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社会

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2023年4月の記事一覧

誰もが知っておいて損のない不思議な話

誰もが知っておいて損のない不思議な話

漫画「ある設計士の忌録」

最近、「ある設計士の忌録」というマンガを読んだのだが、とてもいいので、おすすめです。

ドラマ化もされたそうだけど、全編が「家の設計と施工」に関するふしぎな話の連続であり、実話がもとになっている可能性が高い。なので、オカルトファンにみならず、日本人なら

位のことは知っておいて損はないだろう。近所に、こんな感じのヘンな屋敷があれば子どもを近づけない方がいいし、また「神社

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「とりあえずビール」は消えつつあるのか

「とりあえずビール」は消えつつあるのか

いま「とりあえずビール」の世界が消えつつあると思う。

ビールが消えつつあるというより、いろんな「とりあえず」が消えつつある。個人的な印象で言わせてもらえば、これは世界的な現象だと思える。

「鳥和え酢(とりあえず)」の思い出

どうでもいい話だけど、学生時代によくいった飲み屋が、わりと創作料理っぽいものを出す店で、そういうところは各メニューにもまともな名前はついていない。

鶏の唐揚げを頼みたく

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「天ぷらそば」と「かけうどん」どちらにしますか?

「天ぷらそば」と「かけうどん」どちらにしますか?

本記事を読むと、以下のことがわかります。

オッサンのスポーツ

さて、アメリカで三大スポーツと言えば、アメフト、バスケ、ベースボールで、もう一つホッケーを加えて四大スポーツとする言い方もあるけど、お金の動きが他の三つとは1ケタ違うので、ここでは除外する。

三大スポーツの中でも圧倒的な人気を誇るのがアメフトで、次にバスケ。一方で、人気が低下しているのがベースボールと言われ、最近では、「白人の中高

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2時間もすれば怒りはおさまる

2時間もすれば怒りはおさまる

クレジットカードの詐欺にあったかもしれない話

「かもしれない」と書いているのは現在調査中だからであり、そして、今日の話のポイントも詐欺そのものではなくて、

という点にある。

気づいたのは1か月前

あなたはクレジットカードの支払い明細をきちんと確認しているだろうか。

ぼくはまめに確認しているが、それはフリーランスだし、自分で確定申告しているから当然のことだ。思ったより金額が多い時に

と確

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「本当の自信」とはどういうものか

「本当の自信」とはどういうものか

「自分に自信がある」とか「自信がない」とか、「自信を持つにはどうすればいいか」といった話題はネット上では人気だが、ぼくの意見を書いてみたい。

こういうことを書くとウケるから書くのではなくて、最近ちょっとしたきっかけがあり、

ということがこれからの世の中でとても大事なことになりそうな気がするので、書ける範囲のことを書いてみる。

まずは理想論から

理想論で言えば

みたいなのが真の自信だという

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漫画『55歳の地図』がおもしろかった

漫画『55歳の地図』がおもしろかった

これを読んでいる人の中に、老後の心配をしている人はどれくらいいるのだろうか。

しっかり老後の設計をしている人もいるかもしれないし、不安に駆られている人もいるのかもしれないが、ぼくは、あまり考えていない。なるようになると思っている。かりにどうにもならなくなったとしても、それならそれで、なるようになるしかないのだから、結局は、なるようにしかならない。

とはいえ、マンガ家の老後というのはなかなか大変

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結婚しなければ不倫はできない

結婚しなければ不倫はできない

今日の記事は

みたいな内容です。

性の悶え(もだえ)

田山花袋の小説『蒲団』というと、文学史に残る有名な作品だけど、ぼくは昨晩初めて読んだ。読んだのではなくオーディオブックで「聞いた」。そして感想は、

というものである。この作品のあらすじを簡単に言うと、花袋自身をモデルにした主人公の作家が

というものだ。一人で悶え苦しむだけであり、女弟子には指一本触れていない。しかし相手からはかなり露骨

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好きな人の近くにいれば好きになる

好きな人の近くにいれば好きになる

「好きこそ物の上手なれ」という言い方があるけど、「好き」には先天的なものと、後天的なモノがあると思う。

コトバンクで「好きこそ物の上手なれ」を検索すると、高村光雲の言葉が載っている。高村光雲は、詩人の高村光太郎のお父さんで、有名な彫刻家である。

こういわれれば、なるほどと思う。生まれつき遊ぶことも忘れて木を削るような人が偉大な彫刻家になるのかもしれないし、こういうのが「先天的な好き」なのだろう

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宇宙と世間とどっちが大きいか?

宇宙と世間とどっちが大きいか?

こう聞かれたら多くの人は「当たり前のことを聞くな」と言うだろう。宇宙のほうが広いに決まっていると。

たしかに宇宙は広大で、銀河系はそのごく一部分にすぎない。そして、その銀河系のすみっこに太陽系というのがあって、その太陽系の中の小さな惑星が地球である。

その地球の中のごく一部分が「世間」と呼ばれている場所なのだから、そう考えれば、宇宙と世間の広さを比べるのはおよそバカげている。そう思うのがふつう

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心のとげを抜いているだけ

心のとげを抜いているだけ

猫の死骸

6~7年前のことなんだけど、当時は早朝ウォーキングをやっていた。夜はつい飲んでさぼってしまうことも多いので、それなら朝のうちに体を動かそうと思って4時に起きて歩きに出かけていた。

そんなある朝、道端でネコの死骸に出くわしたのだった。車にはねられたのだろうが、気持ちが悪いので目をそむけて通り過ぎた。

ところが翌朝も、死骸はそのままになっていた。人気のない場所で、有刺鉄線の向こう側は米

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外国語は不要か

外国語は不要か

みたいな言い方はよくあるけど本当に「ふつうの人」などと言うのはホントはどこにもいないのだそうだ。

おなじく「典型的な日本人」などというのも本当にいるのやらいないのやらわからないんだけど、とはいえ、「普通、日本人ならこう考える」みたいなものはいまだにある気がするし、そして、ぼくはそういうものにうまく適応できずにトラブルを起こすことがおおい。

外国人?

具体的には、一言多いというか、ものごとをは

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消えた心霊写真

消えた心霊写真

プロ野球は週に5日間試合をやるけど、Jリーグは週に1回で、ボクシングだと2~3か月に1回だ。試合間隔を長くしなければならない競技ほど、過酷な競技といえるのだろう。

とはいえ、プロ野球でも毎日はきびしいので、試合と試合のあいだに移動日というのがもうけられており、その日は少しだけ体を休めることができる。

なにがいいたいかというと、こうやってnoteに毎日書く分には、移動日はないということだ。軽く書

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ナイーブな感情で戦争を語る恐ろしさ

ナイーブな感情で戦争を語る恐ろしさ

ぼくは感情と思考をごちゃまぜにするのが嫌いなので、できれば時事問題は語りたくない。時事を語る人の多くが、感情的に肩入れするので関わりたくないのだ。それが、荒々しい感情であろうと、幼子のようなナイーブな感情であろうと、イヤである。その点、経済や金融はロジックで語れるので好きだ。

とはいえ、バルト海のパイプライン爆破の真相についてあまりに日本で無視されているので、見てみないふりはできず、1回書いてお

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「キックのある怪談」に癒される

「キックのある怪談」に癒される

よく映画を評するときに

という言い方がありますよね。だれが最初に言い出したのかわからないけど、「A級、B級」ということば自体は映画に限らずいろんな分野で昔から使われているので、とくにだれが発明したというものでもないのかもしれない。しかし、

という言い方もあり、これは映画批評特有の言い回しだ。

Z級映画とは何か

「Z」は、XYZの「Z」ということで、つまり「この後はない」という意味がこもって

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