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2人と2羽で生きていく
2021年の手帳を読み返すと、ぎっしり書いていた日々の記録が、8月で途切れている。
8月。夫が病気で休職した月。
結婚して半年目のことだった。
打ち込める趣味を持たず、寡黙で友人も少なく、日夜仕事のことばかり考えていた夫。
そんな夫が唯一好きなのが文鳥だった。
「いつか雛から育てたいなぁ」とよく言っていた。
私は鳥は好きではないし、何なら小さい頃から怖い存在だった。
でも、落ち込む夫を放っておく
かわいいシールを貼りたくて
ちまちましたかわいいシールを見ると、胸がきゅーんとなる。
ついつい買って帰るのだが、大人って、シールを貼る機会がまったくない。
なんでもデジタル化される時代だから、なおさらチャンスがない。
シールを持て余す私に、救世主が現れた。
ダイアリーシールである。
このダイアリーシールをノートに貼って、習慣化したいことを書いたら、即席の習慣化トラッカーのできあがり。
日付は自分で書き込めるから、いつでも
魅惑のアーユルヴェーダ
アーユルヴェーダ。
なんて魅惑的な響きなんだ。呪文みたい。
ずっと気になっていた。
それで、本屋さんの店頭に並んでいた、この本を買った。
まったくアーユルヴェーダを知らない人に、イロハを教えてくれる本。
イラストも多く、中身もカラフルで、とっつきやすい。
この本によるとアーユルヴェーダは、約5,000年前から実践されてきたインド発祥の伝統医療で、東洋医学のひとつ。
本場のインドやスリランカでは
なんでも可愛いわけじゃない
「あいちちゃんは何を見ても可愛いって言うね」
付き合い始めた頃、夫に言われて憤慨した。
この世に可愛いものは溢れているけど、なんでも可愛いわけじゃない。
赤ちょうちんは、まん丸で赤くてほんわりした光を放っていて、可愛い。
でも蛍光灯は、そんなに可愛くない。
卓上に飾るお花のブーケは、小さくてカラフルで健気に咲いていて、可愛い。
でも天に向かって空高く伸びる針葉樹は、そんなに可愛くない。
可
在宅勤務、何着てる?
先日、小花柄のワンピースでリモート会議に出席した私に、クライアントが、
「今日はお出かけの予定があるんですか?」
と聞いてくれた。
「出かける予定はないんですけど、気分転換で着てみました」
「そういうの、大事ですよね。わかります」
服装の変化に気づいてくださったこともうれしいし
共感してくださったこともうれしい。
現在、私は、フルリモートワーク。
最近は、家でもなるべくキレイな服装を心がけてい
茶道とスキンケアの共通点
渋谷ヒカリエの雑貨屋さんに並んでいた本を、衝動買いして読んだ。
この本が、すごくよかった。
文章のすばらしさ、エピソードのおもしろさは言うに及ばず。
自分の知らない「お茶」の世界を垣間見て、その奥深さに胸を打たれた。
この本を通じて、改めて実感したことがある。
「人には、お茶のように、自分の心の動き(今感じていること・考えていること)を1人で見つめる時間を持つことが必要」ということ。
日常に
シャイなあの子の処世術
おとなしくて、控えめな女性の後輩がいる。
言葉も仕事も丁寧で、いつも一生懸命。
話す時は、恥ずかしそうにニコニコしている。
その彼女と、要求のレベルも売上げも高いクライアントを、一緒に担当している。
クライアントとのリモート会議では、無理難題や、鋭い質問を、バシバシと浴びせられる。
私は長年営業をしているせいか、そういうタフな会議は慣れている。
もう5年近く担当しているクライアントで信頼関係