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作詞置き場

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#スキしてみて

誓い

誓い

季節は否が応でも 繰り返される
もう ずっと 忘れようとしてた影

遠い夏の日
まるで 手品の様に私の前から消えた人
何度 きつく目を閉じ 呼吸を整え
全てを無かった事にしようとしても
刻まれた傷の分だけ 心に染み付いて
どうしても 消せない



自分を庇う様に 傷つかない様に
また 傷付けない様にって
一生懸命に予防線を張り巡らせて
誰とも関わらない道を選んでた
それが 賢明だっ

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悪用

悪用

生々しい過去の地獄絵図が
未だ 脳裏では色鮮やかに
私を嘲笑うかのように息をする



なぞって 潰して 壊して
泣けなくもなった 強さは
自分をまた孤独にした

人は都合よく 誰かを求め
傍に置き 背中をさすられる事
見守られる事
優しくされる事で
安堵感を覚える
だけど また 自分の都合で
ひとりになりたいと 願う
とても わがままな生き物

だからと言って
誰かに都合よく

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命

意に反して 指先が辿った
絶対的に不必要な声に
心救われてしまう そんな自分が
とても愚かで 憎らしくもあるけれど
同じくらい愛しくも 感じるのは
霞むくらい うららかな
この日だまりの中
弱音ひとつ吐かず 生きているからで

遠い日の 未だ消えず 疼く傷痕を
繕う事も 隠す事もやめたのは
ひとりって選択にも 妥協じゃなく慣れ
誰かの傀儡になる事から
『いち抜け 』
胸を張って ゴールテー

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卑怯

卑怯

ずっと 堪えてた
本当は おかしくなって
壊れてしまいそうなのに
大丈夫って自分に言い聞かせ
気丈に振る舞って

あの日
知らない11桁の数字

『間違えた』

それが あなたの最後の声
間違えるはずなんてないのに
番号なんて 知らずに済んだのに
また 床に伏せて
少しの間 動けなかった

でも
何故か 少しだけ期待してる
私がいた
それも事実

こんにちは。

実話で

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歪

襲う 強い 痛み

纏い 這う 迷路

あの夜
色が消えた街

貴方と出逢い恋に落ち
自分を見失い
独占欲に溺れ
失くす事に怯えて
いばらの途に
忍び込んだ

初めから直感で
私には不釣り合いだと
気付いてた

当たり前の様に
交わらない
対象物だと
悟ってた

でも貴方が私を
利用してくれるから
嬉しくて
私さえ我慢すれば
なんて
泣きながら
微笑んでた

まるで
甘い蜜に群がる
蟻みたい
貴方

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赤い花

赤い花

背中を押す
もう一人の私が
赤い花束と
目的地の書いてない地図を
ひとつくれました

「泣いてばかりじゃ駄目よ 救いようもなくなるわ」

行き場所を探して
宛もなく迷い込んだ街

捨て猫になんて
ならない様に

赤い花抱いてた

わたしはここにいるよ

一人きりじゃ凍えそうよ
誰か温めて

凍り付く前に早く

人を信じ何度も裏切られ
信じる事辞めちゃえば
楽かもと

一人歩き出した
知らない街に

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