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凪
2023年2月6日 13:05
国民保険料を払った。引き落とし口座の登録が面倒だからという情けない理由で毎月保険料をコンビニで納めている。毎月期限ギリギリに保険料を支払う。提出物はいつもギリギリだ。こうして保険料を払ったり、家賃や電気代が引き落とされた口座を見ると生を実感する。生きているだけで驚くほどなお金がかかる。家賃や電気代はまぁ使っている実感が湧くけれど、保険料なんて生きているだけで発生している支払いだ
2022年1月19日 19:32
30歳になった人に、20代のうちにしておいた方がいいことは?と聞いてみた。そしたら、「恋愛」って言ってた。30代になるとやっぱり結婚とかも考えるし、恋愛のベクトルが変わるらしい。それに人生における恋愛が占める割合や、恋愛の重要度も変わるのだろう。たしかに、20代になってみて、10代みたいな恋はもうできないなぁと思う。10代なら好きだけで一緒にいられたけれど、20代になったら将来も考えて
2021年10月10日 12:01
この記事をシェアしたら、一番古い友達から連絡が来た。ちょっと鬱陶しいけれど、ちゃんと読んでくれちゃうあたり、私への愛が溢れていて草。せっかく読んでくれているみたいなので、この友達について書いてみることにした。✳︎ ✳︎ ✳︎彼と私は小学校の同級生だ。それ以外に関係がないことに今更気づいて驚いている。私たちが通った小学校は、1学年10人ほどの、小さな田舎の小学校だった。無論、クラ
2021年10月22日 22:45
いつもよりちょっと高めのアールグレイを買った。これはつまり幸せを購入したということであって、私の人生に欠かせないことである。サーモンとキノコのバター醤油のホイル焼きをつくって食べた。これはつまり幸せの包み焼きということであって、こちらも私の人生に必要なことである。移動販売のメロンパン屋さんがあったから、メロンパンを買った。メロンパンをレジ袋に入れてもらってぶら下げながら歩いて帰った。これは
2021年10月6日 21:48
自分という人間について、正直に書いてみようと思う。私は、あまり可愛くない。だけど、着ている服は可愛いと思う。そうは言ってもファッションセンスは少し、ずれていると思う。おしゃれと思ってくれる人もいれば、変だと思う人もいると思う。流行を追っているタイプではない。万人受けするタイプではない。背は低いし、スタイルがいいわけでも、華奢なわけでもない。だけど、自分に似合う服を着ることができるているよう
2021年9月5日 13:38
次に恋をするなら、混ざり合ってしまわない人がいい。例えば私が赤でその人が青だとして、二人で紫になってしまうような恋じゃなくて、ただ私とその人が、それぞれの色のまま、そのままずーっと続くような恋がいい。人は、赤と青を足して紫になることを、そうやって混ざり合うことを、幸せと呼ぶのかもしれない。それでも私は赤でありたいと思う。恋人には青であって欲しいと願うのだと思う
2021年9月7日 18:54
秋の空を見ると、そこに文字を書きたくなる。おいしい焼き芋を食べたいとか、あざとい女になりたいとか、毎日ケーキを食べたいとか、目覚ましをかけずに寝たいとか、欲望をそのままに。カバの蒲焼とか、アイスコーヒーのホットとか、まぐろの踊り食いとか、意味を持たない言葉たちを。今日も文字を書きたくなるような空だなぁと思いながら歩く。いま、私の頭の中にあることといえば、空の様子と晩御
2021年1月17日 22:15
このところ、毎日がエブリデイ。幸せがハッピーで、人生がまるでライフ。馬から落馬して頭痛が痛くてたまらない。こんな意味のないことを言ってしまうくらい、近頃毎日がハッピーだ。だけど、僕のライフを見て幸せそうだと思う人はまずいないだろう。恋人もいないし、友達もそんなに多くないし、どこにも遊びに行かない。親ともそこまで仲良くもないし、お兄ちゃんとも必要に迫られない限り喋らない。部活もしてないし、サ
2021年4月29日 19:57
雨の日今日も電車に揺られながら谷川俊太郎さんの詩集を読む晴れの日に読んだら木漏れ日みたいに優しくて柔らかくてまるいあたたかい そんな言葉だったのに雨の日に読んだらそれはまるで恵みの雨で少しひんやりとこころを湿らせる言葉になる雨が降ったら低気圧が頭を痛くするしなんとなくブルーになるけれどやっぱり雨もいいじゃない屋根にパチパチ雨粒が跳ねて賑やかで湿気と辺り
2021年4月26日 16:47
僕は今日も電車に揺られている朝の柔らかくて細い太陽の光が私の顔を照らすその柔らかい カーテンのような陽の中で敬愛する谷川俊太郎さんの詩集を読む谷川俊太郎さんの詩を読むといつも思うことがある僕が思っているよりもこの世界は悪くないんじゃないかって僕が思うほどこの世界は悪くないんじゃないかってこの太陽の光も僕を運ぶ電車も谷川俊太郎さんも谷川俊太郎さんの詩も面倒
2020年12月6日 10:44
12月から毎日投稿を始めました。心のうちをツラツラと自由詩やエッセイを書いています。詩やエッセイと呼んでいいのかはわからないですが、とにかく散文を書いてます。この前初めての創作をしてみました。色々な形の文章を書いているのですが、その時に大事にしていること。3分で読める文章を書くこと!たった3分で読める心の文章を書いています。というわけであなたの3分をください。私の
2021年2月2日 09:59
ガトーショコラを焼いた。部屋中に立ち込める、チョコレートが焼ける独特の甘くて香ばしい匂いに心がムズムズする。外は雪が降っているのに、お兄ちゃんは半袖を着ている。目に映る夏と冬に脳が混乱する。半袖のままのお兄ちゃんがお茶を沸かしている。我が家には、何種類ものお茶っ葉がストックされている。ほうじ茶だけでも3種類はある。意志が弱くて優柔不断なお兄ちゃんに「1番高いほうじ茶で」と偉そうに命令す
2020年7月25日 14:08
梅雨が明ける匂いがした今日、サンダルを買った。夏の匂いはまだしてはいなかった。カーキ色のサンダル。紐で編み上げられていて、ヒールがある。デニムに合わせても、スカートに合わせても、可愛くなりそうだ。私は今日、サンダルを買った。プレゼントとして。靴をプレゼントとして贈ると、それを履いてどこかへ行ってしまうから、縁起が良くないらしい。今まで私は誰にも靴を贈ったことはないし、そ
2020年12月5日 19:32
例えば明日死ぬとして、やり残したことはないだろうか。結婚したかったとか、子どもを産みたかったとか、先生になりたかったとか、そういうことは置いておくとして、やり残したことはないだろうか。きっと後悔や心残りは山ほどあって、明日というタイムリミットが迫る前に解決できるような量じゃない。悲しいことに。いつかは訪れるタイムリミットまでに、いくつの後悔を消すことができるだろうか。いくつの心残りを