マガジンのカバー画像

本の棚 #ビジネスコーナー

207
ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

本の棚 #120 『人は見た目が9割』

本の棚 #120 『人は見た目が9割』

『人は見た目が9割』
竹内一郎

「人を見た目で判断してはいけません」

小学校のときに先生から教えてもらった。

そうやって教えなければならないほどに

ぼくたちは人の見た目によって

思い込み、決めつけ、判断を誤ることがある。

けれども見た目が表すものは

あながち間違っていないことのほうが多い。

それは時としてその人が発する言葉よりも

その人自身を表すようだ。

ざっく

もっとみる
店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

店長あるあるなあなあ日記〜後退という名の進歩がある〜

「おかしい、明らかに先月より能力は伸びているのに…成果が比例しない」

仕事をしていると、そんな不思議に出会う。

スポーツをしていても

「昨日より技術は身についているのに、試合で勝てない」

みたいなことが起きる。

それは単なる技術不足だと言われると

はい、すみませんでした。で終わる。

なんだかそのパターン以外の視点はないかと

考えてみたところ、

後退という名の進歩があるここに行き着

もっとみる
本の棚 #118 『人はチームで磨かれる』

本の棚 #118 『人はチームで磨かれる』

『人はチームで磨かれる』
職場を元気にする72の質問
齋藤孝

多くの人が会社に勤めている現代。

一人で全てこなしています!という人は

まだまだ少ないだろう。

複数の人が集まっているとはいえ

それは「チーム」になっているか?

単なる「集団」のままではないか?

人はどんなチームで成長するのか。

これまで様々な店舗という名のチームに

所属して、常に仲間が近くにいた。

もっとみる
本の棚 #116 『聞く力』

本の棚 #116 『聞く力』

『聞く力』
心をひらく35のヒント
阿川佐和子

最近、人の話を聞いているだろうか?

線のないイヤホンをつけて

音楽やYou Tubeの音ばかり

聞いてはいないだろうか?

ぼくはというと…

人間の発する生の声よりも

スマホから出てくる音を聞いている量のほうが

多いように思う。

そして、それが当たり前になっている。

スマホの音たちに関しては

「聞こう」と意識してい

もっとみる
本の棚 #115 『さよならインターネット』

本の棚 #115 『さよならインターネット』

『さよならインターネット』
まもなく消えるその「輪郭」について
家入一真

「インターネットに接続している」

そんな感覚はあるだろうか?

スマホの普及により常時ネットにつながっている

いや、つながれてしまっている、とでも言おうか。

そしてその感覚は、もはや無いに等しい。

著書ではここに至るまでの日本における

「インターネットの歴史」から始まる。

インターネットの世界は

もっとみる
本の棚 #114 『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』

本の棚 #114 『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』

『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』
山井太

先日の「屋久島の旅」のなかで

ふと芽生えた感覚がある。

「子どもたちにも体験させたい」

ぼく自身はかなりの田舎出身だから

海にいったり、川で遊んだり

山にきのこやいちごを採りに行くのは

ある意味「日常」であった。

でも今住んでいる横浜では

そこまで自然と関わることが少ない。

自分が楽し

もっとみる
店長あるあるなあなあ日記〜悲観と楽観のあいだ〜

店長あるあるなあなあ日記〜悲観と楽観のあいだ〜

悲観的な反応をする人もいれば

楽観的な反応をする人もいる。

日本という国に限ってみれば

「悲観」のほうが多いような気がする。

どちらが正しいということはない。

どちらもいいところもあるし、

そうでないところもある。

であるならば「いいとこ取り」をしてみる。

思考は悲観的で、行動は楽観的。

そんなバランスがいい。

悲観的な思考は、落とし穴に落ちる確率を下げてくれる。

最悪のパタ

もっとみる
店長あるあるなあなあ日記〜得意なことで大きな車輪を回せ〜

店長あるあるなあなあ日記〜得意なことで大きな車輪を回せ〜

店長をしていると

チームの至らない点が嫌でも目につく。

できていないところを指摘して

コツコツと改善を繰り返し、

標準化、平均化を目指して

「決して悪くはない店、チーム」ができあがる。

しかし、そこには尖ったところはなく

あたりさわりない価値しか提供できない、

とも考えられないだろうか。

接客においても、あたりさわりないことは

ストレスもなく、無難な気もする。

けれどもそんな

もっとみる
本の棚 #112 『100の基本』松浦弥太郎のベーシックノート②

本の棚 #112 『100の基本』松浦弥太郎のベーシックノート②

『100の基本』松浦弥太郎のベーシックノート②COWBOOK編
松浦弥太郎

先日は松浦弥太郎さんの個人としての基本編を読んだ。

次は経営する会社組織の基本について。

個人の集合体である組織にも

守るべきルールがあることによって

秩序が生まれ、働きやすくなり

お客様にも良いサービスを提供できると

ぼくは考えています。

いろんな会社の基本やルールを知ること、

いいもの

もっとみる
店長あるあるなあなあ日記〜高く飛びたいなら〇〇〇め!〜

店長あるあるなあなあ日記〜高く飛びたいなら〇〇〇め!〜

2021年も早いものでもう折り返し。

どんな目標を設定しただろうか?

もう忘れてしまっている人もいるかもしれない。

そうやって、あれよあれよという間に1年は終わる。

まあそれはいいとして…

僕の務めている会社ではここ数ヶ月で

続々と新店舗がオープンしている。

それぞれの店長がお客様に喜んでもらおうと

必死になって駆け回る。

オープンする前は

「1年後にはこんなお店にしたい」

もっとみる
本の棚 #107 『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』

本の棚 #107 『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
堀内都喜子

北欧ね

あぁ、ムーミンね。

あれ、それくらいしか知らない。

2年連続「幸福度世界1位」なのに。

なぜ知ろうとしなかったのだろう。

幸福度が高いことは知っていたのに。

どこかで「国が違うから」と

スルーしていたのかもしれない。

しかし学ぶところはあるのではないか。

もしかするとそっちの国のほうが

もっとみる