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閑話休題

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いわばエッセー。雑談。ブレイクタイムの茶飲み話です。ということで始まったのですが、他のマガジンで扱えない話題・内容をこのマガジンで扱うようになりました。またそういう経緯で、最近は…
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2024年2月の記事一覧

<書評>『チャクラ・異次元への接点』

<書評>『チャクラ・異次元への接点』

『チャクラ・異次元への接点』 本山博著 1978年発行 宗教心理学研究所出版部

 ユング心理学とかオカルト文学などをやっていくと、自ずとヒンズー教やヨガ、そして身体の中心を構成するチャクラの概念に行くつく。私は学生時代、その直前まで行ったが、実際に修行することは選択しなかった。そんな経済的な余裕はなかったからだが、そのうちにオウム真理教事件が発生して、この関連情報は社会的なタブーとなり、またこの

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<ラグビー>2024年シーズン(2月第四週)

<ラグビー>2024年シーズン(2月第四週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 現在のことは良く知らないが、初期仏教にはサンガと称する修行者(仏弟子)たちが集団生活するものがあった。いわゆる出家である。ここで行われる修行として「戒律」があるが、この「戒」と「律」は、それぞれ別の意味を持った言葉であって、中国語(漢文)に翻訳する際に誤って一つの言葉「戒律」とされ、それがそのまま日本に伝わっているのだという

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<閑話休題>古代の宇宙人の遺跡紹介

<閑話休題>古代の宇宙人の遺跡紹介

 私は度々「古代の宇宙人」と称して、約二万年前から一万年前にかけて、地球にやってきた宇宙人のことに言及している。彼らは、未だ文明化されていなかった原始人類に文明を教示した他、原始人類に自分たちのDNAを移植して現生人類に進化させたと見られている。

 それらの証拠は、数々の先史時代の壁画や古代遺跡、さらに神話・聖書のなかに記録されている。その中で、目に見える証拠として今も残る代表的な古代遺跡を紹介

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<書評>『プロメテウス ギリシア人の解した人間存在』

<書評>『プロメテウス ギリシア人の解した人間存在』

『プロメテウス ギリシア人の解した人間存在』 カール・ケレーニイ著 辻村誠三訳 叢書ウニベルタス 法政大学出版局 1972年

 20世紀最大の神話学者カール・ケレーニイが、ギリシア神話の中でも、特殊な神であるプロメテウスについて研究した初期の頃のもの。

 プロメテウスは、人類に火を与えたことでゼウスから永劫の罰を受けた反逆者である。その観点からは、神よりも人に近い存在だが、永劫の罰を受けても決

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<閑話休題>「着こなせる」と「馬子にも衣装」

<閑話休題>「着こなせる」と「馬子にも衣装」

 2月20日は、三年前に突然死した妹の命日だ。妹は冬の風呂場でヒートショックになり溺死した。14歳年上の夫と死に別れてからは、なにかと苦労の絶えない独り暮らしだったが、それがようやく終わった出来事だった。

 子供時代から着道楽で、夏に冬の服を、冬に夏の服を着たがることが良くあった。また、子供時代から食べることが大好きで、とてもモデル体型とは縁遠いスタイルだったが、中学生のとき、あまりにも分不相応

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<ラグビー>2024年シーズン(2月第三週)

<ラグビー>2024年シーズン(2月第三週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 神はなぜ天上=空の彼方にいると信じられてきたのか?その理由は、そのまま神=地球外生命体が、古代に空の彼方=宇宙からやってきたからだろう。もしも、神がどこから来たかを人類が自由に想像できるのであれば、例えば、植物の死と再生を行う大地の奥深くの地中でも良いだろうし、また太古に最初の生命が誕生したと見られる海の底でも良いはずだ。そ

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<ラグビー>2024年シーズン(2月第一週)

<ラグビー>2024年シーズン(2月第一週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 NHKの朝のニュースで「筋肉体操」をやっているが、その中でスポーツ選手は便秘する人がいないということを言っていた。つまり、排便作業には身体の筋肉を使用しているので、筋肉が十分についている人は排便しやすいというのだ。たしかに、老人・女性などの筋肉が少ないあるいは衰えた人たちは、よく便秘で苦しんでいるということを聞く。また、一

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<閑話休題>「雨の日と月曜日は」の次の火曜日は・・・

<閑話休題>「雨の日と月曜日は」の次の火曜日は・・・

 何回か本欄のネタにしている、カーペンターズの名曲「雨の日と月曜日は」。ラヴソングの名曲とされているけれど、ヨーロッパ文化においてLOVEは、男女間の恋愛とは限らない。むしろ、「神の愛」という宗教的な意味合いが強いことが多い。そして、この曲の歌詞を深読みすると、どうも「神の愛」の方が強いのではないかと思う。なぜなら、気持ちが落ち込んでいる人が、そこからの救済を求めているから。

 ところで、10月

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<小旅行記>2024年の初詣

<小旅行記>2024年の初詣

 正月も半ばをだいぶ過ぎた25日。今年の初詣に行った。いつも初詣は、人込みが煩わしいので、わざとずらして行くようにしているのだが、今年は第一週、第二週と妻の予定が立たなかったので、無為にやり過ごしていた。そして、第三週は温泉に行ったので、ずるずると第四週までずれ込んだ。さすがにここまでずれ込むと、初詣客らしき人はみえなくなったが、二月の節分の準備が目立つ時期になっていた。月日の流れるのは早い。特に

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