恋愛えいが

誰かを好きになるって凄く素敵なことなのに

一方的で突っ走る恋愛だとか

相手に溺れすぎる恋愛だとか

お互いに心が読めなさすぎる、通じなさすぎる恋愛だとか

そういうことを考える、考えなければならない恋愛って

ただ自分の心が疲弊していくだけの恋愛って

たとえそれが成立していたとしても

自分は続けることができないだろう。

うまく言葉で表現できないけど

けどそれが恋愛なのかなと思ったり。

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