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【初手からネタバレ】シベリア少女鉄道「持続可能彼女」雑感メモ【はじめての？演劇鑑賞】

zhiyang

まとめ

  • アンジャッシュ×かわいい「オペラ座の怪人」……？

  • 舞台演劇を自ら見に行くのは多分はじめてだけれど、最初に見るべきなのはこれじゃない気はする笑

  • とはいえ面白かった！　途中までサスペンス風の宇宙船密室劇で、登場人物の言動が結構ストレスだったところに謎人物登場からの謎メタ展開で笑ってしまう。笑いの基本は緊張と緩和……。

  • 「“分け隔て無くやさしい密室サスペンス”」……たしかに！

雑感

  • 暗転時のドタドタという効果音も謎だったけれど、疑問が蓄積するタイミングで種明かし（劇場に住み着いている人が急な暗転のせいで転んでいる）されるのが良かった。急なメタ展開に少しポカンとしていたけれど、これが面白くて許せてしまった。

  • でも途中はちょっとくどいというか飽きが少しあったかも。どこまで無茶できるかの勝負みたいになるし。

  • でもでも「演者側も"住人"を認識していて世話を焼いている」というもう一捻りで飽きを乗り越えた感。その先は完全に自由な世界でしたね……。

  • 「気つかってんじゃないわよ！　施しを受ける側じゃないのよ！」の黒豆シーンは面白かった。一番受けていたのではないか。

  • それにしても、台詞は終始本筋（？）の「密室宇宙船サスペンス」なのに、動きは住人の世話焼きでセットも小道具も無茶苦茶にしちゃうから、声と動きがまったく一致しない。見ているほうは不思議と処理できるのだけれど、演者は大変そう。

余談

  • 「密室宇宙犯人探し（？）」って"Among Us"みたい。まったくどうでもいいのだけれど。

  • 舞台の劇場もはじめてみたいなもんだけれど、高低差もしっかりあるし後方座席でもしっかり見やすい。

  • （演者が客席まで降りてくる展開上、後方ブロック最前列が狙うべき席だったのかな？笑）

  • 前にダウ90000のコントを見たときも思ったけれど、女の怒鳴り声を聞き続けるのが個人的にはつらい（とはいえ話の展開上仕方ないので仕方ない）。もっとも男の怒鳴り声でもつらいが……。

  • ロングの人が遠目から見ても可愛かった（というかつなぎ姿が妙にドキドキした）。瀬名葉月っていうんだ……。覚えておこう。

  • 特典でもらえたペーパーが普通の複合機で印刷したような手作り感あふれるA3ペーパーでちょっとびっくり。ヌクモリティ……。

  • チラシを大量にもらって、正直持て余している。劇場にチラシ捨て場が置いてあったのはこのためか。一通り目をとおしたが、どう情報を読み取ればよいのかわからず。予告編が流れる映画はその点強いなと思った。映像の情報量とアピール力は強い。映画館に再来する動機が自動的に作られやすい。

終わりに

  • はじめての観劇、楽しかった。シベリア少女鉄道の劇はまた見たい。

  • 今回この劇を知ったのはエビ中ファンと思しきかたのTwitterだった。イラストが素敵でアカウントを見ていたら知ったが、ありがとうございました。勝手に感謝……。

普段は「ネタバレ注意」的なことあまり書く必要ないと思っているけれど、さすがにこれは万一ネタバレになると（未見でこれを読む人は一人もいない気はするが）さすがに申し訳ない。俺にも思いやりの心が残っていた……。

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