大場雄一

F下部・フットサルスクール・高校サッカーで培ったノウハウを皆さんと共有!ともに成長! …

大場雄一

F下部・フットサルスクール・高校サッカーで培ったノウハウを皆さんと共有!ともに成長! 〈指導歴〉 市立浦和高校サッカー部・フウガドールすみだ・Growth Futsal School 『フットボールが好きな人を増やしたい!』

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    日々のGKTRの参考になれば嬉しいです。育成年代指導者向け・日々できるだけ更新。

記事一覧

トランジションを制する。ケーススタディ

サッカーにおける4局面の2つサッカーにおける4局面。そのうちの2つであるトランジションについて今回はケーススタディしていければと思います。 サッカーは ①攻撃→ ②…

500〜
割引あり
大場雄一
1か月前
3

リーダーシップについての考察

リーダーシップについて考える このnoteを開いたあなたは、人生のどこかでリーダーを務めたことがあると思います。 または、今まさに職場や学校でリーダーを務めている、…

大場雄一
2か月前
7

選手の助けになりたい全ての育成年代コーチに伝えたい10のコト(仮)

はじめに 何者にも近づける現代『子どもがサッカーを始めたけれども、親として何かサポートできることはないだろうか』 自分のこどもが何かを始めたら親としてはそれを…

大場雄一
7か月前
10

スポーツをするうえで大切なこと(永久保存版)

市立浦和高校サッカー部に入部してすぐ、『スポーツ基礎力』と書かれたB3サイズの紙が配られた。そこにはスポーツをするうえで今後大切にしてほしいこととして、当時の監督…

大場雄一
8か月前
3

心技体で心がいちばん始めにくる話

心技体という言葉があります。 スポーツをするうえで心と技と体が大事だっていう話。 そしてそのどれもが欠けてはいけなくて、補う形で必要なんだと。 ただ、これが技心…

大場雄一
8か月前
2

本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話。

ドラゴン桜は自分が中学生の頃に出会って、全巻買ってもらっちゃったくらい結構好きな漫画。 市立浦和高校に受かるために受験勉強を人生で1番よくやった自負があるんだけ…

大場雄一
8か月前
1

片野さんとレナートバルディさんから学ぶ。フットボリスタ紙版最終号

片野さんとレナートバルディさんの記事は毎度参考にさせてもらっていて、紙版最終号の「未来のフットボール」の論点がテーマの対談も例によって参考になりやした、、、 ト…

大場雄一
8か月前

ロングスロー対策

今回のまとめるきっかけロングスロー対策本部の大場です。 先日行われた高円宮杯U18プレミアリーグファイナル、EAST王者:青森山田 vs WEST王者:サンフレッチェ広島ユー…

大場雄一
8か月前
1

高校サッカーのゴールってなんやろ

高校サッカーのシーズンも終わりに差し掛かり、毎年毎年、この時期に思います。「高校サッカーのゴールってどこなの」って 埼玉県リーグに所属している市立浦和で例にとる…

大場雄一
9か月前
4

ボール保持!前進!ゴール前の攻略

今月のボリスタ記事を読んだのと、最近いろんな記事を読んだり現場で見たりしたなかで、自分のなかで少し頭の中が整理されたので、共有を。 ボリスタが今号はビルドアップ…

大場雄一
10か月前
5

GK TR日記2 themeボールへのアタック、セービング動作

①w-upに関しては足元でやる、手でやる、サイドチェンジは持ち蹴りというように、やるなかで条件を変えると選手のアクションが変わるのでおすすめ。このトレーニングの中で…

大場雄一
1年前

GKTR日記−1theme:ボールコントロール・グランダーセービング

今日は雨の天候が予想されているため、ボールコントロールやグランダーセービングが実際に試合のときには求められる要素のひとつであると思うので、この2つにフォーカスし…

大場雄一
1年前

2023への所感

大場雄一
1年前
4

2人組の関係、3人目の関わり

今週、セカンドは縦パスをいつつけるか問題、つけることを見せておいてサイドにつける、というように縦方向への攻撃を中心としたトレーニングを実施してきました。 そのな…

大場雄一
1年前

続けることへの賛美とこれからへの期待と。

『サッカーに生きてサッカーで死んでほしい』 冒頭の言葉は最近、友人に言われた言葉だ。 フットボール指導者として活動しているなかでよく言われるのは、『好きなことを…

大場雄一
1年前
8

結果遠回りでも良い

仕事に向かう道中、Today's J-popのプレイリストからAyaseの歌声が流れてきた。 AyaseといえばYOASOBIのコンポーザーで、作曲担当で、本人もライブパフォーマンスでは機械…

大場雄一
1年前
4
トランジションを制する。ケーススタディ

トランジションを制する。ケーススタディ


サッカーにおける4局面の2つサッカーにおける4局面。そのうちの2つであるトランジションについて今回はケーススタディしていければと思います。

サッカーは
①攻撃→
②攻撃から守備→
③守備→
④守備から攻撃

というふうに4局面に分かれてると言われております。このような局面分けの他には、

①ボール保持局面
②ボールロストからボール非保持
③ボール非保持
④非保持からボール保持

という言われ方

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リーダーシップについての考察

リーダーシップについての考察

リーダーシップについて考える

このnoteを開いたあなたは、人生のどこかでリーダーを務めたことがあると思います。
または、今まさに職場や学校でリーダーを務めている、または務める予定があるのかもしれません。

今回のnoteでは誰もが何かしらの形で経験するであろう、リーダーについて少し掘り下げていけたらと思います。

リーダーといえば誰?まず、“リーダー”と聞いて誰が思い浮かびますか?

芸能人か

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選手の助けになりたい全ての育成年代コーチに伝えたい10のコト(仮)

選手の助けになりたい全ての育成年代コーチに伝えたい10のコト(仮)


はじめに 何者にも近づける現代『子どもがサッカーを始めたけれども、親として何かサポートできることはないだろうか』

自分のこどもが何かを始めたら親としてはそれをできるだけ支えてあげたい。

YoutubeやTikTokでいろんな練習方法載ってるな、よしこれをこどもにやらせてみよう。あれ?この子、自分のこどもと同い年なのにめちゃくちゃボール扱うの上手いな。なになに?あのフットサル場でやってるスクー

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スポーツをするうえで大切なこと(永久保存版)

スポーツをするうえで大切なこと(永久保存版)

市立浦和高校サッカー部に入部してすぐ、『スポーツ基礎力』と書かれたB3サイズの紙が配られた。そこにはスポーツをするうえで今後大切にしてほしいこととして、当時の監督である池田先生から我々部員に毎年配られていた資料だった。

そこに書いてあることに感銘を受け、当時の大場少年は何か立ち止まるたびにそれを見返していた記憶がある。

2017年に自身が指導者として少年団に関わるようになった頃。彼ら選手に、親

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心技体で心がいちばん始めにくる話

心技体で心がいちばん始めにくる話

心技体という言葉があります。

スポーツをするうえで心と技と体が大事だっていう話。
そしてそのどれもが欠けてはいけなくて、補う形で必要なんだと。

ただ、これが技心体(ぎしんたい)でもなく、体技心(たいぎしん)でもなく、心技体(しんぎたい)で最初に心がくる理由について腑に落ちたエピソードがあったので紹介します。

先日のサッカーでの試合での出来事でした。

自分たちと相手のチームはそれほど力の差は

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本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話。

本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話。

ドラゴン桜は自分が中学生の頃に出会って、全巻買ってもらっちゃったくらい結構好きな漫画。

市立浦和高校に受かるために受験勉強を人生で1番よくやった自負があるんだけれども、勉強に行き詰まったときによくこの漫画を見てたっけ。

で、今回の話は「本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話」を自身のエピソードと絡めて実際にどうだったかなと振り返ってみようと思います。

自身のエピソード緊張するとお腹が痛

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片野さんとレナートバルディさんから学ぶ。フットボリスタ紙版最終号

片野さんとレナートバルディさんの記事は毎度参考にさせてもらっていて、紙版最終号の「未来のフットボール」の論点がテーマの対談も例によって参考になりやした、、、

トップリーグでの戦術の押し付け合いは指摘されているように、だいぶ洗練化されてきて、やはり今後はリレーショナルプレーになっていくのだと。

で、その筆頭として今まだうまくいってないけれども、ブラジル代表監督のジニスが取り入れていっていると。戦

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ロングスロー対策

今回のまとめるきっかけロングスロー対策本部の大場です。

先日行われた高円宮杯U18プレミアリーグファイナル、EAST王者:青森山田 vs WEST王者:サンフレッチェ広島ユースの試合は2−1で青森山田が勝利しました。

同点弾から逆転弾まで後半のロスタイムに起きたということでサッカーファンの皆さんはもちろん「あー、サッカーってほんとやばいな」と再認識したことかと思います。

大場個人としては同点

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高校サッカーのゴールってなんやろ

高校サッカーのシーズンも終わりに差し掛かり、毎年毎年、この時期に思います。「高校サッカーのゴールってどこなの」って

埼玉県リーグに所属している市立浦和で例にとると、

1月:新人戦支部予選(1月後半)
2月:新人戦県大会(2月前半)
3月:プレシーズン期
4月:前期リーグ開幕、関東大会県予選(4月後半)
5月:リーグ戦、関東大会本大会(5月後半〜6月前半)
6月:インターハイ県予選、リーグ戦(6

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ボール保持!前進!ゴール前の攻略

ボール保持!前進!ゴール前の攻略

今月のボリスタ記事を読んだのと、最近いろんな記事を読んだり現場で見たりしたなかで、自分のなかで少し頭の中が整理されたので、共有を。

ボリスタが今号はビルドアップ特集だったのでビルドアップに関してまずは。

スペイン人指揮官デゼルビがやるビルドアップの形は相手を引き込むかつ、105×70mのサッカーのピッチをフルに使った構築はプロ選手であるキック力がベースとなった戦法です。これを高校年代で、中学年

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GK TR日記2 themeボールへのアタック、セービング動作

①w-upに関しては足元でやる、手でやる、サイドチェンジは持ち蹴りというように、やるなかで条件を変えると選手のアクションが変わるのでおすすめ。このトレーニングの中で日常のキャッチ動作等をすることができる。

②ハードルセービングはリズム感とステップワーク、ボールにアタックできているかを確認する。

③キャッチ動作のやわらかさと安定感、移動時のポジショニングや重心のズレを確認する。

④攻撃側はGK

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GKTR日記−1theme:ボールコントロール・グランダーセービング

今日は雨の天候が予想されているため、ボールコントロールやグランダーセービングが実際に試合のときには求められる要素のひとつであると思うので、この2つにフォーカスして実施予定。
他にはクロスボール対応やキャッチングにフォーカスしても雨の日はいいですよね。

コーンをハードルのように設定することで認知の部分で障害を感じてもらいながら、キッカー務めるGKもプレー実施するGKも双方レベルアップを感じてもらえ

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2人組の関係、3人目の関わり

今週、セカンドは縦パスをいつつけるか問題、つけることを見せておいてサイドにつける、というように縦方向への攻撃を中心としたトレーニングを実施してきました。

そのなかで、昨日実施したトレーニングはこちら。

ワンツーやレイオフを利用したプレス回避やボールの前進はピッチ上あらゆる場所で展開されます。つまりは原理原則じゃないけど、この2人組の関係からの3人目の関わりをスモールフィールドで身につけることで

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続けることへの賛美とこれからへの期待と。

続けることへの賛美とこれからへの期待と。

『サッカーに生きてサッカーで死んでほしい』

冒頭の言葉は最近、友人に言われた言葉だ。

フットボール指導者として活動しているなかでよく言われるのは、『好きなことを仕事にしていてすごい!』だとか『好きなことを続けられてて羨ましい』とかそういった言葉をよく見るし、耳にする。たしかに多くの人は色々な理由や事情がって続けられなかったり、諦めたり、区切りをつけるのだろう。どの仕事でもそうだが、競争のなかに

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結果遠回りでも良い

仕事に向かう道中、Today's J-popのプレイリストからAyaseの歌声が流れてきた。

AyaseといえばYOASOBIのコンポーザーで、作曲担当で、本人もライブパフォーマンスでは機械を叩いていて。

そんなイメージの人が大半だと思うし、そのうちの1人が自分でもある。

どこかのインタビューで言っていた、「元々バンドやってて、ボーカルだったんです。だけど上手くいかなくてボーカロイド使って、

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