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魔織
2024年7月17日 15:54
季節は否が応でも 繰り返されるもう ずっと 忘れようとしてた影遠い夏の日まるで 手品の様に私の前から消えた人何度 きつく目を閉じ 呼吸を整え全てを無かった事にしようとしても刻まれた傷の分だけ 心に染み付いて どうしても 消せない 自分を庇う様に 傷つかない様にまた 傷付けない様にって一生懸命に予防線を張り巡らせて誰とも関わらない道を選んでたそれが 賢明だっ
2023年11月12日 11:03
生々しい過去の地獄絵図が未だ 脳裏では色鮮やかに私を嘲笑うかのように息をする なぞって 潰して 壊して泣けなくもなった 強さは自分をまた孤独にした人は都合よく 誰かを求め傍に置き 背中をさすられる事見守られる事 優しくされる事で安堵感を覚えるだけど また 自分の都合でひとりになりたいと 願うとても わがままな生き物だからと言って誰かに都合よく
2024年3月10日 16:27
意に反して 指先が辿った絶対的に不必要な声に心救われてしまう そんな自分がとても愚かで 憎らしくもあるけれど同じくらい愛しくも 感じるのは霞むくらい うららかなこの日だまりの中弱音ひとつ吐かず 生きているからで遠い日の 未だ消えず 疼く傷痕を繕う事も 隠す事もやめたのはひとりって選択にも 妥協じゃなく慣れ誰かの傀儡になる事から『いち抜け 』胸を張って ゴールテー
2023年11月22日 10:40
ずっと 堪えてた本当は おかしくなって壊れてしまいそうなのに大丈夫って自分に言い聞かせ気丈に振る舞ってあの日 知らない11桁の数字『間違えた』それが あなたの最後の声間違えるはずなんてないのに番号なんて 知らずに済んだのにまた 床に伏せて少しの間 動けなかったでも 何故か 少しだけ期待してる私がいた それも事実こんにちは。実話で
2021年7月17日 00:12
襲う 強い 痛み纏い 這う 迷路あの夜色が消えた街貴方と出逢い恋に落ち自分を見失い独占欲に溺れ失くす事に怯えていばらの途に忍び込んだ初めから直感で私には不釣り合いだと気付いてた当たり前の様に交わらない対象物だと悟ってたでも貴方が私を利用してくれるから嬉しくて私さえ我慢すればなんて泣きながら微笑んでたまるで甘い蜜に群がる蟻みたい貴方
2020年5月30日 23:39
背中を押すもう一人の私が赤い花束と目的地の書いてない地図をひとつくれました「泣いてばかりじゃ駄目よ 救いようもなくなるわ」行き場所を探して宛もなく迷い込んだ街捨て猫になんてならない様に赤い花抱いてたわたしはここにいるよ一人きりじゃ凍えそうよ誰か温めて凍り付く前に早く人を信じ何度も裏切られ信じる事辞めちゃえば楽かもと一人歩き出した知らない街に