子供だけが与えられるガム

画像1 サハリンの日本料理屋で、会計後風船ガムを貰った。子供の頃行っていた理容室でも、多分これと同じガムを貰っていた。そのうち貰えなくなって、いつの間に理容室自体なくなった。子供時代が終わり、思い出も失くしていくのだと寂しく思っていた。思っっていたけど、まさかロシアの辺境で再会した。まったく言葉がわからず、ただの旅行ながら何もままならない不安で、子供になった気分だった。自分が生まれ育った時代が終わって、新しい時代がはじまるときに、もう一度大人になり直せということか。誰も話し相手がいないので独り考えたり。

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