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平成生まれ北多摩育ち。

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記事一覧

力いっぱい拳を握りしめながら「ドーシーラーソーファーミーレードーーーーーッ」と下がっていくと、ものすごく馬鹿馬鹿しいんで…

たしかにそうかもしれない……! 池辺晋一郎「音楽ってなんだろう? 知れば知るほど楽しくなる」を読んだ。 話題は良くも悪くも総花なので、主張がちょっとぼんやりした…

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1か月前
1

「スイカがパレスチナのシンボルとして使用される歴史は、1967年にまでさかのぼるらしい。」

ヘッダーの写真は少なくとも今週の火曜日には見かけた。なんでスイカなのだろうと不思議だったが、理由があるらしい。 ✌

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2か月前

「骨好きって知らなかったー!」

「月出づる街の人々」はモンスター人間(亜人)たちの町と学校を舞台にした日常の物語だ。透明人間の女の子(はるみ)が狼男と"毛づくろいメイト"になったり、メデューサと…

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2か月前
2

メモ:防災やること

防災バッグの中身確認 本棚のつっかえ棒を買う(あとは脚立も?) 家&会社の近くの避難所のチェック 会社から家まで歩いて帰る 便利そうなグッズのチェック 東雲めぐ…

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2か月前

「広告文化を根元で断ち切れる税制改革が一つある。…」

ケインズが「孫の世代には週15時間の労働で済むようになる」的なことを語った、というのはどこかで聞いたことがある。誰だったか忘れたが、「ケインズの時代の生活水準でよ…

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2か月前
4

【初手からネタバレ】シベリア少女鉄道「持続可能彼女」雑感メモ【はじめての?演劇鑑賞】

まとめアンジャッシュ×かわいい「オペラ座の怪人」……? 舞台演劇を自ら見に行くのは多分はじめてだけれど、最初に見るべきなのはこれじゃない気はする笑 とはいえ面白…

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4か月前
2

限界に近かった1年前の思い出(Homecomingsに捧ぐ)

Homecomings(ホムカミ)の曲をはじめて聞いたのはいつだろう。昔聞いていた伊集院光の深夜ラジオでかかった「PLAY YARD SYMPHONY」を耳にしたことがきっかけだったはずだ…

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5か月前
2

これ、作るの楽しかっただろうなー:『大限界』の感想

先日の「今年の新語2023」meets 国語辞典ナイトで『大限界』を買った。短大の女子学生がゼミで作ったオタク用語の辞典……という触れ込みで刊行前から話題だったが、情報公…

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5か月前
3

凡庸な君主のマネジメント術は現代に蘇る?:『韓非子―不信と打算の現実主義』を読んだ

冨谷至『韓非子―不信と打算の現実主義』を読んだ。 韓非子は吃音だったと伝わるが、学と文筆で今日まで名を残している。幼いころより口下手だった私はそのことに勇気づけ…

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5か月前
5

なにが中国美術と日本美術を分けるのか:「北宋書画精華」@根津美術館に行ってきた

「やまと絵」展を見に行った話の続き。 「やまと絵」展を見に行った次の日、根津美術館に「北宋書画精華」を見に行った。そもそも「やまと絵」展を見に行ったのは橋本麻里…

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5か月前
13

M-1 3回戦動画ではじめて知った芸人メモ

これはシンクロニシティのファンのブログです。 最近はM-1 3回戦動画の日々であった。この前ようやく見終わった。長い戦いだった。M-1にはいろいろな楽しみかたがあると思…

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5か月前
1

日本人の「絵」の源流をたどる:「やまと絵」展@東京国立博物館を見に行ってきた

トーハクまで「やまと絵」展を見に行ってきた。橋本麻里さんの熱い紹介記事を読んだためだ(後に引用するが、この解説だけでもすでに面白い)。 絵巻物の挿画?が多かった…

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5か月前
11

人的保障の件で気になるのは、実際問題読売やソフトバンクのような「金満」がFAで「得」をしている、という印象は本当なのかというところ。あと人的保障のないCランクは宣言しやすいけど、そうじゃない選手は宣言しない傾向にあるのかとか。

zhiyang
4年前

人的保障がなくなればFA選手獲得の条件が緩和されるのは間違いないが、(是非はともかくとして)資金力があるチームが有利という傾向自体は変わらない。であれば、有利なチームの負担が減るだけという面が強い印象。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000029-tospoweb-base

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4年前

ツイッターはリアルの知り合いに見られているのが困りはしないが何となく気が休まらないのでしばらくnoteをメインでやってみようか。

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4年前

子供だけが与えられるガム

zhiyang
5年前
力いっぱい拳を握りしめながら「ドーシーラーソーファーミーレードーーーーーッ」と下がっていくと、ものすごく馬鹿馬鹿しいんです。やってみるとわかりますよ、虚しいですから(笑)

力いっぱい拳を握りしめながら「ドーシーラーソーファーミーレードーーーーーッ」と下がっていくと、ものすごく馬鹿馬鹿しいんです。やってみるとわかりますよ、虚しいですから(笑)

たしかにそうかもしれない……!

池辺晋一郎「音楽ってなんだろう? 知れば知るほど楽しくなる」を読んだ。

話題は良くも悪くも総花なので、主張がちょっとぼんやりした印象。音楽の「感覚」にまつわる話題が多かったかもしれない。たとえば音楽には段階的に表せない重さ、甘さ、太さ、温かさといった要素があるという話(p.42)や、(暑い国の)カイロ交響楽団に(寒い国の)シベリウスの曲を演奏させても「わからない

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「スイカがパレスチナのシンボルとして使用される歴史は、1967年にまでさかのぼるらしい。」

「スイカがパレスチナのシンボルとして使用される歴史は、1967年にまでさかのぼるらしい。」

ヘッダーの写真は少なくとも今週の火曜日には見かけた。なんでスイカなのだろうと不思議だったが、理由があるらしい。

「骨好きって知らなかったー!」

「骨好きって知らなかったー!」

「月出づる街の人々」はモンスター人間(亜人)たちの町と学校を舞台にした日常の物語だ。透明人間の女の子(はるみ)が狼男と"毛づくろいメイト"になったり、メデューサとフランケンシュタインの女子三人で仲良くお弁当を食べたりする。ちなみに、はるみの父はサンドゴーレム、弟はドラキュラ、母は……なんなんだろう、悪魔っぽい角やしっぽがあるけれど。

商業連載する前からこの漫画は読んでいた。同人誌も持っている。は

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メモ:防災やること

防災バッグの中身確認

本棚のつっかえ棒を買う(あとは脚立も?)

家&会社の近くの避難所のチェック

会社から家まで歩いて帰る

便利そうなグッズのチェック

東雲めぐが自分の防災グッズを紹介していた。東雲めぐ印のものを使うかは別として、防災クッションは便利そう。

どうでもいいけれど、東雲防災局って東京湾岸部感すごいな笑

「広告文化を根元で断ち切れる税制改革が一つある。…」

「広告文化を根元で断ち切れる税制改革が一つある。…」

ケインズが「孫の世代には週15時間の労働で済むようになる」的なことを語った、というのはどこかで聞いたことがある。誰だったか忘れたが、「ケインズの時代の生活水準でよければたしかに週15時間の労働でもう十分かもしれない」と言った経済学者もいた気がする。

「じゅうぶん豊かで、貧しい社会――理念なき資本主義の末路」は後者の言葉とある意味では考えを一にするかもしれない。ケインズは「必要」と「欲望」の区別を

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【初手からネタバレ】シベリア少女鉄道「持続可能彼女」雑感メモ【はじめての?演劇鑑賞】

【初手からネタバレ】シベリア少女鉄道「持続可能彼女」雑感メモ【はじめての?演劇鑑賞】

まとめアンジャッシュ×かわいい「オペラ座の怪人」……?

舞台演劇を自ら見に行くのは多分はじめてだけれど、最初に見るべきなのはこれじゃない気はする笑

とはいえ面白かった! 途中までサスペンス風の宇宙船密室劇で、登場人物の言動が結構ストレスだったところに謎人物登場からの謎メタ展開で笑ってしまう。笑いの基本は緊張と緩和……。

「“分け隔て無くやさしい密室サスペンス”」……たしかに!

雑感暗転時の

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限界に近かった1年前の思い出(Homecomingsに捧ぐ)

限界に近かった1年前の思い出(Homecomingsに捧ぐ)

Homecomings(ホムカミ)の曲をはじめて聞いたのはいつだろう。昔聞いていた伊集院光の深夜ラジオでかかった「PLAY YARD SYMPHONY」を耳にしたことがきっかけだったはずだ(番組の雰囲気とまったくあっていないのがすごい)。だから多分6年前くらいのことではないか。Spotifyが日本でもサービスを開始したのもそのころのはずで、使い始めたばかりの私のSpotifyのお気に入りはホムカミ

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これ、作るの楽しかっただろうなー:『大限界』の感想

これ、作るの楽しかっただろうなー:『大限界』の感想

先日の「今年の新語2023」meets 国語辞典ナイトで『大限界』を買った。短大の女子学生がゼミで作ったオタク用語の辞典……という触れ込みで刊行前から話題だったが、情報公開後に旧ジャニーズ事務所のゴタゴタやら炎上騒ぎやらが起きてギリギリまで修正を余儀なくされたといういわくつきの(?)一冊だ。

私はもとよりこの本を楽しみにしていて、ザーッと流し読みしただけだが今も基本的にはポジティブな印象を持って

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凡庸な君主のマネジメント術は現代に蘇る?:『韓非子―不信と打算の現実主義』を読んだ

凡庸な君主のマネジメント術は現代に蘇る?:『韓非子―不信と打算の現実主義』を読んだ

冨谷至『韓非子―不信と打算の現実主義』を読んだ。

韓非子は吃音だったと伝わるが、学と文筆で今日まで名を残している。幼いころより口下手だった私はそのことに勇気づけられていた……のだが、30越えた今まで彼の思想をろくに勉強したことないなと思い、ひとまず手軽な新書からはじめることにした。

『韓非子』は法による統治を説いた「法家」の代表格による書と教科書的には説明されることが多いように思う。法による統

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なにが中国美術と日本美術を分けるのか:「北宋書画精華」@根津美術館に行ってきた

なにが中国美術と日本美術を分けるのか:「北宋書画精華」@根津美術館に行ってきた

「やまと絵」展を見に行った話の続き。

「やまと絵」展を見に行った次の日、根津美術館に「北宋書画精華」を見に行った。そもそも「やまと絵」展を見に行ったのは橋本麻里さんの紹介記事がきっかけだったわけだけれど、その記事自体が「やまと絵」展と「北宋書画精華」をセットで紹介している。これは一緒に行くしかない。

「北宋書画精華」が「やまと絵」展とセットで紹介されていたのは、「古今和歌集」と「和漢朗詠集」の

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M-1 3回戦動画ではじめて知った芸人メモ

M-1 3回戦動画ではじめて知った芸人メモ

これはシンクロニシティのファンのブログです。

最近はM-1 3回戦動画の日々であった。この前ようやく見終わった。長い戦いだった。M-1にはいろいろな楽しみかたがあると思うが、個人的には結果そのものより、たくさんのお笑い芸人が選りすぐりのネタを持ち寄ってくれることがありがたい(とはいえインテイクが3回戦敗退となってしまったことは残念だったけれど)。3回戦くらいだと全然知らない芸人も多いし、良くも悪

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日本人の「絵」の源流をたどる:「やまと絵」展@東京国立博物館を見に行ってきた

日本人の「絵」の源流をたどる:「やまと絵」展@東京国立博物館を見に行ってきた

トーハクまで「やまと絵」展を見に行ってきた。橋本麻里さんの熱い紹介記事を読んだためだ(後に引用するが、この解説だけでもすでに面白い)。

絵巻物の挿画?が多かった印象。特に最初のほうは和歌を書いた"切れ"の背景に、金泥などで模様を描いたものがいくつかあった。「絵」のエという読みは音読みであり、極端なことを言えば絵は中国から導入された概念らしい。

王朝の日本人にとって、やまと絵の源流には中国の絵か

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人的保障の件で気になるのは、実際問題読売やソフトバンクのような「金満」がFAで「得」をしている、という印象は本当なのかというところ。あと人的保障のないCランクは宣言しやすいけど、そうじゃない選手は宣言しない傾向にあるのかとか。

人的保障がなくなればFA選手獲得の条件が緩和されるのは間違いないが、(是非はともかくとして)資金力があるチームが有利という傾向自体は変わらない。であれば、有利なチームの負担が減るだけという面が強い印象。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000029-tospoweb-base

ツイッターはリアルの知り合いに見られているのが困りはしないが何となく気が休まらないのでしばらくnoteをメインでやってみようか。