店長あるあるなあなあ日記〜得意なことで大きな車輪を回せ〜
店長をしていると
チームの至らない点が嫌でも目につく。
できていないところを指摘して
コツコツと改善を繰り返し、
標準化、平均化を目指して
「決して悪くはない店、チーム」ができあがる。
しかし、そこには尖ったところはなく
あたりさわりない価値しか提供できない、
とも考えられないだろうか。
接客においても、あたりさわりないことは
ストレスもなく、無難な気もする。
けれどもそんなのばかりでは
なんかつまらない、と考えてしまう。
果たしてそのサービスは継続的に
お客様から、社会から、社員から
愛されるものになりえるのか。
そこに答えはないのかもしれない。
尖ったもの、出る杭を歓迎するような
そんな世の中がいい。おもしろい。
○か☓だけではない。
オールラウンダーばかりのチームなんて
そもそも存在しないから
その前提で考えるならば
「得意なことで大きな車輪を回す」
この表現を目指したい。
得意なことがバラバラであっていい、
むしろ、バラバラのほうがいい。
スラムダンクでいうところの
全員が桜木のようにリバウンドの鬼でも困る
みっちゃんのような3ポイントシューターでも困る
赤木が5人いたら…ただの動物園だ。
バスケに限らず、チームスポーツでは
それぞれが個々の「得意」を発揮して
誰かの不得意、チームの不足を補うことで
目覚ましい成果をだす。
仮にサッカーのフィールドが全員メッシでも
野球のグラウンドに大谷×9人でも
チームとして勝てるかどうかはわからない。
(大谷ならいけるかも?)
店長として
チームメンバーの得意なところと
目指す目標に対するGAPを考えて
大きな車輪をぶん回すのだ。
不得意なことをつつきあって
小さな改善を繰り返しても
小さな車輪しか回らない。
チームをどう動かすかは、店長次第!
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