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秋田の六次産業化

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暑い時こそ食べたい米スイーツ「こざき練り」

暑い時こそ食べたい米スイーツ「こざき練り」

「明日は中秋の名月ですね~。美しいお月さまをみておいしいお団子でも食べたいですね」

とかわいらしいキャスターが涼しそうな顔で言っている。

中秋の名月のときはもう少し朝晩の気温が下がり、ちょっとは体も楽になっている頃なのに、今年はまだ8月の夏真っ盛りじゃないの?というくらい暑い。

今日も拭き掃除していると汗がぽたぽた流れ落ちるから、汚れをふいているのか汗をふいているのかわからないほどだった。お

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お米が足りないのでは?!

お米が足りないのでは?!

スーパーに米がないと騒いでいるが、騒いでいるのは報道関係者だけなのかもしれない。

お寿司や天ぷらなどが揃うなんでもござれの大衆居酒屋に行ったのだが、隣にはスタイルがいい女子とおそらくその彼氏。注文のお品が届いたとき、その量に驚いた。
30貫はあるだろう大皿がきたのだ。彼氏はおいしそうに食べていてみていて気持ちがいい。

が、彼女はというとシャリをいちいち半分にして食べている。見なきゃいいのだが、

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柿の木の下で

柿の木の下で

お盆過ぎてさらに暑さが増しているような気がしてならない。
昔から、お盆を過ぎたら涼しくなるのが定番だったため、どうしてもお盆を起点として、少しでも涼しくならないと、気分的に暑く感じてしまうのである。

NHKでは、災害級の暑さが予想される日のお決まりフレーズがある。

秋田にいたころ、冷房がある家は金持ちという認識があり、ほとんどの家には冷房がなかった。が、温暖化の影響で34度は当たり前になりつつ

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米もポスターも見た目選定をやめませんか

米もポスターも見た目選定をやめませんか

以前、こんな記事を書いた。

サキホコレのポスターを見るたび、思う。
壇蜜さんはいるんだろうかと。

真っ白い背景に「サキホコレ」の美しい書体、左端にちょこっと申し訳ない程度に書いてある「うまさ満開」を壇蜜さんの位置にどど~んと記載したほうが、絶対にいい!おいしそうに感じる。

秋田駅前に2枚並んで掲げられていたポスターをしげしげと眺めながら、心の中でぶつぶつ言っていた。

壇蜜さんもさることなが

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おいしい野菜をつくる栄養たっぷりの堰(せき)

おいしい野菜をつくる栄養たっぷりの堰(せき)

7月末の長雨と日照不足から一転、毎日、日差したっぷりでオクラやピーマンはめきめき成長し、毎日収穫で大忙し。

太陽が降り注ぐのはうれしいし、実が大きく育ってくれるのもありがたい。とうれしいことばかりならいいのだが、今度は水不足。一気に降らずにシトシトと降ってほしいのは人間さまの言い分であり、地球温暖化も人間さまの欲望により招いたことなので仕方ない。

雨水をためておいたものの、そんなものは一瞬でな

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花みょうがの可憐さ

花みょうがの可憐さ

近所でミョウガ宅配が話題になり、注文が殺到中のわが家。注文といっても無料奉仕なのだが。。。詳しくは昨日の記事↓

今朝はオクラやらモロヘイヤやらピーマンで忙しく、夕方ようやっと時間ができた。近所の皆さんのためにもうひと踏ん張り・・・とミョウガ群生地にいく。

すると2日ほど見に行かなかっただけで花があちらこちらで咲いてしまっている。

しまった。収穫タイミングが遅れてしまった。花が咲いたからといっ

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ミョウガぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ

ミョウガぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ

ミョウガ(茗荷)はショウガ科に属する多年草である。多年草ということで、一度植えてしまえば数年収穫できるといえど、うちのミョウガは、じいちゃんが生きていた18年前にはすでに家の裏にあって、地植えをしてしまったがために猛烈な勢いでテリトリーを広げ、隣の家にまで浸食。

迷惑をかけちゃいけないと数年前、根本から引っこ抜こうと鍬で掘り起こしてみたときに驚いた。根っこがはいつくばってどこまでも続いているのだ

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美酒王国・秋田の夏酒セレクト

美酒王国・秋田の夏酒セレクト

秋田県といえば美人が連想されるなんともラッキーな秋田県。ちなみに秋田県出身というだけで、「お!秋田美人」と言われて調子のっているのがわたしである。

そんなわけで「美」を使ってもよい雰囲気があり、米どころ秋田は美酒王国なんてサイトも作っている。

昔はビール、サワー派で日本酒を飲むことはほぼなかったのだが、年とるごとに夏は冷、冬は熱燗で飲むのが夜の楽しみになってきた。

帰省時の楽しみは秋田限定、

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「都市」な秋田ってなんだろ

「都市」な秋田ってなんだろ

洋上風力発電:秋田の日本海沖に設置が進んでいる
ミルハス:オープンしたばかりの秋田の芸術劇場
マンション:秋田駅前にできたタワーっぽいマンションのこと?

この3つが”都市”っぽいのか?と新聞を読み進める。

簡単にまとめると、秋田は田舎としてではなく「都市」としての機能も充実しているアピール動画を作るという。人口減少、47都道府県で1,2位を争い、さらに人口流出も止まらない。秋田は「都市」ですよ

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長雨の次は台風。試練は続く・・・

長雨の次は台風。試練は続く・・・

豪雨で水路にゴミが溜まり、水が流れず泥とともに一所懸命取り除き、ようやっとそこそこきれいな水が流れるようになった。

長雨の影響で日照不足により生育の遅れが出ていた野菜たちもようやっと、ここにきて太陽の光を毎日たっぷり浴び、ぐんぐん成長。オクラ、ピーマン、ナス、トマトといった夏野菜がおいしく実ってきていた。

そして、キンキンに冷えた生ビールのおつまみに欠かせない枝豆。

丸くぷっくりとした実をた

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第2の佐々木希がいる!竿燈のお囃子ガールズ

第2の佐々木希がいる!竿燈のお囃子ガールズ

長雨の影響で生育不良の野菜たち、友人の圃場復旧のお手伝いで竿燈まつりにいく体力が残っていないと書いた前回のnote。

とはいえ、毎日ニュースで夏の夜空にゆらゆらとゆれる稲穂にみたてた竿燈が美しく、見るほどに引き込まれる。

最前列で体育座りをして竿燈を楽しんでいた小学生のとき、いきなり竿燈が倒れて頭に直撃して以来、痛いイメージしかなく、高校時代は、普段は人気のない竿燈大通りに人がうじゃうじゃと集

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ジャングルの中に横たわる

ジャングルの中に横たわる

昨日のオクラに続く、夏野菜第2弾。

きゅうりも生理障害真っ只中。長雨、日照不足、いきなりの猛暑で、まっすぐにのびずにくるんくるん。しかも、いきなり熱くなったからか、急激に巨大化。

葉っぱはといえば、フェイスパックにしても余るんじゃないかというくらい大きくなり、つるも絡まりまくりでもはやジャングル状態。

葉っぱもつるもマジックテープのようなザワザワな触り心地でちくちくするし、朝から格闘。ジャン

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夏を感じる花

夏を感じる花

オクラの畑にいくと、爽やかなレモンイエローと濃いワインレッドが美しい花があちらこちらで咲いている。

パッと咲き誇る花も美しいし、花を見ると

「オクラがこれから育つのね~」

とうれしさもある。

だが今年は、秋田と山形の豪雨もあったように長雨による日照不足、いわゆる生理障害により、半分くらいのオクラにイボができてしまっている。

採れたてはやわらかく、そして甘い。何もつけずに食べられる。

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実るほど頭を垂れる稲穂かな

実るほど頭を垂れる稲穂かな

今年も竿灯まつりが始まった。

五穀豊穣を願い、豊作に恵まれるたびに豪華さ、盛大さが増し、さまざまな工夫がされていったという。

残念ながら昨年は猛暑の影響で白未熟粒が多く、等級が下がり、県内農家さんの収入が減ったところも多い。だからといって規模を縮小しては元気がない、今年もか・・・とがっくりする。やはり竿灯は夜の闇に提灯がゆらめき、その光の下では、頭、肩、手のひら、腰などさまざまな技で巨大な提灯

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