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パメラの遺した永遠の庭
生きてるうちが花なのよ、生あるうちに報われたいと誰しも思うけど、叶わぬことのほうが多いんじゃないか。
虎は死して皮を留め人は死して名を残す
どこがでみたことがある…
誰もがどこかで目にしたことのあるタロットは、1909年にイギリスで出版されたウェイト=スミスタロットではないだろうか。
ウェイト=スミスタロットは、文筆家アーサー・エドワード・ウェイトの思想を、パメラ・コールマン・スミスという若
BULY 🕊サモトラケのニケ🕊
人生の中でカード、着物、香り、この3つは定期的に物欲がやって来る。
とはいえたくさんあっても使うものは決まっている。
これ以上増やしてはいけない!!と思いつつ、BULYのルーブル美術館コレクションに、こころ奪われてしまった。
フランスの著名な8人の調香師たちがルーブル美術館所蔵の8つの作品を香りで表現しているコレクション。
今回は調香師アリエノール・マスネによる「サモトラケのニケ」のボディミルク
🔴カップの2〜絆は傷を含むという言葉〜🔴
カップはタロットの世界では感情や愛情。
カップの1が純粋な愛情なら、カップの2は愛情の分かち合いの始まりだ。
カードには、カップを差し出し、受け取ろうとしている男女の姿が描かれている。
このカードをみると、NPO法人抱樸館理事長であり、東八幡キリスト教会の奥田牧師による
「絆は傷を含む」
という言葉を思い出す。
人と人とが出会い、愛や気持ちを分かち合うことは素晴らしい。
けれど、いいことばかりで
推しと共に歩めよ🟠〜恋人たちの世界〜🟠
タロットの恋人たちの札をエデンの園のアダムとイヴにしたのはウェイトのグッジョブだったと思う。
このカードが出ると、伝え方に少し気を使う。
恋人たちは恋愛成就のカードではない。
選択、迷いの世界。
その向こうにある精神的自立を求められるカードだからだ。
カードの描写では、アダムはイヴをみているが、イヴは天使を見上げている。
親に問うようにその答えを無邪気に待っている。
「わたしはこれでいいのかし
*・゜゚・永遠のネコ*・゜゚・*
夏から積読していた漱石センセイの「吾輩は猫である」をやっと読了した。
結末は知っていたので、読み終わるのが寂しく、のばしのばしにしていた。
まるでひと夏を吾輩とともに苦沙味先生の家で過ごしたかのようだ。
「呑気とも見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする。」
秋の日暮れの情景から、この名文が審判のフィナーレのラッパのごとく、吾輩の最期が語られていく。
タロットに例えるならば、
・:*🌗…彼岸花揺れて…🌒・:*
今年も彼岸入りしました。
秋分の日は23日となるようです。
あの世とこの世が交差する日ですね。
子供の頃、彼岸花はなんだか毒毒しい怖い花のイメージがありました。
大人になってみると、なかなかうつくしい花だと感じ入ります。
調べてみると別名がいろいろあり、葬式花、死人花、地獄花、これでもかというくらいおどろおどろしい名前が続くかと思えば、釈迦の降らせた花、曼珠沙華という荘厳な呼び名も。
けれど
🟡🟡🟡重陽の節句に⚪️⚪️⚪️
9月9日、重陽の節句に誰かに書いた手紙
拝啓
秋らしい気候になってきました。
お変わりなくお過ごしですか。
今年も菊の節句を迎えましたね。
重陽のいわれ、東洋の陰陽思想で奇数は陽とされますが、最大数の9が重なる日は、陽極まり陰となると考えられ、その祓いの行事が始まりだそうです。
タロットでも9のカードは共通のテーマがあります。これまでの人生を振り返る隠者、傷つきながら戦うワンド、自己満足の世
🥀薔薇は薔薇🥀オラクル・オブ・ミスティカル・モーメント🥀
青空に向かって映えるバラは清々しい。
満開になって眠たげに頭をもたげているバラも愛らしい。
そして朽ちかけて雨に打たれ、うなだれているバラのなんとうつくしいことよ。
どれもおなじ生きている尊厳じゃないか。人もおんなじだとわたしは思う。
赤く咲いても、白く咲いても薔薇は薔薇、と言ったのはベルばらのアンドレだったか。
バラは気高さや愛情を思い出す花なのかもしれない。
アートワーク:Catrin We
サクラ舞う…🌸オラクル・オブ・ミスティカル・モーメント🌸
桜も終わり、春の景色が広がっています。
子どもの頃、春はわたしにとって、とても憂鬱な季節でした。
進学、クラス替え、etc…いろんな人や場所の変化。引っ込み思案で、環境の変化がとても苦手だったわたしは、満開の大きな桜を見上げながら、不安と心細い思いでいっぱいだったことを覚えています。
この時期になると春休みでしょうか。
ティーンエイジャーのグループが快活に街中を歩いています。
でもきっと、なかに
夢みることは…🟢ドリーミング・ウェイ・タロット🟢
制作者のローマ・チェはトランスパーソナル心理学を学んでおり、その思想を織り込んだカード、と説明されている。
トランスパーソナル心理学は、心理学、東洋西洋の思想、宗教、自然科学、宇宙、あらゆるものを結びつけようとした試みであり、学問としても確立している。
しかし現在では玉石混交になっていることも否めない。
もともとは純粋な哲学や思想として生まれたものが、組織や拝金と結びつくと、まったく別の方向に向