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詩の集まりみたいなもの

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詩、詩みたいなものをまとめてみました。
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【詩】 蒼い

【詩】 蒼い

空が蒼い
遠くまで
果てしなく


ここにいる
ここに在る
心は半熟
愛は未熟

だけど
関係なく
空はひたすら広くて
蒼くて
どこまでも続く

何を持って成長というのか
何を持って進化というのか

不可解な定義に
季節の穏やかさは
微笑みを繰り返す

今ある自分
今ある意識の中で

積み重ねられた経験達

人は時にそれが足枷にもなる

そんな時

この空の蒼さは

ひたすら蒼く映る

見るもの

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【#春とギター】 歌詞で参加させて頂きます

【#春とギター】 歌詞で参加させて頂きます

駆け込みで参加させて頂きます。

どうぞ宜しくお願いします。

多くの素敵な作品の中で、ご一緒させていただくのはとても緊張しますが…。

どうか暖かい目で見てやって下さい。

歌詞のタイトルは「暮春の香り」

暮れ行く春を感じ歌詞にしてみました。

宜しくお願い致します。

春よ 今より彼方へ
君に重ねた
ひとときの花の香り
夢の継ぎ目で 
一人 途方に暮れる

春よ 遠き彼方に
君に預けた
うた

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【詩】 山と空

【詩】 山と空

山が明るい
  満ちた悲しみ
     すくい上げ

空が青い
  生きた喜び
    投げ出して

雲がゆるりと動いてく
影が山を確かめる

山が息をのむ
  空の青さを
     受け止めて

空が飛んでいる
   山の明るさを
      楽しみたくて

雲がのろりと動いてく

遠き都を確かめる

目が影をとらえてく

山の緑に佇む

「大」の字は今日も一休み

【詩】 Bluesが鳴る

【詩】 Bluesが鳴る

スピーカーから聞こえる不思議な音

不純物に満ちた
混じりけのない音

やたらと心がざわつく音

音と自分の間を取り持つ空間は

僅かに揺れ動くかのように

黙っていた

吹きかけた吐息が
ガラスを曇らせる

呼吸をするその一息が
ブルース・マンの神話と共鳴する

「やぁ、お前さん何を聴いてんだい?」

愛を語っているようで
愛を求めていない

自らの正体を打ち明けるが
白昼堂々と寝返りを打つ

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【詩】 名

【詩】 名

血の通った名前にして下さい
血が通っているのであれば偽名でも構いません

繰り返される日常
呼び戻される感情

名前の形をした
日夜繰り返される 
形の無い無常

表情のない我が視線
とらえた形に囚われて
独り「型」に思考をはめる

名をつけられた全ての事柄
そして物質・事象たち

あの自然も
あの雨も
あの道も
あの建物も
あの自動車も
あの人も
不思議と世の中はイメージで出来ている

名は体を

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【詩】 穀雨

【詩】 穀雨

雨が降る

厳かに

気配を滲ませるように…

しとしとと降り続ける雨は

深く渓谷を描写する

新緑は静かにさざめき

ザワザワと色めき立つ

菜種梅雨の治癒

水墨画の世界

一滴の露が

草木の涙を誘い

乾いた大地を潤していく

古き因習を断ち切るかのような

自然のモダン・アートの中で

人々は遠くを見つめ

静々と歩いて行く

雨が降る

唯々厳かに…

【詩】 真夜中

【詩】 真夜中

真夜中をくすぐる思考の端くれ達 

泡のように浮かんでは消えて
泡のように浮かんでは消えて…

音も無くはじけては
深まる夜に合わせて
その強度は増していく

泡沫の時を楽しむかのように

間断なく立ち上る気泡

音を立てては消えていき
再び浮き上がる

時間を経て発酵された

シードルの甘美な果実味のように

豊満で脆弱な魔力が

意識の隙間をくまなく波立てる

自我に対して無遠慮な思考に
抗う

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【詩】 Bluesのように

【詩】 Bluesのように

見知らぬ土地の雑踏

ほんやりと浮かぶ街灯達

見知らぬ花の香り

見知らぬ人が流れた髪に手をやり

季節を婉然とつま弾いた

サクラはとうに散ることを止めて

宵の時を静々と迎えていた

月は明るく 注意深く  

その時を迎える

急いでいたはずの光の出口から

聞こえてくる…

闇夜に囁く銀飾の不可思議な音色

存在を主張し得ない強さをはらみ

異国の情緒を体に組み込んでいく…

エキゾチッ

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【詩】 友

【詩】 友

窓を開けると 緑が凪いでいた
鳥達が鳴いていた

穏やかな日差しが”今”を明瞭化していた

体内の流れが変わっていた
季節が進んでいたのだ

扉を開けると薄い雲が空を可視化していた
広く水平に遠慮がちに

まだ樹の下には影は存在していなかった

川辺には葦牙が生えていた
過去と現在をつなぐようにして

魚が勢いよく水面を跳ねる
幼き釣り人は何を思うのか

流麗に糸を引く川の流れに沿って
釣り糸は浅

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【詩】 風

【詩】 風

いつからだろう

静けさを受け入れ始めたのは

街と人々が混ざり合い
乾いた空気が支配していたあの頃

何も為す術なく 

ひたすら歩いてきた

どれ程歩いてきたか

歳月に不自然なほど語りかけ

幾重の道を歩んできた

やがて清明の時を迎え
世界の鼓動は賑やかで隆起していた

様々な色彩 様々な模様
美に対して かくも浮世は誠実であることか

だのに
独りでいる静謐さこそが私の全て

どれだけの

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【詩】 ため息 

【詩】 ため息 

目が覚める

澄んだ朝の微笑

深く深呼吸したその姿に

見慣れたはずの顔を思い出す。

その記憶は何処からくるものなのか

微睡み続ける頭では

分からない

到底行き着く事は不可能だ

その微笑のみが刻まれた

浅い花の香りがする

ツツジの花が慈悲深く

昨日の残光に包まれる

花達の色はキレイだ

そのように

昨日の欠片が記憶に訴えかける

何もないわけではない

有り過ぎた日常にとらわ

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【詩】 概念

【詩】 概念

春が過ぎていく
眩い太陽 
鮮やかな色彩 
ほのかな香り 
全てが流れていく

目に見える事・もの
全ては存在している
言い換えれば
思い出しているという事でもある

存在が不確かなゆえに
血の通った鼓動に耳を塞いでいた
あの雨音
あの音楽
あのリズム…
気付かないだけだった

春は忘れようとしている
何もなかった事を

全ては何もなかった
それすらも忘れようとしている

四季が移ろうように
ここ

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【詩】 Train Blues

【詩】 Train Blues

電車に軋んで
右に 左に
目覚めて 床に

鉛の殺伐さに
上に 下に
嬉々として 言葉に

砂時計の流れに
諸行 無常に
己として 砂に…

明日を待ち望んだ
  車窓に浮かんだ
    またたくブルース

線路に乾いて
西に 東に
揺らいで リアルに

氷の太陽のように
冷たく 優しく
恐々として ココロに

風月の流れに
時の自己満足に
己として 風のように…

昨日に唾棄した
  喧騒に魅入

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【詩】 愛という名のBlues

【詩】 愛という名のBlues

愛を語った事を… 愛を歌った事を…
紡ぎ出されたすべに答えは見出せない
愛という名のBlues

山を越えて… 星の砂上閣で…
崩れ落ちそうな感情を束ねて
愛を憐れむBlues

お前の時を… 絞り尽くして…
夢に見たようなリズムの遠吠えと
愛を慈しむBlues

陽炎の揺らぎと… 欲望のさざ波と…
消えない暗がりに向けて
愛を誹りぬくBlues

愛に迷った事を… 愛に語られた事を… 
夢に出た

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